飯田線ヒストリー【2002年】 最終更新日:2005/07/01

魅力発見・飯田線

飯田線ヒストリー・2002(平成14)年〜掲載内容

▼[営業] 豊川稲荷初詣輸送は微増【2002/01/01〜03】
▼[バス] 「いいなかライナー」より信南交通撤退、本数減少【2002/02/01】
▼[施設] 小坂井駅新待合室使用開始【2002/02/19】
▼[行事] 新城市で第15回「奥三河芸能祭」開かれる【2002/03/03〜10】
▼[車両][運転] 119系電車、大垣車両区へ移管【2002/3/23】
▼[行事] 伊那松島運輸区で最後の撮影会【2002/3/24】
▼[行事] JR東海・2002年春の「さわやかウォーキング」【2002/03/30〜05/11】
▼[沿線] 「とうえい温泉」オープン【2002/04/19】
▼[施設][沿線] 三河川合〜池場間で線路火災【2002/04/27】
▼[営業] 新城駅・駒ヶ根駅が夜間無人化【2002/07/01】
▼[沿線] 天竜川総合学習館「かわらんべ」、川路に開設【2002/07/07】
▼[行事] JR東海・2002年秋の「さわやかウォーキング」【2002/09/15〜11/23】
▼[施設] 飯田駅ホーム改良工事実施【2002/09/〜11/】
▼[バス] JR東海バス天竜線、遠鉄バス移管で「北遠本線」に【2002/10/01】
▼[運転] 飯田線北部に久々のトロッコ列車運転【2002/11/02〜03】
▼[行事] トロッコ列車運転に合わせ、伊那松島運輸区祭り開催【2002/11/02】
▼[施設] 三河槙原駅舎解体、新待合室建設【2002/11/13〜】

▲2001(平成13)年

▼2003(平成15)年


■豊川稲荷初詣輸送は微増

・2002(平成14)年1月1日〜1月3日

 JR東海の発表によりますと、2002年元旦より3が日の飯田線・豊橋〜豊川間の普通列車の利用状況が、前年の36,300人から今年は37,200人と、前年比で3%増加しました。また豊川駅の乗降人員も同様に前年比3%増加しています。

 ただ熱田駅の乗降人員が前年比79%になるなど、必ずしも東海地区の在来線全般が好調な訳ではなく、とりわけ3日に名古屋・西三河地区を襲った大雪の影響も無視できないものがあると言えます。
【情報提供:たにたさん】


■「いいなかライナー」より信南交通撤退、本数減少

・2002(平成14)年2月1日

 JR東海バスと信南交通の2社で共同運行されていた、飯田駅〜中津川駅間の高速バス「いいなかライナー」ですが、2月1日の改正より信南交通が撤退し、同時に11往復から7往復へと減便されました。とりわけ初便と最終便は上下いずれの便も廃止されるなど、運行時間帯の縮小が目に付くほか、中津川発便では日中に約3時間のブランクが生じるなど、利便性が低下する残念な結果となっています。
【情報提供:たっちーさん、四線会下伊那支部さん】


■小坂井駅新待合室使用開始

・2002(平成14)年2月19日

 昨年11月19日より「駅舎コンパクト化工事」の名目で新築工事が進められていた小坂井駅の新待合室がこのほど完成しました。コンクリート造りの小さな待合室ですが、駅正面には小坂井町のシンボルであるトンボにちなみ、羽を開けたトンボの形に見立てたデザインが施されています。待合室の完成により、資産票の記載で明治30年建築とされ飯田線で最も古い駅舎であったと言える旧小坂井駅舎が解体されました。

 なおこの待合室工事とほぼ同時期に、駅裏に存在していたコンクリート工場が解体され、周辺一帯が空き地となりつつあります。

 また長山駅でもコンクリート造りの新待合室使用が開始され、こちらもモルタル造りの旧駅舎が解体されています。
【情報提供:快速天竜下りさん、松哲さん、かずリンさんほか】

小坂井駅新待合室

▲小坂井駅新待合室
【2002/03/31撮影】

長山駅新待合室

▲長山駅新待合室
【2003/03/02撮影】


■新城市で第15回「奥三河芸能祭」開催

・2002(平成14)年3月3日〜10日

 さる2002(平成14)年3月、新城市で恒例となっている「第15回奥三河芸能祭 ・第5回三遠南信伝統芸能フェスティバル」が行われました(主催:新城市・新城市教育委員会)。今年のテーマは前々回・前回に引き続き「飯田線文化」のパート3で、飯田線や新城市内の会場を舞台に、下記のような催しが行われました。


●カルチャートレイン・天龍村ウォーキング
【2002年3月3日】 

 新城市での公募により、臨時貸切列車「新城カルチャートレイン・奥三河芸能祭飯田線文化号」が豊橋〜為栗間(復路は平岡〜豊橋間)で運転されました。昨年まで使用されていた165系電車が廃車されたのに伴い、今回からは117系電車4連となり、特製のヘッドサインを掲げて運転されました。230名の定員は募集後1週間足らずで満席になったと言われ、豊橋・豊川・新城・大海の4駅で乗降扱いが行い、車内は満席の乗客で賑わいました。

