飯田線各駅停車【切石駅】 最終更新日:2005/05/09

魅力発見・飯田線

59.切石
   きりいし Kiriishi

○長野県 飯田市 鼎切石
●1926(大正15)年12月17日開設
●豊橋起点:127.7 km
●標高:493 m

切石駅写真

●無人駅

●単線駅

●便所:駅裏

●駅売店:なし

【駅利用上の注意】

◆当駅は急曲線上にホームが設けられているため、ホームと電車との間に大きな隙間が生じています。乗降の際は足下に充分お気をつけのうえ、またできるだけ車両中央の扉を避けてご利用ください。

鼎 ▲

きりいし

▼飯田

■駅の概要 〜急カーブの駅〜

 松川をさかのぼる形で西へ向かっていた電車が、いよいよ対岸の段丘上にある飯田の市街に向かうために北へ進路を変える途中にこの駅は存在します。

 かつては業務委託駅でしたが1971(昭和46)年2月1日に無人化され現在に至ります。 半径160mという急曲線外側にホームが設置され電車はギシギシと音を立てながら傾いて停車します。曲線上のホームの宿命として電車のドアとホームとの間隔が非常に大きく、危険防止の為にできるだけ車両中央のドアでは乗降せず、両端のドアで乗降するよう注意書きが駅にあります。 旧田切駅の半径140mという急曲線のホームが移転改築で廃止された現在では、この切石の半径160mが飯田線では最も急なホームであります。

 駅名となった「切石」は駅の北西方向にあり、俗に「義経と弁慶が切った」と言われています。このような切石伝説は伊那谷の各所にあり、駒ヶ根市内の駒ヶ根高原にも「弁慶が切った」とされる石があってその周囲は切石公園と呼ばれています。

【駅写真撮影:2005/05/05】 

■駅の歴史

・1926(大正15)年12月17日、伊那電気鉄道飯田〜伊那八幡間開通時に「切石」駅として開設
・1971(昭和46)年2月1日、駅無人化

■駅施設概要

 ホームは単線(下り列車より見て左方向)で、駅出入口は待合室のやや辰野側です。ホームに面してコンクリートブロック組の待合室が設置されています。便所は待合室の左脇の階段を下がった先に、木造の古い建物が設置されています。

ホームが大きく彎曲しているため、乗務員の安全確認上の意味もあって、カーブミラーが設置されています。

急カーブ上に止まる電車

▲急カーブ上に止まる電車
【1998/09/10撮影】

■駅周辺概要

●喜久水酒造 翠嶂館(すいしょうかん)
【切石駅より徒歩約3分】

 飯田を代表する清酒「喜久水」の製造元、喜久水酒造株式会社の松川蔵敷地内にある、いわば「喜久水のショールーム」といった施設です。

 喜久水酒造は戦時下の経済統制で飯田・下伊那地域の37の酒造会社の企業合同で誕生しました。良質な酒造好適米と仕込水に恵まれ、冬期に厳寒の地となる飯田は酒造にも最適な地と言えます。喜久水酒造では現在、この松川蔵のみで醸造が行われているとのことです。

 「翠嶂館」では、ビデオを使った製造工程の説明や日本酒をはじめ焼酎、リキュールなどの試飲、製品の購入が可能です。また季節により工場内の一部が見学可能となります。

●営業時間:9時30分〜16時30分、入館無料
●休館日:年末年始、6〜9月の日曜日など
([▼喜久水酒造のページ]よりご確認ください)

▲喜久水酒造翠嶂館 外観
【2005/05/05撮影】

▲喜久水酒造翠嶂館 内部
【2005/05/05撮影】

■その他の情報

【リンクページ】

■喜久水酒造「翠嶂館」について:
[▼喜久水酒造公式ホームページ]
【喜久水酒造株式会社のサイトです】 

▲最上段へ


●次は 飯田駅 です●

▲出口

▼各駅停車目次

▲前の駅[鼎]

▼順路[飯田]