飯田線各駅停車【三河槙原駅】 最終更新日:2005/10/01

魅力発見・飯田線

22.三河槙原
   みかわまきはら Mikawa-makihara

○愛知県 新城市 豊岡
●1923(大正12)年2月1日開設
●豊橋起点:40.6 km
●標高:119 m

飯田線三河槙原駅写真

●無人駅

●交換駅(島式1面2線)

●便所:駅前

●駅売店:なし

湯谷温泉▲

みかわまきはら

▼柿平

■駅の概要 〜愛知県民の森と鳳来峡の最寄り駅〜

 「愛知県民の森」下車駅としてシーズンには大変に賑わう駅ですが、普段は乗降する人も少ない無人駅です。駅周囲には奇岩がそそり立つ異様な光景で訪れる人を驚かせます。

 「愛知県民の森」は1970(昭和45)年に明治百年を記念して開園された、総面積572haの自然公園で、1996(平成8)年5月にはホテル並の設備を備えたビジターロッジ(もりトピア)が新築されています。1979(昭和54)年5月26日にはこの「県民の森」で植樹祭が行なわれ、それに参加される当時の天皇皇后両陛下が飯田線の豊橋〜三河槇原間で、ED62形電気機関車の牽引による特別列車に乗車されています。当時は三河槇原も駅員配置のある駅でしたが、1984(昭和59)年2月24日の南部CTC化により無人化されました。

 駅から湯谷温泉よりのトンネル(鉄道トンネルのほぼ直上に道路トンネルがある)を越えた先は「板敷川渓谷」と呼ばれる飯田線南部随一の景勝地で、周囲一帯は「湯谷園地」として整備されています。子供が川辺で遊べるように護岸工事がされており、夏場は水遊びやバーベキュー等を行う家族連れで大変に賑わいます。

 2002(平成14)年11月13日より新待合室の建設が始まり、駅無人化以降も残存してきた木造駅舎も解体され、その跡地を利用して鉄筋の待合室が建設されています。便所も新築されました。また2005(平成17)年10月1日より愛知県 南設楽郡 鳳来町 は南設楽郡作手村とともに、合併により愛知県新城市となりました。それにともない駅所在地も愛知県 南設楽郡 鳳来町 豊岡から愛知県 新城市 豊岡に変更されています。

【駅写真撮影:2005/06/26】 

■駅の歴史

・1923(大正12)年2月1日、鳳来寺鉄道長篠(現大海)〜三河川合間開通時に「三河槙原」駅として開設
・1979(昭和54)年5月26日、天皇皇后両陛下乗車のお召し列車が豊橋〜当駅迄運転
・1984(昭和59)年2月24日、豊橋〜飯田間CTC導入にともない駅無人化
・2002(平成14)年11月13日、木造旧駅舎解体
・2003(平成15)年2月、新待合室完成

■駅施設概要

 ホームは島式(1面2線)で、待合室は豊橋寄りの構内踏切を渡った先に設置されています。かつては木造駅舎のあった三河槙原駅も、2003(平成15)年2月にコンクリート製のコンパクトな待合室に建て替えられています。

 旧来からの便所も駅舎とともに解体され、新しく建てられた待合室のすぐ隣に追って木造のものが新築されました。

三河槙原駅待合室(線路側)

▲三河槙原駅待合室(線路側)
【2003/04/05撮影】
 

三河槙原旧駅舎

▲三河槙原旧駅舎
【2002/09/08撮影】
 

三河槙原駅に停車中の119系電車

▲駅舎建替前の三河槙原駅に停車中の119系電車。
採石場となっている背景の断崖が目を引く。
【1996/07/21撮影】

■駅周辺概要

●愛知県民の森

 1970(昭和45)年に明治百年を記念して開園された、総面積572haの広大な自然公園で、園内ではハイキングのほか、キャンプや水遊び、バンガローやビジターロッジでの宿泊や入浴、会議室での集会や食事などが楽しめます。1979(昭和54)年5月26日にはこの「愛知県民の森」で植樹祭が行なわれ、当時の天皇皇后両陛下も参加されています。駅より入口まで徒歩約3分、ビジターロッジ「もりトピア」まで約15分。

●休業日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
●利用料金:入場無料(ただし宿泊・キャンプ・部屋利用・入浴利用料金は別途)
 →日帰り入浴料金:大人400円・小人200円

●板敷川

 湯谷温泉から三河槙原までの車窓右側(下り列車の場合)に、宇連川の清流が寄り添ってきます。この駅間付近は特に「鳳来峡」、「板敷川」と呼ばれており、板敷川という名称は川底の岩盤が板を敷き詰めたように見えるところからそのように呼ばれています。

 とりわけ夏期の行楽シーズンには家族連れや釣り人が多数訪れ、大変な賑わいを見せます。

 三河槙原駅からは、駅前より湯谷温泉方向に坂を上り、トンネルを越えた先にこの板敷川が見えてきます。 

 

板敷川

▲板敷川
【2002/09/08撮影】

宇連川の板状に見える川底

▲宇連川の板状に見える川底
【2002/09/08撮影】

板敷川に沿って走る特急「伊那路」号

▲板敷川に沿って走る特急「伊那路」号。
飯田線南部随一の車窓風景として車内アナウンスも流れる。

【1996/07/21撮影】

■その他の情報

【当サイト内ページ】

■三河槙原旧駅舎外観:
▼飯田線駅舎図鑑・三河槙原駅舎

 

三河槙原駅近傍の素掘りのトンネル

▲三河槙原駅近傍の素掘りのトンネル
【2002/09/08撮影】 

▲最上段へ


●次は 柿平駅 です●

▲出口

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