飯田線各駅停車【水窪駅】 最終更新日:2007/05/06

魅力発見・飯田線

 

37.水窪
   みさくぼ Misakubo

○静岡県 浜松市 天竜区 水窪町 地頭方
●1955(昭和30)年11月11日開設
●豊橋起点:74.3 km
●標高:269 m

飯田線水窪駅写真

●日中業務委託駅

●交換駅(島式1面2線)

●便所:改札内(駅舎裏側)

●駅売店:駅待合内(出札兼務)

【のりかえ】
遠州鉄道バス:北遠本線(西渡・瀬尻・船明・西鹿島方面)
水窪バス:(旧・水窪町営バス)
池島線(池島・遠木沢方面)
白倉線(山王峡・渡元方面)

※白倉線は曜日により運行経路が異なります。
※水窪バスのりばは遠州鉄道バス北遠本線「水窪町」と同位置の「小畑」停留所からです。
(駅前の坂を下り、橋を左折、国道沿い:駅より徒歩約10分)

向市場▲

みさくぼ

▼大嵐

■駅の概要 〜旧宿場町水窪の中心地〜

 水窪は遠州と信州を結ぶ旧秋葉街道(通称「塩の道」)の宿場町として古くから栄えた町で、当初は飯田線(旧三信鉄道)のルートからも外れていた訳ですが、佐久間ダム建設にともなう線路付替で、はからずも鉄道の恩恵を受けることとなりました。

 2005(平成17)年7月1日の静岡県西部12市町村の広域合併で浜松市の一部となった水窪町ですが、合併前(磐田郡水窪町)の頃は人口4500名足らずの小さな町でした。山林の面積が町内の約96%と多数を占め、残りの4%の山裾の中心街に家々がひしめいているので、非常に賑やかな印象を与えます。とりわけ水窪以北は線路脇に殆ど民家もないような山間部を走っているので、上り列車でこの町にたどり着くと久々に生活感のある所に戻ってきたという安心感を与えてくれます。とりわけ春は、駅構内も含め町内の各所に植えられた桜が咲き乱れ、車窓を賑わせます。

 町の規模の割には駅の利用者も多く、飯田線の存在感を感じさせます。かつて水窪町の観光案内には、他所から来る人を暖かく迎える町民性があると大抵書かれていましたが、それは1日か2日でも滞在すれば実感としてとらえられます。

 さて水窪といえば、1993(平成5)年6月の皇太子殿下・小和田雅子様御成婚の際に「小和田行き」の切符が買える駅としても有名になりました。電車でしか行けない秘境「小和田駅」にこの駅から飯田線に乗って往復した人も多数いたようです。

 また駅のやや北側には、かつてこの地の林業振興に役立っていた水窪森林鉄道の橋梁の跡も残されています。

※2005(平成17)年6月30日まで駅所在地は「静岡県 磐田郡 水窪町」でしたが、2005(平成17)年7月1日の静岡県西部12市町村の広域合併により浜松市、さらに2007(平成19)年4月1日の政令指定都市移行により浜松市 天竜区 水窪町となりました。

【駅写真撮影:2001/05/05】 

■駅の歴史

・1955(昭和30)年11月11日、佐久間ダム建設に伴う線路付替で国鉄「水窪」駅として開設
・1984(昭和59)年2月24日、豊橋〜飯田間CTC導入時に貨物取扱廃止
・1988(昭和63)年11月1日、夜間無人化

■駅施設概要

 ホームは島式1面2線で、中央に木造の密閉式待合室が設置されています。辰野寄りの構内踏切で木造モルタル塗りの駅舎と連絡しています。また駅構内には側線も設置されています。

 駅前広場にはささやかな駐車場と自転車置き場がありますが、街を見下ろすほどの高い位置にあるため、坂道または階段で降りていく必要があります。

■窓口営業時間:10時00分〜18時30分(2003/05/04駅掲示による)

水窪駅ホーム上待合室

▲水窪駅ホーム上待合室
【2001/05/05撮影】

■駅周辺概要

●水窪ダム

 日本では珍しい存在でもある「ロックフィルダム」の水窪ダムです。写真では草が生い茂りよく分かりにくいのですが、中央に見える逆三角状の壁が石を積み上げた堰堤で、上部に道路が見えます。

水窪ダム概要
 天竜川水系水窪川支流の戸中川に設けられた発電用ダムで、ダム取水口より水窪発電所に導水し、最大出力50,000kw、年間1.58億KWHの電力を発生させ、佐久間貯水池に放流する。

・型式:中央土質しゃ水壁型ロックフィルダム
・高さ:105m(標高510m)、ダム長:258m
・1966(昭和41)年8月26日着工、1969(昭和44)年5月24日竣工
(以上、現地の説明板より抜粋)

水窪ダム

▲水窪ダム
【2003/05/04撮影】

■その他の情報

【リンクページ】

■周辺地形図(国土地理院地図閲覧サービス「ウォッちず」)
▼1/25000地形図「佐久間」

 

水窪町民族資料館付近に置かれた台車

▲水窪町民族資料館付近に置かれた台車
【1996/08/26撮影】

かつての水窪森林鉄道の鉄橋

▲かつての水窪森林鉄道の鉄橋
【1996/08/26撮影】

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●次は 大嵐駅 です●

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