飯田線各駅停車【伊那大島駅】 最終更新日:2006/09/21

魅力発見・飯田線

68.伊那大島
   いなおおしま Ina-oshima

○長野県 下伊那郡 松川町 元大島
●1922(大正11)年7月13日開設
●豊橋起点:143.1 km
●標高:519 m

伊那大島駅写真

●日中業務委託駅

●交換駅(相対式2面2線)

●便所:改札内

●駅売店:駅舎内

【のりかえ】 ※大鹿線の1往復を除き全線休日運休
伊那バス
・大鹿線(落合・鹿塩・大河原方面)
・部奈線(部奈方面)
・生田線(福与・上峠方面)
・南向線(大草方面)
・三伏線(鹿塩・塩川方面)※夏期運行の臨時便
●中川村内巡回バス:(平日のみ運転)
・巡回南回り線(田沢・チャオ・中川村役場/葛島方面)

山吹▲

いなおおしま

▼上片桐

■駅の概要 〜松川町の玄関口・南アルプス登山口〜

 伊那大島駅は松川町役場の付近に位置し、松川町の玄関口であるほか大鹿村など秋葉街道沿いの集落へ向かうバスの発着駅でもあり、飯田線内における南アルプスの登山口の一つにもなっております。また松川町は二十世紀梨をはじめとする果実の一大産地としても知られ、駅も1971(昭和46)年12月に貨物扱いが廃止される迄は梨の運びだしで賑わっていた頃もありました。

 駅は段丘の中腹にあり、周囲の地形も起伏に富んでおります。とりわけ駅前は崖のそびえる圧迫感のある光景でしたが、平成になって道路の拡幅も兼ね、造成地のような明るい表情に生まれ変わりました。駅の裏側へは自動車道のほかに歩行者専用の地下道も設けられています。ホームの裏手には桜の木が植えられており、駅の名物にもなっています。

  駅は1988(昭和63)年11月1日に夜間無人化されましたが、1994(平成6)年になって駅舎の一角が改築されて売店となり、出札業務と兼業する形になりました。売店として独立した店鋪が成り立たない場所での駅務との兼業は、駅の活性化と言う観点からも歓迎すべき傾向と言えます。

【駅写真撮影:2002/08/25】 

■駅の歴史

・1922(大正11)年7月13日、伊那電気鉄道上片桐〜伊那大島間開通時に終着駅「伊那大島」として開設
・1923(大正12)年1月15日、伊那電気鉄道伊那大島〜山吹間延伸開通
・1986(昭和61)年11月1日、駅無人化
・1998(平成10)年12月、旧駅舎解体開始
・1999(平成11)年2月、現待合室完成

■駅施設概要

 ホームは2面2線の相対式で、駅舎に面した下り1番線と上り2番線が、豊橋方の構内踏切で結ばれています。トイレは駅舎隣接の1番線上(改札内)にあります。キヨスクは閉店しましたが、代わりに駅舎内の一部を売店として改装し、駅務と兼業する形で営業しています。

 上り2番線ホーム上には木造の扉付待合室があります。ホーム裏手には桜の木が植えられています。

 駅の辰野寄りには電留線があり、夜間の下り伊那大島止まりの電車を滞泊させ、翌朝の当駅発下り列車として運行しています。

伊那大島駅改築前

▲伊那大島駅舎(改築前)
【1986/02撮影】

■駅周辺概要

●線路上を横断する水路

 山吹から伊那大島へと向かう途中、飯田線は短いトンネルのようなものを2つくぐります。実際はこの2つはトンネルではなく、切り通し上に水路を通すために築かれたものですが、石積みの外観には貫禄がありその歴史が忍ばれます。

線路上を横断する水路

▲線路上を横断する水路
【2003/10/05撮影】

■その他の情報

【当サイト内ページ】

■伊那大島駅舎外観:
▼飯田線駅舎図鑑・伊那大島駅舎

 

線路脇の花

▲線路脇の花
【2006/05/04撮影】

▲最上段へ


●次は 上片桐駅 です●

▲出口

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