飯田線ヒストリー【2004年】 最終更新日:2005/07/01

魅力発見・飯田線

飯田線ヒストリー・2004(平成16)年〜掲載内容

▼[営業] 飯田線北部の駅弁車内販売終了 【2004/01】
▼[施設] 伊那福岡駅、新待合室建設【2004/02/下旬】
▼[沿線][行事] 毎年恒例、新城市の「奥三河芸能祭」開催【2004/03/13〜03/14】
▼[行事] JR東海・2004年春の飯田線内「さわやかウォーキング」【2004/04/10〜05/22】
▼[行事] 高崎市で"合唱劇『カネト』"関東初公演【2004/05/29】
▼[沿線] 「天竜峡ホテル」が別経営者により営業復活【2004/09】
▼[運転] 「トロッコファミリー号」今年は早仕舞い【2004/09/20】
▼[行事] JR東海・2004年秋の飯田線内「さわやかウォーキング」【2004/09/25〜11/23】
▼[運転] 団体貸切列車「ひまわり号」飯田線〜東海道本線で運転【2004/09/26】
▼[バス] JR東海バス「いいなかライナー」が路線廃止に【2004/10/15】
▼[運転] JRダイヤ改正で飯田線北部が減便に【2004/10/16】
▼[沿線][行事] 飯田市川路で"合唱劇『カネト』"天竜峡公演開催【2004/10/17】
▼[事故][運転] 羽場〜伊那新町間で脱線転覆事故、伊那松島〜辰野間が2日間不通に【2004/10/20】
▼[運転] ワンマン車両不足で一般車代走【2004/10〜】
▼[沿線] 静岡県西部の広域合併で調印式【2004/12/10・2005/07/01施行予定】

▲2003(平成15)年

▼TOPICS


■飯田線北部の駅弁車内販売終了

・2004(平成16)年1月

 飯田線北部区間では急行列車が運行されていた時代から、駒ヶ根の駅弁業者である「伊那谷駅弁」により弁当などの車内販売が行われていました。1983(昭和58)年から1986(昭和61)年にかけて急行列車は段階的に整理され消滅しましたが、駅弁の車内販売はそのまま快速・普通列車で引き続き行われていました。

 駒ヶ根を9時過ぎに出発する上り快速車内より販売開始、主として飯島〜上片桐間を往復しながら8本の列車で販売、13時過ぎに駒ヶ根へと戻る行路で、伊那路弁当(幕の内)やカツ弁当、五平餅、お茶、ジュースなどの販売を行っていました。全国的にも珍しい「普通列車の車内販売」として飯田線の隠れた名物となっていましたが、2004(平成16)年1月をもって車内販売は終了してしまいました。


■伊那福岡駅、新待合室建設

・2004(平成16)年2月下旬

 1983(昭和58)年2月24日の飯田線北部CTC化により無人化された伊那福岡駅では、無人化以降も旧木造駅舎が残存していましたが、老朽化が著しくこのほど新しいコンクリート造りの待合室に建て替えられました。新待合室の建設にあたり、これまでの旧駅舎のうち待合室部分のみ解体され、その跡地に待合室が建設されていましたが、新待合室の完成にともない、旧駅舎は完全に解体されました。

伊那福岡駅旧駅舎

▲解体された伊那福岡旧駅舎
【2002/03/02撮影】

伊那福岡駅新待合室

▲新築された伊那福岡駅待合室
【2004/05/03撮影】


■毎年恒例、新城市の「奥三河芸能祭」開催

・2004(平成16)年3月7日・13日〜14日

 さる2004年3月、毎年恒例となっている「第17回奥三河芸能祭 ・第7回三遠南信伝統芸能フェスティバル」が新城市で行われました。(主催:新城市・新城市教育委員会)。本年も前々回・前回に引き続き「飯田線文化」をテーマに、飯田線や新城市内の会場を舞台に、下記のような催しが行われました。

 展示会場の情景につきましては、飯田線写真レポート[▼奥三河芸能祭2004]をご覧願います。

主な会場:新城文化会館(飯田線「新城駅」下車、徒歩10分)
新城観光ホテル東館(飯田線「新城駅」下車、徒歩20分、桜渕公園前
「東新町駅」下車の場合、徒歩約15分)

