飯田線各駅停車【桜町駅】 最終更新日:2004/12/26

魅力発見・飯田線

61.桜町
   さくらまち Sakuramachi

○長野県 飯田市 桜町
●1923(大正12)年8月3日開設
●豊橋起点:130.1 km
●標高:520 m

桜町駅写真

●無人駅

●単線駅

●便所:駅前

●駅売店:なし

飯田▲

さくらまち

▼伊那上郷

■駅の概要 〜桜並木に近い飯田市街地の駅〜

 飯田線桜町駅付近を南北に貫く防火道路は、南側のおよそ半分が飯田名物の「リンゴ並木」で、北側は大宮諏訪神社へと続く「桜並木」になっており、春先には電車の中からも綺麗な桜の並木を見ることができます。

 ここ桜町駅は飯田駅とともに市街地の中に位置し、駅前にもアーケードの付いた商店街が連なっていますが、こちらは無人駅とあって列車の発着時以外は閑散とした駅で、長らく駅員配置駅だったものが1971(昭和46)年12月に業務委託化、1985(昭和60)年4月1日に無人化されています。無人化後も一時期日中に職員が派遣されて乗車券の販売をしていた時期もありました。

 駅舎は飯田のところで述べた1947(昭和22)年4月20日の飯田大火で類焼し、建て直されています。もともとは茶色の外壁の古めかしい造りでしたが、1986(昭和61)年頃に新建材を使ってホームに面する一面を除く三面の外壁が張り替えられ、塗色も白に揃えられています。その際に入口の駅名標も、桜を型どったしゃれたものになっています。階段上にあった駅舎も現在ではスロープが新設され、また駅舎とホームとの間にあった段差も解消されています。

 無人化後も待合室に隣接した駅売店はしばらくの間営業を存続し、電車の入線時にしか賑わうことのない待合室に対して車を乗り付けての買物客も相次ぎ、そこそこの賑わいを見せていましたが、1996(平成8)年末に閉店しました。

【駅写真撮影:2002/11/03】 

■駅の歴史

・1923(大正12)年8月3日、伊那電気鉄道元善光寺〜飯田間開通時に途中駅「桜町」として開設
・1947(昭和22)年4月20日、飯田大火で駅施設類焼
・1971(昭和46)年12月、駅業務委託化
・1985(昭和60)年4月1日、駅無人化
・1996(平成8)年12月頃、売店閉鎖

■駅施設概要

 ホームは単線(下り列車より見て右方向)で、出口はやや豊橋方となります。ホーム上に接して駅舎がありますが、現在は無人化により待合室のみ使用されています。駅舎は周囲よりホームの高さ分高いところにあり、階段のほかスロープを使って上ることができます。

 改札外の駅舎の並びにキャッシュディスペンサーとその隣に売店がありましたが、売店は1996(平成8)年に、キャッシュディスペンサーは2004(平成16)年になくなりました。 さらに敷地の奥に便所がありますが、駅舎の古さとは対照的な、コンクリート造りの近代的な姿です。

桜町駅便所

▲桜町駅便所
【2002/11/03撮影】

桜町駅舎ホーム

▲駅ホームの側から見る。この当時は駅舎の周囲がホーム面に対して一段窪んでいたが、後にかさ上げされた。
【1996/01/15撮影】

桜町駅舎外壁

▲駅舎ホーム側の羽目板。木材を直線に製材せず、不揃いなまま壁に打ち付けてあり、手造りの味が感じられる。
【1996/01/15撮影】

桜町駅舎ホーム差し掛け

▲踏切側から見た桜町駅舎。この角度から見るととても旧国鉄の駅とは思えない、ローカル私鉄らしい風情が漂う。
【1996/01/15撮影】

桜町駅舎木組

▲上屋の木組みを下から見る。規則的に幾重にも連なる姿が美しい。
【1996/01/15撮影】

■駅周辺概要

●大宮通りの桜並木

 市街中心を南北に貫く防火道路、その中央に立つ人形時計塔「ハミング・パル」を中心に南半分が飯田名物の「リンゴ並木」、北半分が桜並木となります。

 飯田線の踏切を越えて大宮諏訪神社まで数百メートルにわたって続くその並木はすっかり観光名所として定着し、春には大勢の花見客で賑わいます。

桜町駅便所

▲桜並木
【2002/03/31撮影】

■その他の情報

●準備中

 

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●次は 伊那上郷駅 です●

▲出口

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