飯田線各駅停車【伊那小沢駅】 最終更新日:2005/05/09

魅力発見・飯田線

41.伊那小沢
   いなこざわ Ina-kozawa

○長野県 下伊那郡 天龍村 平岡
●1936(昭和11)年12月30日開設
●豊橋起点:90.1 km
●標高:291 m

飯田線伊那小沢駅写真

●無人駅

●交換駅(相対式2面2線)

●便所:なし

●駅売店:なし

中井侍▲

いなこざわ

▼鴬巣

■駅の概要 〜コヒガンザクラの駅〜

 長野県内では最も早く咲くコヒガンザクラで知られる駅で、ホームの配置など二つ前の小和田駅に似ておりますが、周囲に人家があるなどいくらか開けた感じがあります。

 もともと貨物取扱駅でしたが、1971(昭和46)年12月1日の「飯田線営業体制近代化」で廃止され、現在ホームの跡が残っています。ホームの北側先端が川に差しかかるため、1983(昭和58)年頃まで有効長が4両分ありませんでしたが、のちに鉄骨が組まれ延伸されています。1984(昭和59)年2月24日の南部CTC化で小和田等と共に無人化されています。

 1998年(平成10)年春に上りホーム上の木造待合室が解体され、簡易な上屋に建て替えられたのち、2000(平成12)年2月には旧来の駅舎と便所が解体され、下りホーム上にも待合室が新設されました。この際撤去された駅舎跡のホームが拡幅・スロープ設置などの整備を受けています。

 1963(昭和38)年より伊那小沢の駅付近と水窪を山越えで結ぶ林道天竜川線が着工、1969(昭和44)年11月に伊那小沢側の長野県部分が完成ののち、1978(昭和53)年11月に静岡県側の水窪まで全線開通しています。駅からも望む事が出来る、天竜川に架かる雄大なコンクリートアーチ橋・水神橋は、1983(昭和58)年3月に竣工したもので、この橋の完成により林道天竜川線と、天竜川対岸を通る県道1号線が結ばれました。

 【駅舎写真撮影:2002/09/16】

■駅の歴史

・1936(昭和11)年12月30日、三信鉄道満島(現平岡)〜小和田間開通時に「伊那小沢」駅として開設
・1971(昭和46)年12月1日の「飯田線営業体制近代化」で貨物扱廃止
・1984(昭和59)年2月24日、豊橋〜飯田間CTC導入にともない駅無人化
・1998(平成10)年8月頃、2番ホーム上の木造待合室解体、簡素な上屋に建替
・2000(平成12)年2月、新待合室建設・木造旧駅舎解体

■駅施設概要

 ホームは2面2線の相対式で、下りホーム上にはコンクリート製の扉付待合室、上りホーム上にはベンチを備えた簡易な上屋があります。駅舎はすでに解体され、ホーム豊橋方のスロープと構内踏切で外の道路とつながっています。

 下りホームの裏はすぐ天竜川の流れとなっており、断崖絶壁が続きます。ホームから見て正面にコンクリート・アーチ橋の「水神橋」が見えます。

天竜川対岸から見た伊那小沢駅

▲天竜川対岸から見た伊那小沢駅
【2005/03/06撮影】

伊那小沢駅旧駅舎改築前

▲伊那小沢駅旧駅舎改築前
【1984/08/26撮影】

伊那小沢駅旧駅舎正面改築後

▲伊那小沢駅旧駅舎正面改築後
【1990/12/23撮影】

■駅周辺概要

●天龍村ニセンジ自然公園
【伊那小沢駅より徒歩約10分】

 早木戸川が天竜川と合流するあたりに設置された自然公園。パターゴルフ/マレットゴルフ場や食堂「早木戸」があります。

 「ニセンジふれあい広場」にはログハウス調の小屋が設置されていますが、これはかつて平岡駅前のバスターミナル「ふれあい広場」に設置されていたバス待合室と全く同型の建物で、その前歴が気になります。

ニセンジパター/マレットゴルフ場

▲ニセンジパター/マレットゴルフ場
【2005/03/06撮影】

出会いの里、早木戸(食堂)

▲出会いの里、早木戸(食堂)
【2005/03/06撮影】

かつてのバス待合室と同型のログハウス

▲かつてのバス待合室と同型のログハウス
【2005/03/06撮影】

■その他の情報

【当サイト内ページ】

■伊那小沢駅舎外観:
▼飯田線駅舎図鑑・伊那小沢旧駅舎

天竜川に架かる水神橋

▲天竜川に架かる水神橋
【1994/11/06撮影】

▲最上段へ


●次は 鴬巣駅 です●

▲出口

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