●カルチャートレイン・佐久間町ウォーキング【2004年3月7日】

※カルチャートレイン「奥三河芸能祭飯田線文化号」は、ウォーキングに参加するための貸切列車です。本年は昨年に続き、静岡県佐久間町内のウォーキングです(ただし前回とコースは異なります)。

■運転日時:2004年3月7日(日)

■運転区間:飯田線豊橋〜佐久間(帰路は中部天竜)駅

■列車時刻
下り・豊橋7:08発→豊川7:22発→新城7:53発→大海8:09発→佐久間9:24着
上り・豊橋16:46着←豊川16:18着←新城15:35着←大海15:26着←中部天竜14:40発

■ウォーキング内容
 飯田線佐久間駅〜中部天竜駅、タイトル「民話の郷を訪ねよう。」約8km
飯田線佐久間駅を出発点とし、下平地区集会所→竜王権現の滝→発電所前を経て、中部天竜駅へ向かいます。

奥三河芸能祭飯田線文化号

▲「飯田線文化号」佐久間側ヘッドマーク
【新城駅:2004/03/07撮影】

奥三河芸能祭飯田線文化号

▲「飯田線文化号」豊橋側ヘッドマーク
【三河大野駅:2004/03/07撮影】

●飯田線情報の旅【2004年3月13日〜14日】】

■日時:2004年3月13日(土)〜3月14日(日)10時00分〜17時00分
■場所:新城文化会館展示室
■内容:入場無料
 飯田線関係展示会、飯田線写真展、奥三河花の旅写真展、観光キャンペーン等
はたおり展示(14日実演会)、竹細工蒸気機関車特別展示(14日特別実演)

※本年も「魅力発見・飯田線」は、飯田線に関するブースを出展しました。

「飯田線情報の旅」展示会場

▲「飯田線情報の旅」展示会場
【2004/03/14撮影】

●新城伝統芸能の夕べ【2004年3月13日】

■日時:2004年3月13日(土)19時00分開場
■場所:新城観光ホテル東館
■内容:(定員150名、入場無料)
・源流の自然と文化紹介「豊川水物語」
・創作「さとうきび畑の風」(子供劇)
・民謡・詩吟・勝山高校太鼓部紹介・白石踊り紹介等

●飯田線伝統芸能の旅「芸能フェスティバル」【2004年3月14日】

■日時:2004年3月14日(日)13時00分開場
■場所:新城文化会館大ホール
■内容
・大海の放下と盆踊り……………………愛知県新城市
・名越の神楽(葛の葉子別れ)…………愛知県鳳来町
・和合の念仏踊りと盆踊り………………長野県阿南町
・勝山高校太鼓隊(勝ち山左義長物語)福井県勝山町
・白石踊り…………………………………岡山県笠岡市
・庭野小唄(盆踊り)………新城市立庭野小学校児童
・お田植祭…………………新城市立東郷東小学校児童

■入場料:一般1,000円、小中高校生200円(全自由席、消費税込)

●その他の内容【2004年3月13日〜14日】

●グラウンド・ゴルフと伝統芸能を楽しむ会(参加料1日1,000円)
 3月13日(土)3月14日(日)10時00分〜、桜渕芝生広場(豊川左岸)

●そば打ち体験教室(予約制・参加料実費)
 3月14日(日)10時00分〜、新城文化会館 会議室

●ほか、新城文化会館および鉄道模型運転会、ミニSL運転・試乗会、フリーパフォーマンス「太鼓大集合・新花まつり」、フリーマーケット、物産展を実施

【出典:奥三河芸能祭パンフレットより】


■JR東海・2004年春の「さわやかウォーキング」

・2004(平成16)年4月10日〜5月22日

 JR東海が主催する、毎年恒例の春の「さわやかウォーキング」が発表されました。今期の飯田線沿線を起点としたウォーキングは、下記の4カ所です。

●日時:開催場所(始発駅名)
タイトル[コース長]所要時間

コース

■2004年春のコース

●2004年4月10日(土):飯田線 駄科駅
八幡山周辺の歴史めぐり
[約10km]約3時間【一般向】

駄科駅→鈴丘公園→松尾城址公園→狐塚古墳→八幡山古墳→上溝天満宮→龍門寺→羽根庄の八間門→鶴ヶ峰八幡宮→伊那八幡駅
※飯田版(新コース)※鶴ヶ峰八幡宮(原文)は鳩ヶ嶺八幡宮?
特急「伊那路1号」の駄科駅臨時停車有

