飯田線各駅停車【伊那田島駅】 最終更新日:2006/09/21

魅力発見・飯田線

70.伊那田島
   いなたじま Ina-tajima

○長野県 上伊那郡 中川村 片桐
●1920(大正9)年11月22日開設
●豊橋起点:148.2 km
●標高:635 m

伊那田島駅写真

●無人駅

●単線駅

●便所:構内

●駅売店:なし

【のりかえ】
●中川村内巡回バス:(平日夕刻のみ運転)
・巡回南回り線(田島・チャオ・大草方面)

上片桐▲

いなたじま

▼高遠原

■駅の概要 〜果樹園の広がる高原の駅〜

 上片桐を出た電車はなお上り勾配が続き、段丘上の高原地帯へと風景は変化して行きます。ここ伊那田島の周辺は1978(昭和53)年から1982(昭和57年)にかけてに大規模な土地改良工事が施され、駅の裏手は区画の整った果樹園(西原フルーツパーク)となっており、ここも春にはリンゴや梨の花が咲き誇り見事です。

 駅の南側には一面の桑畑が造成されましたが、1994(平成6)年になって果樹に転作されました。かつて伊那谷の基幹産業であった製糸が衰退し養蚕も行われなくなり、桑畑がより収益の高い梨やリンゴ等の果樹に転作されていくのは伊那谷全体の傾向で、20年ほど前には沿線各地の車窓から見られた桑畑はほとんどなくなってしまいました。

 建設時の反対運動により、鉄道の通らなかった田島の町は段丘のはるか下にあり、駅の利用者を見かける事もまれでしたが、1994(平成6)年に駅前に家屋が新築されています。1971(昭和46)年12月1日の「飯田線営業体制近代化」までは業務委託駅でしたが、現在では無人駅です。駅前の踏切を「農耕車両優先」と書かれた農道が貫いています。

【駅写真撮影:1996/05/03】 

■駅の歴史

・1920(大正9)年11月22日、伊那電気鉄道高遠原〜上片桐間開通時に途中駅「伊那田島」として開設
・1971(昭和46)年12月1日、駅業務委託化廃止により無人化

■駅施設概要

 ホームは単線(下り列車より見て左方向)で、駅出入口は豊橋方(階段)です。ホームに面して鉄骨造コンクリートブロック積みの扉付待合室および便所が設置されています。

 ホームの途中から辰野方に向けて保線用車輌の使用する引込線があり、時折マルチプルタイタンパーなどの保線車輌が停車していることがあります。

伊那田島駅構内

▲伊那田島駅構内
【2003/10/05撮影】

■駅周辺概要

●GOKOアグリファクトリー

 伊那田島駅より下り電車に乗って右側車窓を見ていますと、広大な敷地に大きな温室、そして「GOKOアグリファクトリ」と書かれた看板が見えてきます。

 ここはカメラメーカーであるGOKOが2002(平成14)年に完成させた野菜生産工場で、24時間体制のコンピュータによる温度・湿度管理のもと、トマトなどの栽培が行われています。

 ここで栽培された食物は[▼GOKOアグリファクトリ]のページで通信販売も行っています。

 

GOKOアグリファクトリー

▲GOKOアグリファクトリー
【2003/10/05撮影】

■その他の情報

●準備中

 

伊那田島駅前の光景

▲伊那田島駅前の光景
【2006/05/04撮影】

▲最上段へ


●次は 高遠原駅 です●

▲出口

▼各駅停車目次

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▼順路[高遠原]