紛争地から生まれた演劇シリーズ3 動乱と演劇

国際演劇協会(ITI 日本センター)は、毎年、世界各国の演劇の一年間の動向をまとめた「国際演劇年鑑」を発行していますが、 その一環として、一昨年から「紛争地域から生まれた演劇」を特集企画に、第1回(2009年)は「バルカン半島」、第2回(2010年)は、 「中東・トルコ」を対象にリ-ディングやレクチャー、シンポジウムを開催しました。今年度は、昨年までの流れを継承しながら、 特定の地域を取り上げるのではなく、時代と体制が引き起こす社会の軋轢やそれが個人に与える過酷な現実を扱った作品を取り上げます。

『ボイラーマンの妻』/中国

原題:鍋炉工的妻子 作:莫言 翻訳:菱沼彬晁
演出:青井陽治 出演:北川能功、尾川詩帆、池田泰基、山本達也
ピアノ演奏:川崎龍

文化大革命の中で引き裂かれた男女の愛憎劇。莫言は『紅いコーリャン』(張芸謀監督)の原作者としても知られている。1955 年生まれ。

『罠』/カメルーン

原題:La Trappe 作:クワン・タワ 翻訳:佐藤康
演出:小川絵梨子
出演:斉藤直樹、高橋卓爾、保科由里子

アフリカの架空の国を舞台に、政治的混迷の中で家族や故郷を失い辛酸を味わった人々の再出発をテーマとした劇。作家は1974年生まれ。

『ナパジ・ナパジ』/オーストラリア

原題:Ngapartji Ngapartji
作:トレヴァー・ジェイミソン スコット・ランキン 翻訳: 佐和田敬司
演出:和田喜夫 出演:高田恵篤、土井通肇、明樹由佳、伊藤総

1950年代にオーストラリアの砂漠で行われたイギリスの核実験で被爆した先住民のファミリーヒストリー。トレヴァー・ジェイミソンは1975 年生まれ。

協力 黒テント/制作協力 国際舞台芸術交流センター(PARC)/技術協力 レイヨンヴェール/プロデュース 林英樹
制作統括 曽田修司/制作 樫村千佳/チラシデザイン 中澤佑介
「紛争地域から生まれた演劇」企画委員会 小田切ようこ、七字英輔、曽田修司、林英樹、宗重博之

リーディングタイムテーブル

  12月2日(金) 12月3日(土) 12月4日(日)
14:00 『ボイラーマンの妻』 『罠』
15:00 シンポジウム1
「文化大革命と中国演劇」
シンポジウム2
「アフリカ演劇の現在」
18:00 『ボイラーマンの妻』   『ナパジ・ナパジ』
19:00   『ナパジ・ナパジ』
ポストパフォーマンストーク2
 
20:00 『罠』
ポストパフォーマンストーク1
   

* 開場は15分前です。
* 12月2日(金)20:00、3日(土)19:00の回の上演後、ポストパフォーマンストークがあります。
ポストパフォーマンストーク1 12月2日『罠』上演後  クワン・タワ、小川絵梨子、司会 七字英輔
ポストパフォーマンストーク2 12月3日『ナパジ・ナパジ』上演後  佐和田敬司、和田喜夫、司会 七字英輔

シンポジウム / テーマ「体制と人間」

シンポジウム1「文化大革命と中国演劇」
菱沼彬晁、飯塚容、青井陽治、司会:七字英輔

シンポジウム2「アフリカ演劇の現在」
クワン・タワ、鴻英良、佐藤康、司会:七字英輔

●料金

各回1,500円
※ITI会員は1,000円、シンポジウムのみの参加は500円


●チケット申し込み

氏名、日時、枚数、作品名、連絡先等を明記して下さい。
また、FAX でも結構です。
E-mail:iti-doran@myad.jp
Tel:03-3478-2189 / Fax:03-3478-7218


●お問合せ

(社)国際演劇協会
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 国立能楽堂内
Tel:03-3478-2189
Url:www.green.dti.ne.jp/~iti

会期中のお問い合わせはこちらまで
Tel:080-3012-6204

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