●2004年4月29日(祝):飯田線 沢駅
新緑の箕輪ダム 森林浴コース
[約11km]約3時間30分【一般向】

沢駅→ダムへの林道→箕輪ダム(折返し)→イベント広場→長松寺→十沢地蔵尊→天竜公園→伊那松島駅
※飯田版(新コース)

●2004年5月5日(祝):飯田線 大海駅
勝頼本陣跡と長篠合戦のぼり祭り
[約9km]約3時間【一般向】

大海駅→新城総合公園入口→(公園内)散策路→わんぱく広場(公園出口)→猿橋→医王寺→大通寺→長篠城址→長篠城駅
特急「伊那路1号」の大海駅臨時停車有
名古屋発・豊橋発の各臨時快速列車

●2004年5月22日(土):飯田線 為栗駅
新緑の大蛇山道遊歩道と平岡ダム
[約10km]約3時間【一般向】

為栗駅→信濃恋しふれあい広場→大蛇→長沼→平岡ダムゲート→中電平岡発電所→龍泉閣(平岡駅
特急「伊那路1号」の為栗駅臨時停車有
※上り普通電車528Mの為栗駅臨時停車有
※飯田版

■常設コース
※2004年3月20日〜11月28日までの毎日開催、JR東海各駅で配布の「さわやかウォーキング・常設コース」の専用パンフレットを持参のうえでの参加となります。

●常設コース:飯田線 三河大野駅
名瀑「阿寺の七滝」と東海自然歩道を歩く
[約13.5km]約4時間

三河大野駅→睦平(山道出入口)→阿寺の七滝(折り返し)→睦平(山道出入口)→愛宕神社・登口→湯谷温泉駅

●常設コース:飯田線 天竜峡駅
名勝天竜峡と歴史・りんごの里を訪ねて
[約9.5km]約2時間30分

天竜峡駅→姑射(こや)橋・天竜峡桜街道→保寿(ほうじゅう)寺→毘沙門(びしゃもん)堂→大願寺→黒石観音堂→弘法堂・天竜峡公園(遊歩道入口)→天竜峡駅

【出典:JR東海発行「さわやかウォーキング」パンフレットより】


■高崎市で"合唱劇『カネト』"関東初公演

・2004(平成16)年5月29日

 群馬県の合唱団「ぐんま子どもの人権宣言合唱団」が主催となり、「合唱劇『カネト』」の公演が2004(平成16)年5月29日、関東地方では初めて群馬県高崎市の高崎市文化会館で行われました。

 「合唱劇『カネト』」とは飯田線中部(三河川合〜天竜峡間)の前身、旧三信鉄道の建設において測量隊長・現場監督を務めたアイヌの技術者、川村カネト氏の生涯を合唱と演劇で綴った長編劇で、2000年11月の豊橋市・豊川市での初演以降、主として愛知県在住のメンバーにより公演のつど「合唱劇『カネト』をうたう合唱団」が結成され、愛知県内で歌われてきました。

 今回はこれまでの愛知県内メンバーとは全くの別組織となる「ぐんま子どもの人権宣言合唱団」による主催として、5月29日の土曜日、昼夜二回の公演が開催れました。

 詳細は[▼ぐんま子どもの人権宣言合唱団]のページをご参照願います。

【出典:ぐんま子どもの人権宣言合唱団・合唱劇『カネト』公演パンフレットより】


■「天竜峡ホテル」が別経営者により営業復活

・2004(平成16)年9月

 天竜峡の駅前という一等地に位置しながら、営業不振により2001(平成13)年3月31日を最後に閉鎖された「天竜峡ホテル」が、2004(平成16)年9月に別経営者で営業を再開しました。

