飯田線各駅停車【新城駅】 最終更新日:2007/05/06

魅力発見・飯田線

12.新城
   しんしろ Shinshiro

○愛知県 新城市 宮ノ西
●1898(明治31)年4月25日開設
●豊橋起点:21.6 km
●標高:59 m

飯田線新城駅写真

●日中業務委託駅

●交換駅(2面3線)

●便所:駅前

●駅売店:待合内

【のりかえ】
※駅前より直進約1分、駅前通り沿いの「新城駅前」より
新城市Sバス
新城北部線(須長・追分・銭亀・大海駅方面/新城病院前・市役所・新城保健所方面)※土休日運休

【のりかえ】続き
※駅前より直進約3分、旧国道沿いの「新城栄町」より
新城市Sバス
・中宇利線(新城大谷大学正門方面/一鍬田・富岡・小畑/八名井方面)※土休日運休
・吉川・市川線(新城保健所・舟着小学校前・吉川公会堂/市川方面)※土休日運休
豊橋鉄道バス
・新豊線(東名豊川・豊川駅前方面)
・田口新城線・津具線(新城車庫前・本長篠駅前・田口・下津具方面)
・作手線(鳥居前・和田・戸津呂・高里方面)

野田城▲

しんしろ

▼東新町

■駅の概要 〜新城市の中心駅〜

 新城市の玄関口である駅で、駅舎も木造ながら広々とした吹き抜けを備えた造りです。ホームも3番線まであり、当駅終着の区間列車も数多く設定されています。新城と言えば「三河の嵐山」として知られる桜の名所「桜渕(さくらぶち)公園」が有名ですが、当駅からでは徒歩20分余りを要します。散策気分で歩くか、当駅からだとタクシー利用が便利です。次の東新町駅が徒歩での最寄りですが、列車本数が少なくなってしまうのが難点です。

 さて現在でこそ2〜3両編成の多い飯田線ですが、1983(昭和58)年7月の改正前は豊橋口で閑散時4両、ラッシュ時6両編成が標準的でした。豊橋〜新城間は1967(昭和42)年4月1日の運用改正にあわせてホームの有効長を6両分まで延長しています。この際新城駅のホームほぼ中央に「可動ホーム」と呼ばれる、列車到着時にはホームの一部となり、通過後に可動してスロープになるという珍しい装置が設けられ、踏切の代わりに使われていましたが、1984(昭和59)年2月の南部CTC化にあわせて無蓋の跨線橋が建設され、この可動ホームも撤去されました。

 1999(平成11)年12月4日のダイヤ改正では朝夕に計4往復、主に新城発着(一部列車は本長篠まで直通)の東海道本線名古屋・大垣方面への直通「特別快速」列車が新設され、当時の最新車輌となる313系電車で運行されました。この特別快速電車運行に先だって新城駅では、ホームの扛上や2〜3番線ホーム上屋の改築などが行われ、構内の雰囲気が一新しています。

 東海道直通「特別快速」列車運転を契機に同列車のほか、飯田線内の朝夕の豊橋口一部列車も313系電車(300番台)で運行されるようになりましたが、2006(平成18)年10月1日の改正により飯田線からの東海道本線直通列車が廃止され、すべての列車が豊橋止まりに戻りました。ただ直通運転はなくなったものの、豊橋口における313系電車の入線は継続されました。さらに2007(平成19)年3月18日の改正より、飯田線全線で使用される313系(1700番台)の営業も開始されています。

 2002(平成14)年7月1日より駅の夜間無人化が実施され、出改札業務など営業時間が7時00分〜19時00分に限られています。

 【駅写真撮影:2002/03/30】

■駅の歴史

・1898(明治31)年4月25日、豊川鉄道一ノ宮(現三河一宮)〜新城間開通時に終着駅「新城」として開設
・1900(明治33)年9月23日、豊川鉄道新城〜大海間延伸開通
・1943(昭和18)年4月、現在の駅舎新築
・1967(昭和42)年4月1日、豊橋〜新城間の電車を最大6両編成化、構内に「可動ホーム」設置
・1972(昭和47)年4月1日、貨物取扱廃止
・1984(昭和59)年2月、飯田以南CTC化に合わせ跨線橋設置、「可動ホーム」撤去
・1999(平成11)年12月4日、新城〜名古屋方面直通特別快速電車4往復設定
・2002(平成14)年7月1日、駅業務委託/夜間無人化

