飯田線・新旧駅舎対照6【温田〜川路】 最終更新日:2005/07/26

魅力発見・飯田線

温田駅舎

【撮影:1983/09/05】

温田駅舎

【撮影:2005/05/04】

▲温田駅・国鉄時代/現在
●建築年不明/2003(平成15)年6月農協に貸与

 長年変化が感じられない温田駅でも、20年以上の歳月を経た写真を比較するとやはり同一の表情ではないことに驚かされる。1998年の無人化で人の気配がなくなった駅だが、2003年に農協が入居しており、その際に駅舎も多少改造を受けている。

田本駅待合室1984

【撮影:1983/09/05】

田本駅待合室2004

【撮影:2005/05/04】

▲田本駅・国鉄時代/現在
●建築年不明/随時改築

 旧三信鉄道区間では標準型とも言える開放型の待合室だが、JR化以降に随時改築の手が加えられ明るい待合室となっている。この間ホームもかさ上げされ、点字ブロックも設置された。周囲にも落石避けの柵が設置されるなど大きく変化している。

旧門島駅舎

【撮影:1983/09】

門島駅待合室

【撮影:2001/10/20】

▲門島駅・旧駅舎/新待合室
●1932(昭和7)年建築/1997(平成9)年解体・新築

 三信鉄道最初の開通区間として「天竜峡〜門島」間が敷設された際に建設された駅舎。木造駅舎として極めてまとまりの良い姿を残していたが、老朽化のため惜しまれながらも解体され、待合室はホーム上のもののみとされた。

・[▼駅舎図鑑]に旧・駅舎外観図を掲載

天竜峡駅改築前

【撮影:1987/03】

天竜峡駅改築後

【撮影:2004/08/01】

▲天竜峡駅・改築前/改築後
●1927(昭和2)年建築/1990(平成2)年改築

 伊那電気鉄道が辰野から終点の天竜峡まで全通するのに従い、観光駅を意識した洋風の駅舎が建てられた。新築以来たびたび姿を変えてきたが、この写真の時代は登場時の輪郭を残しながらも、簡素化された造りとなっている。

 平成2年の「名勝天竜峡温泉」発掘を機に全面的な改修が行われている。

・[▼駅舎図鑑]に現・駅舎外観図を掲載

川路駅旧駅舎

【撮影:1983/09】

川路駅新待合室

【撮影:2004/08/01】

▲川路駅・旧駅舎/新待合室
●1927(昭和2)年建築/2001(平成13)年解体

 伊那電開業時の駅舎が使われていたが、昭和36年の「三六災害」と呼ばれる大水害で屋根まで水没した実績を持つ。周辺が居住禁止区域に指定され民家が減りつつある中、最後までこの地に残された唯一の被災建造物であった。

 治水事業による土盛りで飯田線も線路付替を迫られ、平成13年に新線への代替駅建設と引き替えに旧線ともども廃止された。

 写真は「五八災害」直前の姿で、この後すべての駅務室の窓が板で塞がれることになった。

・[▼駅舎図鑑]に旧・駅舎外観図を掲載


●次は 飯田線・旧駅舎写真館7 です●

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