飯田線各駅停車【北殿駅】 最終更新日:2005/07/01

魅力発見・飯田線

87.北殿
   きたとの Kitatono

○長野県 上伊那郡 南箕輪村
●1923(大正12)年12月1日開設
●豊橋起点:183.2 km
●標高:661 m

北殿駅写真

●無人駅

●交換駅(相対式2面2線)

●便所:駅前

●駅売店:なし

【のりかえ】
南箕輪村営「まっくんバス」
(大泉・大芝の湯・大学前方面)
※土日祝日・年末年始運休

田畑▲

きたとの

▼木ノ下

■駅の概要 〜南箕輪村の玄関口〜

 田畑駅と同様、1911(明治44)年11月3日に伊那電車軌道御園開通の際に設けられた駅を前身としています。北殿とはかつての殿村が南北に分かれてできた地名で、軌道時代は田畑との間に「南殿(みなみどの)」駅も存在していました。1923(大正12)年12月1日に軌道線を鉄道線へと改められた際に南殿などいくつかの停留所が廃止されています。駅として鉄道線にも存置された北殿は、1956(昭和31)年12月15日に「きたどの」から「きたとの」に呼称変更しています。

 1971(昭和46)年6月には構内に大明化学専用線が敷かれ、1985(昭和60)年2月1日に廃止されるまで貨物の取り扱いをしていました。1985(昭和60)年4月1日に無人化されましたが、暫定的に日中のみ職員が派遣され乗車券を販売していた時期もありました。

 さて北殿と聞いて忘れられないのは、JR化後の1989(平成元)年4月13日夕刻に起きた北殿駅列車衝突事故です。列車待機中の下り線に上り列車が進入して正面衝突を起こし、通学生を中心に百名以上の負傷者が発生する惨事になりました。再びこのような事故が発生することのないように願いたいものです。

 伊那電以来の木造駅舎が長らく使われていましたが、1998(平成10)年末に旧駅舎の解体が始まり、翌1999(平成11)年2月末には鉄筋コンクリート平屋建ての待合室が新築されました。中央部が吹き抜けで、南箕輪村の象徴であるアカマツが植えられています。駅舎解体と同時に2番線側のホーム待合室も解体され、自転車置き場を思わせるような簡易な上屋に建て替えられました。また便所も駅舎解体時に撤去されたため、村の費用負担で新築のものが建てられました。

【駅写真撮影:1999/04/04】 

■駅の歴史

・1911(明治44)年11月3日、伊那電車軌道木ノ下〜御園(現在廃止、田畑〜伊那北間)間(軌道線)開通時に途中駅「北殿」として開設
・1923(大正12)年12月1日、伊那松島〜伊那町間を軌道線から鉄道線として改修
・1956(昭和31)年12月15日、駅名呼称を「きたどの」から「きたとの」へ変更
・1971(昭和46)年6月、大明化学専用線使用開始
・1985(昭和60)年2月1日、大明化学専用線取扱廃止
・1985(昭和60)年4月1日、駅無人化
・1989(平成元)年4月13日、北殿駅列車正面衝突事故発生
・1999(平成11)年2月、新待合室完成

■駅施設概要

 北殿駅ホームは2面2線の相対式で、両者は豊橋方の構内踏切で結ばれています。下り方の1番線(下り列車より見て左方向)には鉄骨造の待合室が、その反対側の2番線ホーム上には簡易な上屋があります。待合室の中央は吹き抜けになっており、アカマツが突き抜けています。

 かつては駅前の大明化学に向かって引込線がありましたが、1985(昭和60)年2月に専用線貨物の取扱が廃止され、撤去されました。また駅員配置時代からの木造駅舎も新待合室建設に先立って1998(平成10)年末に解体が開始されました。

北殿駅旧駅舎

▲北殿駅旧駅舎
【1996/09/10撮影】

北殿駅新待合室建設中

▲北殿駅新待合室建設中
【1999/01/19撮影】

■駅周辺概要

●準備中 

 

■その他の情報

【当サイト内ページ】

■北殿駅旧駅舎外観:[▼飯田線駅舎図鑑・北殿旧駅舎 

 

▲旧駅舎とひまわり
【1996/09/10撮影】

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