■駅施設概要

 ホームは駅舎に面した1番線と、1面2線の島式(2〜3番線)を組み合わせた造りで、両者は豊橋方の跨線橋(無蓋:屋根無し)で結ばれています。主として
1番線:上り(豊橋方面)本線=駅舎側
2番線:下り(辰野方面)本線
3番線:副本線(主に退避等)
 として使用されています。ホームは6両対応ですが、3番線は跨線橋の関係で有効長が短く、4両を越える列車では一部ホームからはみ出して停車する場合があります。また3番線に並んで側線もあります。
駅舎待合室内には売店が設置されています。

■新城駅窓口営業時間:7時00分〜19時00分
うち窓口閉鎖時間:11時30分〜12時10分・12時30分〜13時00分(駅掲示より・2004/03/13確認)

ありし日の新城駅可動ホーム

▲ありし日の可動ホーム
【1983/09/06撮影】

吹き抜けで天井の高い新城駅舎内部

▲吹き抜けで天井の高い新城駅舎内部
【2004/12/12撮影】

ホーム側から見た新城駅舎

▲ホーム側から見た新城駅舎
【2002/09/16撮影】

■駅周辺概要

●桜渕(さくらぶち)公園

 新城市で一番の観光名所といえば、「三河の嵐山」とも呼ばれる桜の名所「桜渕(さくらぶち)公園」でしょう。新城駅からは徒歩20分余り、まず市役所を目印に旧バイパスまで出て、道路の標識にしたがって豊川沿いの公園を目指します。徒歩の場合は実際には東新町駅が最寄りで、駅前の1本道をひたすら道なりに歩いて約15分で到達します。

 豊川の流れを中心に「笠岩橋」という吊り橋が架かっており、その両岸に公園が広がっています。春になるとあたり一面の視界を桜の花が埋めつくし、お花見目当てに市内外からの大勢の観光客で賑わいます。周辺には宿泊施設も多く、泊まりながらの夜桜も楽しむことができます。

桜渕公園の中央に架かる笠岩橋

▲桜渕公園の中央に架かる笠岩橋
【2002/03/30撮影】

●奥三河芸能祭と飯田線文化

 近年新城市では、「飯田線文化」をテーマとした催事に力を入れており、毎年3月に恒例行事として行われる「奥三河芸能祭」では、2000(平成12)年より飯田線に関する展示や沿線地域の伝統芸能を披露するなど、三遠南信を視点に入れた取り組みが行われています。

 主として3月第一週には、飯田線に団体臨時列車「新城カルチャートレイン・飯田線文化号」が運転され、第二週には新城文化会館を会場として、飯田線沿線関連の展示やホールにおける沿線各地の伝統芸能の披露が行われています。また会館前広場でフリーマーケットやフリーパフォーマンスが行われるなど、市民を挙げての祭典となっています。

 また2003(平成15)年2月2日には、飯田線山岳区間の前身である三信鉄道の測量・建設に尽力されたアイヌの測量技師「川村カネト」氏の生涯を合唱曲と演劇で綴った、合唱劇「カネト」の第2回公演が、ここ新城文化会館で行われました。

 奥三河芸能祭についてのさらなる写真は[▼奥三河芸能祭2004]をご覧ください。

カルチャートレイン飯田線文化号

▲カルチャートレイン飯田線文化号
【2004/03/07撮影】

新城文化会館での展示

▲新城文化会館での展示
【2004/03/14撮影】

■その他の情報

【当サイト内ページ】

■新城駅・桜渕公園を含む沿線の桜写真:飯田線写真レポート[▼桜満開・飯田線
■奥三河芸能祭2004〜飯田線文化 Part5〜の会場展示内容:飯田線写真レポート[▼奥三河芸能祭2004

【リンクページ】

■[▼@しんしろ]新城市関係のホームページリンク集、新城市の最新情報【ユリアンさんのサイトです】
■[▼合唱劇カネト]【合唱劇「カネト」制作上演実行委員会のサイトです】

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●次は 東新町駅 です●

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