高周波回路設計参考資料 マスキシステム(有)
インピーダンス
高周波回路に於いて インピーダンスは非常に大切です
回路の入力部分、出力部分など必ず 純抵抗分+L成分 又は +C成分が有ります
表現の仕方も色々有りますが 一般的には Sパラメータで表すことが殆どです
Sパラメータの測定は ネットワークアナライザーにより 簡単に行なえます
Sパラメータの表現
S11 : ネットワークの入力側インピーダンス
S21 : 入力側から出力側への通過特性
S12 : 出力側から入力側への通過特性
S22 : ネットワークの出力側インピーダンス
* 計算が割り算なのでこんな表現をします
S21 ――> b2/a1 b2出力レベル a1入力レベル 結果 GAIN 又は LOSS
インピーダンスは 加えた信号の反射で測定します
S11 : b1/a1
S22 : b2/a2
入力 又は出力側の正規化インピーダンスに対する整合率を表す場合は SWRと呼びます
詳しくは マッチングのページ参照