飯田線各駅停車【長山駅】 最終更新日:2006/04/26

魅力発見・飯田線

08.長山
   ながやま Nagayama

○愛知県 豊川市 上長山町
●1899(明治32)年10月19日開設
●豊橋起点:14.4 km
●標高:36 m

飯田線長山駅写真

●無人駅

●交換駅(相対式2面2線)

●便所:駅前

●駅売店:なし

三河一宮▲

ながやま

▼江島

■駅の概要 〜本宮山登山口の駅〜

 豊川鉄道では鉄道旅客確保の観点から、積極的に沿線地域の観光開発を行いました。ここ長山は1931(昭和6)年7月20日、豊川鉄道が直営の長山遊園地を開園したところで、駅周辺の広大な土地を使って運動場(グランド)を中心に演芸場や休憩所、遊具や展望台、食堂、動物や小鳥の檻、ピクニックのための遊歩道などが築かれました。

 しかし戦時中には食糧増産策として畑に転用され、また豊川鉄道も国有化されて遊園地は復活することなく終わりました。遊園地の面影はなくなりましたが、駅は現在では本宮山(789m)の登山口としてハイキング客に親しまれており、JR東海主催の「さわやかウォーキング」の出発地としても使われることがあります。もともとは三河一宮の「砥鹿神社」もこの三河平野を見下ろす本宮山頂にあったものですが 701年に現在地に移転されています。現在では無線中継所があり、本宮山スカイラインなる有料道路で結ばれています。

 駅は1984(昭和59)年2月24日の豊橋〜飯田間CTC導入の際に無人化されており、同時に駅舎の前にあった構内踏切が豊橋寄りに移設され、警報機を設置して自動化されています。豊川鉄道時代の木造モルタル塗り駅舎が長らく使用されていましたが、丸窓やアーチを取り入れたしゃれた駅舎の構造が、かつての遊園地の玄関口としての面影をとどめていました。2002(平成14)年2月にコンクリート製の簡素な待合室が完成した時点で、旧駅舎は解体されました。

※2006(平成18)年1月31日まで駅所在地は「愛知県 宝飯郡 一宮町 上長山」でしたが、翌2月1日に愛知県豊川市と合併され、現所在地に変更されています。

【駅写真撮影:2003/03/02】 

■駅の歴史

・1898(明治31)年4月25日、豊川鉄道一ノ宮〜新城間開通
・1899(明治32)年10月19日、豊川鉄道一ノ宮〜東上間に途中駅「長山」として開設
・1918(大正7)年、豊川鉄道が長山公園開設
・1931(昭和6)年7月20日、豊川鉄道が長山遊園地開園
・1943(昭和18)年8月1日、豊川鉄道の国有化にともない、国鉄飯田線・長山駅に。
・1984(昭和59)年2月24日、豊橋〜飯田間CTC導入にともない駅無人化
・1987(昭和62)年4月1日、国鉄の民営化にともない、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線・長山駅に。
・2002(平成14)年2月、旧駅舎解体、待合室建替

■駅施設概要

 長山駅ホームはもともと駅舎が存在し駅の出入り口となっている上り1番線と、下り2番線からなる相対式2面2線で、両ホームは豊橋方の構内踏切で結ばれています。

 1番線側の駅舎が解体された跡にはコンクリート製の待合室が新築され、また便所も隣接して新設されています。2番線側には開放型の待合室があります。

長山駅旧駅舎

▲長山駅旧駅舎
【1997/01/18撮影】

▲長山駅待合室内部
【2003/03/02撮影】

▲長山駅便所
【2003/03/02撮影】

■駅周辺概要

●本宮の湯
【長山駅より徒歩20〜30分】

 2002(平成14)年8月8日に営業を開始した、一宮町の温泉施設です。本宮山への登山基地にも近く、休日には大変賑わいます。

 長山駅下車、本宮山方向へ徒歩20〜30分。

本宮の湯

▲本宮の湯
【2004/12/12撮影】

■その他の情報

●準備中

 

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●次は 江島駅 です●

▲出口

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