 新しい名称は「天竜峡温泉ホテル」で、建物自体はかつての天竜峡ホテルをそのまま使用しているものの、設備の簡素化やセルフサービスの導入などでコストを削減し、1泊素泊まりは3,980円から、1泊2食付きは5,980〜8,550円(値段はどれも消費税・入湯税込)と、これまでの天竜峡ホテルからはもちろんのこと、近隣の宿泊施設に比べても格安な価格に設定しています。

 また従来の観光ホテル1本としてだけでなく、その規模の大きさを生かして多角経営を目指しているのも特徴的で、長期滞在の宿舎や社員寮としての利用、年金生活者の住まいとしての年契約など、ホテルの枠にとらわれない宿泊の形態を模索しているようです。

▲復活した「天竜峡温泉ホテル」。看板も旧名のまま
【2005/05/22撮影】


■「トロッコファミリー号」今年は早仕舞い

・2004(平成16)年9月20日

 飯田線の豊橋〜中部天竜を走る遊覧列車「トロッコファミリー号」も年々運転日が縮小されていますが、本年(2004年)運転分に関しては9月20日が最終と、これまでの運転期間でも最も早い幕引きとなりました。

 今回の早仕舞いに関しては、2004(平成16)年10月25日に全通70周年を迎える高山本線にて開催される「高山本線70周年キャンペーン」の一環として、10月の土休日に高山〜飛騨古川間で運転される「トロッコ飛騨路号」でトロッコ車両を使用するためでもあったのですが、その高山本線も2004(平成16)年10月20日の台風23号による被災でトロッコ列車運転区間を含む高山以北が運休となり、「トロッコ飛騨路号」の運転も期間途中で取り止めざるを得ないという残念な結果に終わりました。


■JR東海・2004年秋の飯田線内「さわやかウォーキング」

・2004(平成16)年9月25日〜11月23日

 JR東海が主催する、毎年恒例の春の「さわやかウォーキング」が発表されました。今期の飯田線沿線を起点としたウォーキングは、下記の5カ所です。詳細はJR東海駅備え付けのパンフレットを御参照願います。

●日時:開催場所(始発駅名)
タイトル[コース長]所要時間

コース

■2004年秋のコース

●2004年9月25日(土):飯田線 桜町駅
古刹元善光寺とヒヒ退治の姫宮神社を訪ねて
[約11.5km]約3時間10分【一般向】

桜町駅→大宮神社→姫宮神社→八王子神社→山田公園→麻績神社・旧小学校跡→元善光寺→高岡古墳→元善光寺駅
※飯田版

●2004年10月17日(日):飯田線 七久保駅
紅葉の与田切渓谷と満開のコスモス街道
[約9.1km]約2時間30分【一般向】

七久保駅→花の里飯島→七窪神社→千人塚公園→御座松キャンプ場→いこいの森→コスモス畑→梅戸神社→飯島陣屋→飯島駅
※飯田版
※パンフレット記載列車のうち、飯田9:27発は9:45発に変更、次の10:15発は廃止

●2004年10月31日(日):飯田線 沢駅
紅葉のもみじと箕輪ダム
[約11km]約3時間30分【一般向】

沢駅→ダムへの林道→箕輪ダム→イベント広場→長松寺→十沢地蔵尊→天竜公園→伊那松島駅
※飯田版

●2004年11月6日(土):飯田線 川路駅
秋の小笠原書院と柿すだれの里を訪ねて
[約11km]約3時間30分【一般向】

川路駅→興徳寺→小笠原書院→八幡神社→八幡社→立石寺→雄杉→柳桜(正宗徳三郎碑)→夜明溜池→砧峠→天竜峡駅
※飯田版
特急「伊那路1号」の川路駅臨時停車有

●2004年11月23日(祝):飯田線 東新町駅
紅葉の引法山 風切山めぐろーど
[約10.4km]約3時間20分【一般向】

東新町駅→笠岩橋→桜渕公園・木かげプラザ→荒沢の滝→立岩観音→日吉神社→東登山口→風切山(かざきりさん)山頂→老人福祉センター→荒沢の滝→桜渕公園・木かげプラザ→笠岩橋→新城駅
特急「伊那路1号」の東新町駅臨時停車有
名古屋発(7:37)・豊橋発(9:47)の各臨時快速列車

