飯田線各駅停車【下平駅】 最終更新日:2005/06/15

魅力発見・飯田線

66.下平
   しもだいら Shimodaira

○長野県 下伊那郡 高森町 山吹
●1923(大正12)年3月13日開設
●豊橋起点:139.5 km
●標高:442 m

下平駅写真

●無人駅

●単線駅

●便所:なし

●駅売店:なし

市田▲

しもだいら

▼山吹

■駅の概要 〜氾濫源に再建された駅〜

 氾濫原の水田の中を快調に飛ばしてきた電車ですが、この下平を過ぎた所から、25‰の上り勾配が始まります。ここから線路ははるか段丘の上にある七久保を目指してぐんぐんと登っていきます。それというのも、伊那電気鉄道敷設時に、本来通過するはずだった段丘下の地主に「田畑がつぶれるから」と土地の提供を断られたからに他なりません。一方の七久保で鉄道の誘致運動が起こったため、とりあえず伊那電は等高線にへばり付くような形での段丘の登り降りを強いられる結果となり、それが国有鉄道としての規格さえ外れた急曲線、急勾配の連続を生み出す事となった訳であります。

 そのためこの先伊那福岡までの区間はスピードアップもままにならず、自動車交通に対し競争力を失ってしまっているのは事実です。しかし、その産物とでも言うのか、この間の車窓風景の目まぐるしい展開は、伊那谷という土地の素晴らしさが体で感じられる地域といっても過言ではないと思われます。

 駅付近には国道沿いという地の利を活かし、1998(平成10)年になって大型ショッピングセンター「アピタ高森店」が開店しているほか、「カインズホーム」など商業施設の集積地となっており、水田地帯の一角がにわかに商業地帯へと変貌しています。

【駅写真撮影:2003/10/04】 

■駅の歴史

・1923(大正12)年3月13日、伊那電気鉄道山吹〜市田間開通時に途中駅「下平」として開設

■駅施設概要

 ホームは単線(下り列車より見て右方向)で、駅出入口は中央やや豊橋方(スロープ)です。ホームに面して鉄骨造の扉付待合室が設置されています。

 以前はホーム豊橋方の終端が駅出入口となっていましたが、スロープの設置にともないそちらが正式な出入口とされました。

 待合室に隣接して建てられていた便所は解体されました。

アピタ高森店

▲下平駅構内
【2003/10/05撮影】

■駅周辺概要

●アピタ高森店

 下平駅付近の水田地帯の中に1998(平成10)年、大型ショッピングセンター「アピタ高森店」が開店しました。

 もともとの広大な敷地を活かした低層の商業施設で、これまで大規模な商業施設のなかった下伊那北部への出店とあって新しい商圏の獲得に成功したと言われています。

アピタ高森店

▲アピタ高森店
【2003/10/04撮影】

■その他の情報

●準備中

 

▲最上段へ


●次は 山吹駅 です●

▲出口

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