飯田線各駅停車【長篠城駅】 最終更新日:2005/10/01

魅力発見・飯田線

18.長篠城
   ながしのじょう Nagashinojo

○愛知県 新城市 長篠
●1924(大正13)年4月1日開設
●豊橋起点:30.8 km
●標高:63 m

飯田線長篠城駅写真

●無人駅

●単線駅

●便所:駅前

●駅売店:なし

鳥居▲

ながしのじょう

▼本長篠

■駅の概要 〜長篠城址の最寄り駅〜

 言うまでもなく「長篠の合戦」で有名な長篠城址の最寄り駅で、開業時は駅名も「長篠古城址」でしたが、1943(昭和18)年8月1日の国有化に際して現駅名に改称されています。また隣駅の「鳥居」同様、1971(昭和46)年12月1日の「飯田線営業体制近代化」で無人化されています。

 かつては相対式で交換可能駅でしたが、現在では駅舎側のみの一線使用となり、反対側のホーム跡が当時の面影を偲ばせています。また駅舎の正面にはイチョウの老木がそびえ、良いアクセントになっていましたが、1996(平成8)年頃に切られて現存しません。1997(平成9)年秋には旧駅舎が解体され、城郭風の小さな待合室が建設されています。

 駅名となった長篠城址は駅から南に十分ほど戻ったところにありますが、飯田線はその城内を横断するような形に敷かれています。城は二方を寒狭(かんさ)川と宇連(うれ)川に接し、急峻な地形を生かした自然の要塞となっていて、現在では史跡保存館が建てられています。毎年5月5日には「長篠合戦のぼり祭」と称して火縄銃の実演などが行われ、大勢の観客で賑わいます。

 線路を越えて南側に降りればこの寒狭川と宇連川との分岐位置に降りることができ、夏場には水遊びをする家族連れで賑わいます。

【駅写真撮影:2002/09/08】 

■駅の歴史

・1923(大正12)年2月1日、鳳来寺鉄道長篠(現大海)〜三河川合間開通(長篠城駅未開設)
・1924(大正13)年4月1日、鳳来寺鉄道鳥居〜鳳来寺(現本長篠)間に途中駅「長篠古城址」として開設
・1943(昭和18)年8月1日、国有化を機に「長篠城」駅へ改称
・1971(昭和46)年12月1日、駅無人化
・1997(平成9)年秋頃、旧駅舎解体・城郭風待合室新築

■駅施設概要

 ホームは単線(下り列車より見て左方向)で、駅出入口はほぼ中央(段差無し)です。

 ホームに面してお城を型どった開放型待合室(上屋)が設置されており、その中を通って駅へ出入りする形となります。

 ホーム向かい側には、現在では使用されなくなった旧ホーム跡が残存しています。

長篠城駅旧駅舎

▲長篠城駅旧駅舎
【1993/01/15撮影】

長篠城駅旧ホームと115系電車

▲旧ホームと115系電車
【1996/04/05撮影】

長篠城駅を通過する特急「伊那路」

▲長篠城駅を通過する特急「伊那路」
【1998/02/09撮影】

■駅周辺概要

●長篠城址
【長篠城駅より徒歩約10分】

 寒狭(かんさ)川と宇連(うれ)川に接する自然の要塞とも言える立地に築かれた城です。1575(天正3)年の「長篠の合戦」では、武田軍と織田徳川連合軍との長篠城をめぐる攻防戦が発端となり、設楽原での銃撃戦へと展開しました。

 現在の城址内には往時の建物は残っていませんが、合戦の史料を集めた史跡保存館が建てられています。

 5月5日には城址内で「長篠合戦のぼり祭り」が開催され、迫力ある火縄銃の実演を見ることができます。

長篠城のぼり祭り

▲長篠合戦のぼり祭り
【2000/05/05撮影】

鳶が巣山から見た長篠城(中央右)と飯田線

▲鳶が巣山から見た長篠城(中央右)と飯田線
【2000/05/05撮影】

長篠城址を走る119系電車

▲長篠城址を走る119系電車
【2000/05/05撮影】

■その他の情報

【当サイト内ページ】

■長篠城駅新旧待合室外観:
▼飯田線駅舎図鑑・長篠城駅待合室

豊川に架かる牛淵橋

▲豊川に架かる牛淵橋
【1993/01/15撮影】

▲最上段へ


●次は 本長篠駅 です●

▲出口

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