■常設コース
※2004年3月20日〜11月28日までの毎日開催、JR東海各駅で配布の「さわやかウォーキング・常設コース」の専用パンフレットを持参のうえでの参加となります。

●常設コース:飯田線 三河大野駅
名瀑「阿寺の七滝」と東海自然歩道を歩く
[約13.5km]約4時間

三河大野駅→睦平(山道出入口)→阿寺の七滝(折り返し)→睦平(山道出入口)→愛宕神社・登口→湯谷温泉駅

●常設コース:飯田線 天竜峡駅
名勝天竜峡と歴史・りんごの里を訪ねて
[約9.5km]約2時間30分

天竜峡駅→姑射(こや)橋・天竜峡桜街道→保寿(ほうじゅう)寺→毘沙門(びしゃもん)堂→大願寺→黒石観音堂→弘法堂・天竜峡公園(遊歩道入口)→天竜峡駅

【出典:JR東海発行「さわやかウォーキング」パンフレットより】


■団体貸切列車「ひまわり号」飯田線〜東海道本線で運転

・2004(平成16)年9月26日

 飯田下伊那地区で「友情列車 ひまわり号」を走らせている「ひまわり号すいじんぐ倶楽部」による団体貸切列車が、本年も9月26日に運転されました。「ひまわり号」とは「障害のある人もない人も、共に列車の旅を楽しもう。そして、その出会いをきっかけとしてふれあいの輪をひろげよう」という趣旨で走らせている臨時列車で、すいじんぐ倶楽部では今回の列車も含め18本の「ひまわり号」を過去に走らせています。

 今回の運転区間は伊那大島〜名古屋間で、ヘッドマークを掲げた119系の2両編成が使用されました。参加者は伊那大島・下平・市田・元善光寺・飯田・伊那八幡・時又・天竜峡・平岡のいずれかの駅より乗車し、終点名古屋到着後は班ごとに分かれ、JRタワーズ・名古屋城・オアシス21のいずれかを楽しみました。

 来年以降の運転については状況的には困難とのことですが、運転の継続を望む声が「すいじんぐ倶楽部」にも寄せられており、ぜひとも今後の運転に期待したいものです。

●主要駅時刻表
(名古屋および伊那大島〜平岡間の記載駅が乗降扱い駅、他は運転停車またはトイレ休憩。一部運転停車駅略、青字が到着時刻である以外は発車時刻)

4:45

4:52

4:56

5:00

5:15

5:24

5:39

5:50

6:18

7:28

8:32

8:58

9:11/9:16

9:52

10:54

11:06

伊那大島

下平

市田

元善光寺

飯田

伊那八幡

時又

天竜峡

平岡

中部天竜

三河川合

三河東郷

新城

豊川

豊橋

蒲郡

笠寺

名古屋

21:10

21:04

20:59

20:51

20:43

20:29

20:19

20:14

19:37

18:57

18:23

17:47

17:39

17:11

16:52/16:58

16:36

15:51

15:35

【情報提供:すいじんぐ倶楽部「ひまわり号のAki」さん】


■JR東海バス「いいなかライナー」が路線廃止に

・2004(平成16)年10月15日

 さる2004年10月16日のJR線全国ダイヤ改正を前に、JR東海バスの飯田駅〜中津川駅間高速バス「いいなかライナー」号が10月15日(金)を最後に運行を取り止めました。これにより、飯田駅と中津川駅を直接結ぶ公共の交通手段はなくなっています。

 これにともない、「いいなかライナー」使用を前提とした以下の企画乗車券(いいなかライナー号回数券/名古屋・飯田しなの&回数券/名古屋・飯田ライナー&回数券/名古屋・飯田ライナー&バス往復割引きっぷ/伊那路観光ルートきっぷ)が廃止となるほか、すでに発行され10月16日以降も有効となる回数券等に関しては、未使用分をJR東海バス名古屋旅行センターまたは購入した駅及び旅行会社の「みどりの窓口」にて、無手数料で払い戻しが行われました。

