マッチング


高周波回路に於いてインピーダンスの存在は先に説明したとおりです

高周波に於ける回路間の信号の伝達効率は電力で考える必要が有ります

回路間が遠い場合高周波ケーブルでその間をつなぎますがケーブルにも

固有のインピーダンスが存在しつなぐ部分ではインピーダンスを合わせる

必要が有ります

インピーダンスの違う物同士を合わせる事をマッチング(整合)と言います


整合の方法は下記の様な方法が有ります

1.抵抗で合わせ込む          ロスが多い

2.LCの組み合わせで合わせ込む  比較的峡帯域

3.トランスや伝送路で合わせ込む  比較的広帯域


高周波回路のインピーダンス測定やマッチング調整を行なうには

ネットワークアナライザーを使用します

その中でもスミスチャートを中心にマッチング調整を行ないますので

その当りのマスターが必要と成ります



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