飯田線各駅停車【沢渡駅】 最終更新日:2006/09/21

魅力発見・飯田線

82.沢渡
   さわんど Sawando

○長野県 伊那市 西春近 沢渡
●1913(大正2)年12月27日開設
●豊橋起点:173.4 km
●標高:614 m

沢渡駅写真

●日中業務委託駅

●交換駅(相対式)

●便所:改札内

●駅売店:なし

※伊那バス伊那本線は、現在この地域では運行されていません。

赤木▲

さわんど

▼下島

■駅の概要 〜急勾配の駅〜

 沢渡は難読駅名の一つといえ、伊那西(旧伊那女子)高校の最寄り駅として朝夕は女学生で賑わいを見せ、待合室も手狭なため駅舎の正面側に増築されています。一般貨物取り扱いが1971(昭和46)年12月に廃止、専用貨物も1996(平成8)年3月に廃止されています。1998(平成10)年3月に業務委託化されました。

 かつては桜の老木が2本、駅舎の基礎の一部に食い込む形に生い茂り、待合室を覆っていましたが1994(平成6)年頃に伐採されてしまい、切り株にのみその名残りをとどめます。

 沢渡から赤木にかけての区間には、飯田線の最急勾配である40‰(パーミル)の急勾配が存在します。かつてJR線で一番の急勾配区間であった信越本線の碓氷峠(66.7‰)が廃止された現在では、この勾配がJR線の最急勾配となってしまいました。

【駅写真撮影:2001/07/29】 

■駅の歴史

・1913(大正2)年12月27日、伊那電気鉄道伊那町(現伊那市)〜宮田間開通時に途中駅「沢渡」として開設
・1971(昭和46)年12月、一般貨物取扱廃止
・1996(平成8)年3月、専用貨物取扱廃止
・1998(平成10)年3月、駅業務委託化

■駅施設概要

 ホームは2面2線の相対式で、駅舎に面した下り1番線と上り2番線が、辰野方の構内踏切で結ばれています。トイレは駅舎隣接の下り1番線構内踏切付近(改札内)にあり、上り2番ホーム上にも鉄骨造で扉付の待合室があります。

 かつては駅構内からセメント類などの専用貨物線が伸びていましたが、貨物取扱の廃止により引込線も役目を終え、線路も一部撤去されています。

■駅周辺概要

●JR線内最急の40パーミル勾配

 沢渡駅のやや赤木寄りに飯田線の最急勾配である40‰(パーミル)の急勾配があります。40‰とは1000m進む事で40m上昇或いは下降する角度を持つ勾配を指し、JR線内では極めて急な勾配といえます。

 新幹線の長野開通により廃止となった、かつてのJR線一番の急勾配区間である信越本線の碓氷峠が66.7‰で、機関車の補助が必要だった事を考えると、短区間とは言えこの沢渡の40‰は、水田の中というロケーションも含めて異質な例であります。信じられませんが現在ではこの勾配がJR線一番の急勾配となってしまったようです。

 

JR線内最急の40パーミル勾配

▲JR線内最急の40パーミル勾配
【2003/10/05撮影】

■その他の情報

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■沢渡駅舎外観:
▼飯田線駅舎図鑑・沢渡駅舎 

沢渡駅にて

▲沢渡駅にて
【2006/05/04撮影】

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●次は 下島駅 です●

▲出口

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