【出典:JR東海バス・プレスリリースより】

いいなかライナー

▲運行廃止された高速バス「いいなかライナー」(中津川駅)
【2004/06/19撮影】


■JRダイヤ改正で飯田線北部が減便に

・2004(平成16)年10月16日

 さる2004年10月16日、JR各社でダイヤ改正が行われました。飯田線関連では主として以下の内容が変更となっています。

●昼間時間帯を中心とした普通・快速列車の削減
・利用客の減少が続いている天竜峡〜辰野(〜中央本線上諏訪)間で列車運行本数の見直しを行い、上下列車各5本計10本を区間によって削減。

 ※削減対象列車(運転を取りやめる前後の列車の時刻調整を行うなど、全体のダイヤを変更)

削減対象列車(中央本線内の飯田線車両使用列車も含む)

旧運転区間

新運転区間(削減区間)

●普通233M:平岡→岡谷

●普通233M:平岡→伊那松島(△伊那松島→岡谷)

快速2239M :飯田→上諏訪

○全区間廃止(△飯田→上諏訪)

●普通1423M:天竜峡→岡谷

●普通1423M:天竜峡→飯田(△飯田→岡谷)

●普通247M:天竜峡→辰野
●普通1265M:辰野→岡谷(中央線内)

●普通247M:飯田→上諏訪(△天竜峡→飯田)
※2本を1本に統合のうえ上諏訪まで延長

快速2253M :飯田→長野

○飯田線内廃止(△飯田→松本)

●普通1422/528M:辰野→豊橋

●普通1500M:伊那松島→駒ヶ根(△辰野→伊那松島)
●普通1422/528M:駒ヶ根→豊橋

●普通1428M:駒ヶ根→天竜峡

●普通1428M:飯田→天竜峡(△駒ヶ根→飯田)

●普通1430M:岡谷→天竜峡
●普通230M:上諏訪→飯田

●普通1430M:岡谷→天竜峡(△上諏訪→飯田)
※2本を1本に統合

●普通1434/234M:岡谷→天竜峡

●普通1432/234M:駒ヶ根→天竜峡(△岡谷→駒ヶ根)

●普通246M:岡谷→伊那松島
快速2248M:上諏訪→飯田

●普通246M:岡谷→飯田(△上諏訪→伊那松島)
※2本を1本に統合のうえ全区間普通列車化

●普通1264M:岡谷→辰野(中央線内)

○全区間廃止(△岡谷→辰野)

運行区間分断列車(上表記載のものを除く)

旧運転区間

新運転区間


●普通519M:豊橋→岡谷

●普通519M:豊橋→飯田

●普通245M:飯田→岡谷


●普通554M:岡谷→豊橋

●普通230M:岡谷→飯田

●普通554M:飯田→豊橋

    ●夕刻通学時間帯の快速列車停車駅増
    ・夕刻上り2240M(長野15:15発快速「みすず」飯田行)がこれまで通過していた駅のうち、宮木・羽場・沢・木ノ下・沢渡が新たに停車駅として追加。
    ※その他にも旧2228M、旧2248M相当列車の快速運転区間各駅停車化を実施

    ●特急「スーパーあずさ」最終便に合わせた岡谷発駒ヶ根行終電の繰り下げ:
    ・上り1440M(岡谷22:03発駒ヶ根行最終便)の岡谷出発時刻が22:24に繰り下げ。
    ・その結果、岡谷22:21到着の特急「スーパーあずさ33号」に接続を取るようになり、新宿駅滞在時刻の限界が「スーパーあずさ31号」の19:00発から20:00発に延長。

    →詳細は[▼2004年10月16日改正概要]をご覧願います。

    【出典:JTB時刻表2004年10月号、JR東海プレスリリースより】


■飯田市川路で"合唱劇『カネト』"天竜峡公演開催

・2004(平成16)年10月17日

 さる2004(平成16)年10月17日(日)、飯田市川路の天竜川総合学習館「かわらんべ」(飯田線川路駅下車徒歩約10分)において、三信鉄道建設に尽力したアイヌの技術者「川村カ子ト」氏の生涯を題材として合唱で綴った「合唱劇カネト」公演が行われました。
→主催:天竜峡観光開発整備推進会議(川路自治会、龍江自治会、天竜峡温泉観光協会)

 今回は通常の27曲を20曲(約1時間)に縮めたダイジェスト版でしたが、なかなか秋晴れのなかった今年の天気の中でもひときわ快晴に恵まれ、約200名の観客が見守る中、無事に第1部の地元音楽団体による演奏ならびに第2部の合唱劇「カネト」公演を終了しました。

