アルテラFLEX10K30Eの開発ページ
TEST BOARDのテスト
評価用ボードが製作できましたらテストをしましょう。
A、簡単な入力、出力の仕方
1、エキスプローラなどで新たなフォルダMAX2WORK以下に1つ作ります、今回の例ではWEBとしました。
2、 MAX2を立ち上げFILE→PROJECT→NameでWEBを指定します。PROJECTネームはWEBとします。
3、 FILE→NEWでGRAPHIC EDITORを指定し回路図のベースを出します。
4、何もないところでダブルクリックしてEnter Synbolを表示してINPUTと入力、さらにダブルクリックでOUTPUTと入力。
5、この2つを接続し両方共選択したところでCTRLを押しながらドラッグアンドドロップで7個コピーします。
6、ASIGN→DeviceでDevice FamilyをFLEX10KE、DevicesをEPF10K30ETC144-1に指定しDevice
Options..で
Configuration DeviceをEPC2LC20にします。
7,コンパイルします。
8、Floorplan Editorを起動しLayout→DeviceViewにして各PINを指定します。
今回の例ではin_0からin_7を33,32,31,30,29,28,27,26のDIPSWに
out_0からout_3までを130,131,132,133のLEDに out_4からout_7を135,136,137,138のLEDに設定します。
9、 今回のボードの回路ではDIPSWはプルアップされているのでOFFで1、ONで0、LEDは0で点灯なので
DIPSWをONにすればLEDが点灯します。
10、もう一度コンパイルしてProgramerを起動しダウンロードします。その時送るファイルは *.pofになっているのを確認しましょう。
11、電源のオフ、オンでダウンロードしたデータをSRAMに送り動くようになります。
上記のテスト、単なるSWと一緒ですのですぐに飽きます^^;。
ようするにこのINPUTとOUTPUTの間に倫理回路を挿入して回路を構成します。
B,7セグメントLEDのスタティック点灯
Aのテストが終わったら同じ回路図上にLEDのスタティック点灯回路を増設してみましょう。
1、7SEGのデコーダーと言ったら7447、74247が有名なのでこれを使用することにして
Enter Symbolで C:\MAXplus2\max2lib\mfの中にある74247を選択します。
2、表示が変わらないのはつまらないので同じフォルダにある4countも出しておきます。
3、INPUTとしてクロック用に1本、OUTPUTとして7SEG用に7本、VCCとGNDも1個ずつ出して図のように配線します。
INPUTの名前をin_CLK,OUTPUTの名前をout_a〜out_gと変更します。
4、一度コンパイルします。
5、FloorPlanEditorでin_CLKを7番ピン、out_a〜out_fまでを83〜78番ピンにout_gを73番ピンに指定。
6、再度コンパイル、ダウンロードで終了です。
C,ダイナミック点灯にチャレンジ
スタティック点灯に成功したら次は当然ダイナミックと来ます、ここから先私はVHDL+回路図入力でやりました。
MAXなどのツールの醍醐味はここからだと私は思います。つまりVHDLで記述、回路図記述を混在して回路を構成できるところです。
簡単でわかりやすいのは回路図、複雑そうな奴はVHDL記述→シンボルに変換それらシンボルを上位階層で回路図入力で接続します。私は・・
ただMAXはVHDLが許可されてないので、倫理合成ツール、レオナルドスペクトラムで倫理合成してEIDFファイルとして出力、つまりレオナルド君
の使い方もマスターしなければなりません。
ここから先はまた後日UPします。