飯田線各駅停車【木ノ下駅】 最終更新日:2005/07/01

魅力発見・飯田線

88.木ノ下
   きのした Kinoshita

○長野県 上伊那郡 箕輪町 中箕輪
●1923(大正12)年12月1日開設
●豊橋起点:185.6 km
●標高:676 m

木ノ下駅写真

●無人駅

●単線駅

●便所:構内

●駅売店:なし

北殿▲

きのした

▼伊那松島

■駅の概要 〜箕輪南宮神社の最寄り駅〜

 1909(明治42)年12月28日に辰野(西町)〜伊那松島間を開通させた伊那電車軌道は、次なる延長区間として1910(明治43)年12月6日に伊那松島〜木ノ下間を着工、翌1911年2月21日から営業を開始しました。

 木ノ下以南の開通は1911(明治44)年11月3日で、この時北殿との間に北殿寄りから「塩ノ井(しおのい)」・「久保(くぼ)」の2駅が設けられましたが、1923(大正12)年12月1日の鉄道化改修で廃止され、木ノ下の開設日も改められています。

 駅は1972(昭和47)年4月に業務委託され、さらに国鉄民営化の1987(昭和62)年4月1日に無人化、また1997(平成9)年1月31日には現在のコンクリート造りの待合室が完成し、以前からの木造駅舎が解体されています。箕輪工業高校の最寄り駅であるため通学生の利用が多い駅です。

 駅前より見る事のできる荘厳なケヤキの大木群は、1445年創建といわれる箕輪南宮神社の御神木で、創建時の植樹だとすると樹齢550年以上ということになります。

【駅写真撮影:1998/08/20】 

■駅の歴史

・1911(明治44)年2月21日、伊那電車軌道伊那松島〜木ノ下間(軌道線)開通時に終着駅「木ノ下」として開設
・1911(明治44)年11月3日、伊那電車軌道木ノ下〜御園(現在廃止、田畑〜伊那北間)間延伸開通
・1923(大正12)年12月1日、伊那松島〜伊那町間を軌道線から鉄道線として改修
・1972(昭和47)年4月、駅業務委託化
・1987(昭和62)年4月1日、駅無人化
・1997(平成9)年1月31日、現在の待合室に改築

■駅施設概要

 ホームは単線(下り列車より見て左方向)で、駅出入口は中央やや辰野方(階段およびスロープ)です。ホームに面して駅入口を兼ねたコンクリート造のあずま屋状の待合室およびトイレが設置されています。

 1997(平成9)年1月の新待合室完成当初はコンクリート打放しの外観でしたが、同年6月には壁面を白ペンキで塗られています。

木ノ下駅旧駅舎(白塗装前)

▲木ノ下駅旧駅舎(白塗装前)
【1985/07/24撮影】

木ノ下駅現待合室(白塗装前)

▲木ノ下駅現待合室(白塗装前)
【1997/06/08撮影】

木ノ下駅旧駅舎(白塗装後)

▲木ノ下駅旧駅舎(白塗装後)
【1994/08/28撮影】

■駅周辺概要

●箕輪南宮神社

 箕輪南宮神社は1445(文安2)年、箕輪城主の箕輪左衛門尉義雄が一の宮からこの地に遷宮したものと言われています。

 社叢のケヤキはこの遷宮の際にご神木として植えられたものが成長した結果、今日のような鬱蒼とした大木になったものと考えられ、神社の遠方からもその荘厳な姿を見ることができます。最大のケヤキの木は目通り7m余もあり、この社叢全体が箕輪町の有形文化財(天然記念物)に指定されています。

 本殿は1797(寛政9)年に建てられたもので、こちらも箕輪町の有形文化財(建造物)に指定されています。

 

箕輪南宮神社の大ケヤキ

▲箕輪南宮神社の大ケヤキ
【1994/08/28撮影】

■その他の情報

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■木ノ下駅旧駅舎外観:
▼飯田線駅舎図鑑・木ノ下旧駅舎 

早朝の木ノ下駅

▲早朝の木ノ下駅
【1998/08/20撮影】

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●次は 伊那松島駅 です●

▲出口

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