飯田線各駅停車【鴬巣駅】 最終更新日:2005/05/19

魅力発見・飯田線

 

42.鴬巣
   うぐす Ugusu

○長野県 下伊那郡 天龍村 平岡
●1936(昭和11)年12月30日開設
●豊橋起点:91.7 km
●標高:303 m

飯田線鴬巣駅写真

●無人駅

●単線駅

●便所:なし

●駅売店:なし

伊那小沢▲

うぐす

▼平岡

■駅の概要 〜竜峡小梅の里〜

 天竜川を眼下に望む傾斜地の駅で、駅の裏がそのまま斜面となっていて川までなだれこむ様に見えますが、実際に歩くと意外と天竜川までは距離があるのが分かります。

 駅下方の道路は元は県道1号線の一部でしたが、近年になって岐阜県根尾村と長野県南信濃村を結ぶ国道418号線の一部として昇格されています。 しかし幅員も狭い上に大型ダンプの通行量が多く、見通しも悪いので歩くにも注意が必要で、地元の小学生も平岡の小学校まで電車通学をしています。付近は「竜峡小梅」と呼ばれる梅の産地として知られています。

 鶯巣〜平岡間には、飯田線が1982(昭和57)年6月13日に藤沢トンネルが開通するまでの間使用されていた旧線跡が橋脚や橋桁などと共に残っており、国道を歩いてみて改めてその地形の厳しさを感じさせられます。藤沢トンネル開通による付替によって7つのトンネルと8つの橋梁が放棄され、営業キロも0.2 km縮まりました。

 現在藤沢トンネル内は飯田線唯一のスラブ軌道採用区間で、近年の高規格ローカル鉄道を思い起こされます。

【駅写真撮影:2002/05/05】

■駅の歴史

・1936(昭和11)年12月30日、三信鉄道満島(現平岡)〜小和田間開通時に三信鉄道「鴬巣」駅として開設

■駅施設概要

 ホームは単線(下り列車より見て左方向)で、出口は豊橋方です。ホーム上には木造の待合室(扉付)が1棟あります。ホーム裏には柵がなく、天竜川を見下ろす小高い丘のようになっています。

 駅構内には便所はありません。駅前の道路を国道まで降りたところに村営バスの停留所があり、その待合室に併設されています。

つつじに包まれた鴬巣駅全景

▲つつじに包まれた鴬巣駅全景
【2002/05/05撮影】

 ●鴬巣〜平岡間線路付替跡

 鶯巣〜平岡間には、飯田線が1982(昭和57)年6月13日に藤沢トンネルが開通するまでの間使用されていた旧線跡が橋脚や橋桁などと共に残っています。

 地殻変動が著しく危険であるため、新しい藤沢トンネルを建設して付け替えたもので、国道を歩くと断崖に建設された旧線の姿をほぼ全線にわたって見ることができます。 

 詳細は[▼飯田線旧線紀行・鴬巣〜平岡]をご覧願います。

飯田線旧第一北沢橋梁

▲新旧の橋梁が並列する(旧第一北沢橋梁)
【2005/03/06撮影】

■駅周辺概要

 ●電車通学

 天龍村の小学生の通学風景。
鴬巣〜平岡間は電車でわずか1区間ですが、唯一並行する国道は自動車の通行量も多いうえカーブが多く見通しが悪いため、学童にも歩くには危険が付きまといます。この一区間、学童の声が車内に響きます。

電車通学の学童

▲電車通学の学童
【1995/02/18撮影】

■その他の情報

【当サイト内ページ】

■鶯巣〜平岡間廃線跡:飯田線写真レポート
▼飯田線旧線紀行・鴬巣〜平岡

天竜川対岸から見た鴬巣集落

▲天竜川対岸から見た鴬巣集落
【2005/03/06撮影】

▲最上段へ


●次は 平岡駅 です●

▲出口

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