飯田線各駅停車【伊那松島駅】 最終更新日:2005/07/01

魅力発見・飯田線

89.伊那松島
   いなまつしま Ina-matsushima

○長野県 上伊那郡 箕輪町 中箕輪
●1923(大正12)年3月16日開設
●豊橋起点:187.1 km
●標高:680 m

伊那松島駅写真

●日中駅員配置駅

●交換駅(相対式2面2線)

●便所:改札内

●駅売店:なし

【のりかえ】
箕輪町循環「みのちゃんバス」
(ながたの湯方面ほか各方面)
※土日祝日・年末年始運休

木ノ下▲

いなまつしま

▼沢

■駅の概要 〜箕輪町の玄関口〜

 飯田線天竜峡以北の前身、伊那電車軌道(のちの伊那電気鉄道)の手によって初めて開業された区間が辰野(西町)〜伊那松島間で、1909(明治42)年12月28日の事でした。 路線の大部分が当時の三州街道上に敷かれるなど文字通りの路面電車で、8.5 kmの区間を40分かけて結んでいました。

 ここ松島には車両工場(伊那電松島工場)が置かれ、車両の製造や修繕が行なわれていましたが、1943(昭和18)年8月1日の国有化で伊那松島機関区となり、長らく機関車や旧型国電などの車両配置がありました。

 車両新性能化が終了した1983(昭和58)年7月には検修合理化のため車両配置は豊橋区に移管、 1989(平成元)年3月11日より伊那松島運輸区となり現在に至りますが、1996(平成8)年夏の飯田線貨物列車全廃以降は専ら電車の留置線となり、機関車が出入りすることは稀になりました。近年まで年に数回、JR東海管内各地から人気車両を回送し、運輸区内で車両撮影会などのイベントが開催されていましたが、 2002(平成14)年3月24日を最後に終了しております。

 駅は箕輪町の玄関口として絶えず改修工事を繰り返しており、現在ではトンガリ屋根を持つペンション風の駅舎に生まれ変わっています。また箕輪町内の国道沿いの街並みも拡幅を兼ねて一新され、町のイメージを大きく変えています。

 2000(平成12)年夏には、3番線の線路が撤去され、2番線まで使用の駅となりました。また2001(平成13)年3月より、夜間無人化されています。

■伊那松島駅窓口営業時間:7時20分〜18時50分
うち窓口閉鎖時間:9時30分〜9時40分・10時15分〜10時25分・12時20分〜13時10分・13時30分〜13時55分・14時55分〜15時20分・17時05分〜17時20分(駅掲示より・02/11/03確認)

【駅写真撮影:2003/10/04】 

■駅の歴史

・1909(明治42)年12月28日、伊那電車軌道辰野(後の西町)〜松島間(8.5 km)開通時に終着駅「松島」として開設
 駅構内に伊那電車軌道「松島工場」設置
・1923(大正12)年3月16日、辰野〜伊那松島間鉄道線付替時に改めて鉄道線「伊那松島」駅として開設
・1943(昭和18)年8月1日、飯田線国有化時に「伊那松島機関区」に改組
・1983(昭和58)年7月、伊那松島機関区より車両配置消滅
・1989(平成元)年3月11日、「伊那松島運輸区」設立
・2000(平成12)年、3番線線路撤去
・2001(平成13)年3月、駅夜間無人化

■駅施設概要

 伊那松島駅ホームは2面2線の相対式で、駅舎に面した下り1番線と上り2番線ホームが辰野方の構内踏切で結ばれています。2番線ホーム上には小柄な待合室も設置されています。一部上り列車は下り列車と同様、駅舎に面した1番線にも発着します。

 かつては2番線ホームの反対側に3番線がありましたが、2000(平成12)年夏には撤去されてしまいました。駅北方には伊那松島運輸区があり、列車の検査・洗浄や留置に使われています。

▲駄科駅旧駅舎(扛上工事前)
【1987/05/03撮影】

●伊那松島運輸区

 その前身は伊那電車軌道時代に開設された「松島工場」で、車輌基地としての役割のほか車輌の製造までがこの地で行なわれていました。

 国鉄時代に「伊那松島機関区」となり、飯田線北部の車輌基地として電車や貨物用機関車が配置され、運行の拠点となっていました。

 しかし国鉄末期の1983(昭和58)年7月には車両配置を豊橋機関区へ移管し、車両配置がなくなります。以後駒ヶ根車掌区と統合する形で「伊那松島運輸区」となり、とりわけ1994(平成6)年からは恒例行事として運輸区構内の撮影会を実施し好評を博しますが、2002(平成14)年の3月24日を最後に終了しています。

▲伊那松島運輸区での撮影会
【1999/05/02撮影】

■駅周辺概要

●箕輪町郷土博物館
【伊那松島駅より徒歩約10分】

 昭和49年に開館した町立の博物館で、箕輪町にまつわる郷土史料やや、彫刻・版画など美術資料などを収めています。また博物館前には、飯田線で貨物列車を牽引して活躍したED19形電気機関車が展示されています。

定休日:月曜日・祝日・年末年始
入場料:大人100円、小人50円
開館時間:9:00〜16:30

 

▲郷土博物館前のED19形電気機関車
【2000/05/07撮影】

●信州伊那梅苑
【伊那松島駅より車で約10分、徒歩約60分】

 2万坪を超える広大な敷地に何種類もの梅をはじめ、しだれ桃・れんぎょう・山桜などの花木が多数植えられ、梅の季節に限らずたくさんの花を味わうことのできる庭園です。園内では梅などの果実を使った土産物も販売されています。

入場料:大人500円、小人250円
開館時間:9:00〜17:00

▲信州伊那梅苑
【2000/05/07撮影】

■その他の情報

【当サイト内ページ】

■伊那松島駅舎外観:[▼飯田線駅舎図鑑・伊那松島駅舎
■伊那松島区撮影会の模様:[▼第40回伊那松島運輸区撮影会  

 

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●次は 沢駅 です●

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