合唱劇カネト天竜峡公演

▲かわらんべ屋外特設ステージでの合唱劇公演
【2004/10/17撮影】


■羽場〜伊那新町間で電車脱線転覆事故、伊那松島〜辰野間が2日間不通に

・2004(平成16)年10月20日

 各地の報道によりますと、2004(平成16)年10月20日22時50分頃、飯田線羽場〜伊那新町間において、2両編成の下り普通列車が脱線転覆する事故が発生しました。現場では折からの台風23号の接近により線路近くの川が増水し、路盤が弛んでいたところに普通列車が乗り上げたもので、電車は2両とも築堤より数メートル下の水田へ転落、乗客3名・運転士1名の計4名が軽傷を負いました。

 この影響で飯田線は現場を含む伊那松島〜辰野間で運転を見合わせ、復旧工事を開始する一方で一夜明けた21日午前7時頃より同区間での代行バス運行を行いました。当初は現場の地盤が緩くなっている上に復旧作業の足場が確保しづらいことから、復旧には一週間ほど掛かるとさえ言われていましたが、昼夜を問わぬ復旧作業により22日中には路盤の復旧と脱線車両の撤去を終え、10月23日始発電車より不通区間の運転を再開し、全線が通常ダイヤで運行できるようになりました。

 事故に遭遇した列車は豊橋14時43分発の岡谷行(531M〜1429M〜1433M:天竜峡よりワンマン運転)で、本来ならば羽場駅を21時20分に通過予定だったものが、各地での大雨被害による遅れでこの時間となった模様です。転覆した119系R4編成2連(5300番台ワンマン対応車)は現場でクレーンにより線路上に復帰させられ、機関車を使って伊那松島区へ引き上げられました。119系の中でも数少ないワンマン対応編成でもあり、今後の処遇が注目されます。


■ワンマン車両不足で一般車代走

・2004(平成16)年10月〜

 2004(平成16)年10月20日に発生した脱線転覆事故の影響で、これまで7本配置6本運用とされてきた119系R編成(ワンマン運転対応編成)に運用上の余裕が無くなり、事故直後より本来のワンマン車使用運用に119系E編成または115系B編成といったワンマン非対応車充当による代走運用が見られるようになりました。
 これまでの目撃情報から代走車両は以下の運用(変則運用)に充当されると考えられます。

・豊橋発14:43(531M〜1429M〜1433M)21:43岡谷着
・岡谷発22:24(1438M)23:39駒ヶ根着
・翌朝駒ヶ根発5:07(1420M〜快速2524M)9:54豊橋着
 →休日は伊那大島発5:55(4420M〜快速5524M)9:54豊橋着

 通常の6日周期の運用を一部差し換えての変則運用となります。日によっては豊橋到着後も当日の531Mへと継続運用される場合も確認されています。当然ながらワンマン非対応車充当の場合はワンマン運転は行なわれず車掌乗務となります。

【情報提供:松哲さん、クモハ211-1さん】


■静岡県西部の広域合併で調印式

・2004(平成16)年12月10日

 さる2004(平成16)年12月10日、静岡県西部の浜松市をはじめとする12市町村の広域合併について検討・協議を重ねてきた「天竜川・浜名湖地域合併協議会」により合併協定調印式が開催され、各市町村長の調印により合併協定が締結されました(会場:浜松市のオークラアクトシティホテル浜松)。

 2005(平成17)年7月1日に予定されているこの広域合併では、現在の浜松市をはじめ浜北市・天竜市・舞阪町・雄踏町・細江町・引佐町・三ケ日町・春野町・佐久間町・水窪町・龍山村の計12市町村が新「浜松市」へと統合されるもので、これにより人口約78万人・面積1511平方kmの市へと生まれ変わります。また合併協議会では2007(平成19)年4月に政令指定都市へと移行することも目標とされています。

 この広域合併により、現在飯田線が通過している磐田郡佐久間町・水窪町がいずれも浜松市へ編入されることとなり、駅でいうと出馬から小和田までの各駅が浜松市内の駅ということになります。


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