 為栗からはウォーキングイベント「為栗から平岡の大自然を歩こう」が行われ、吊り橋を経て県道1号線を南下、塗装工事中の羽衣崎橋や平岡ダム堰堤を通りながら、平岡駅「龍泉閣」へと至るウォーキングを楽しみました。龍泉閣へ着いた参加者は館内での休憩・食事・買い物や温泉入浴など思い思いの時間を過ごし、平岡発の電車で帰路に着きました。


●飯田線情報の旅【2002年3月9日〜10日】

 新城文化会館の展示室一室を使って、飯田線に関する全駅の写真展示や鉄道模型・部品等の展示、沿線各自治体のパンフレット配布、合唱劇カネトに関する展示、沿線の日本車輌による物販が行われていました。また10日には展示室内で鉄道模型の運転が行われていたほか、文化会館前の「はなのき広場」で、ミニSLの運転試乗会・フリーパフォーマンス・フリーマーケット・物産展が行われました。

東栄駅停車中の飯田線文化号

▲東栄駅停車中の飯田線文化号
【2002/03/03撮影】

為栗駅を出発するウォーキング参加者

▲為栗駅を出発するウォーキング参加者
【2002/03/03撮影】


●飯田線伝統芸能の旅「芸能フェスティバル」【2002年3月10日】

 2002(平成14)年3月10日13時00分より、新城文化会館・大ホールで行われました。飯田線沿線を中心とした伝統芸能を一同に集めて演じたもので、豊丘高校和太鼓「鬼火」(豊橋市)・新城歌舞伎(新城市)・遠山霜月祭り(南信濃村)・神明神社の天狗と獅子舞(辰野町)のほか、特別出演として岐阜県の白鳥おどり、北海道のアイヌ民族舞踊(ムックリ演奏・狩りの舞い)が披露されました。
【出典:奥三河芸能祭パンフレットより】


■119系電車、大垣車両区へ移管

・2002(平成14)年3月23日

 飯田線の主力車両である119系電車が、2002(平成14)年3月23日より長年の配属先であった静岡車両区から、大垣車両区に移管されることとなりました。

 飯田線が国鉄時代の静岡鉄道管理局だった頃から、東海事業本部管内飯田支店に移管された後も、車両の所属は一貫して静岡支社内管内とされていた119系ではありますが、今回ようやく東海事業本部管内所属となったわけです。

 ただもともと119系は静岡区所属時代より、検査入場以外では豊橋運輸区構内を常備場所としており、大垣区に移管となってもその傾向は変わることなく、一部検査入場列車が回送として大垣に顔を出す程度であることが確認されています。

 この移管により車体の所属標記が「静シス」から「海カキ」に改められたほか、これまでは"I"(アイ)編成を名乗っていた119系2連(非ワンマン仕様)の編成番号(記号)も、"E"に変更されています。それと同時に、"R"編成への改番で空番となっていた8〜14までの数字を埋める形で、"I"15〜24が"E"8〜17に改番されています。

 なお119系2連(ワンマン仕様)の"R"編成と単行車両の"M"編成は記号の変更はありません。
【情報提供:たっちーさん、けいさん、諸国漫遊記さん、かかしさんほか】


■伊那松島運輸区で最後の撮影会

・2002(平成14)年3月24日

 伊那松島運輸区構内で、第40回となった撮影会が行われました。日時は2002(平成14)年の3月24日(日)の12時30分から15時00分で、展示車両はED18 2・EF58 122号電気機関車、オハフ46形客車2両、クモハ12形041号・クモヤ145形121号・モハ1形電車でした。今回の撮影会にあたり、ED18牽引によるオハフ46形2両の臨時回送列車が当日午前に走行しました。

 会場は従来通り伊那松島運輸区構内ですが、従来より最寄りの伊那松島駅から伊那松島区への出入りに使用されていた運輸区前の踏切が、昨年12月に廃止されていますので、駅構内より伊那市寄りまたは辰野寄り運輸区裏の踏切に大周りする必要がありました。

 車両撮影会と並行して、モハ1形の車内見学や写真・記念品類の展示、オレンジカードの即売、豚汁のサービス等が行われ、多数の来場者で賑わいました。

 伊那松島運輸区の撮影会は1994年より恒例行事として開催されてきましたが、近年は展示車両の相次ぐ廃車などによりすっかり寂しくなってしまった感があります。撮影会自体は今回が最終回とアナウンスされており、長年の歴史に幕が下ろされることになります。

【情報提供:”元”飯田市民さんほか】

→当日の模様は「飯田線写真レポート」内[▼第40回伊那松島運輸区撮影会]をご覧ください。

伊那松島運輸区撮影会

▲伊那松島運輸区内
【2002/03/24撮影】

伊那松島運輸区撮影会

▲伊那松島運輸区内
【2002/03/24撮影】


■JR東海・2002年春の「さわやかウォーキング」

・2002(平成14)年3月30日〜5月11日

 JR東海が主催する、毎年恒例の春の「さわやかウォーキング」が発表されました。毎回のイベントの中から、飯田線沿線に関わる情報を紹介します。

●日時:開催場所(始発駅名)
タイトル[コース長]所要時間

コース

●3月30日(土):三河東郷駅
風切山と三河の嵐山を歩こう
[約10.1km]約3時間30分【一般向】

三河東郷駅→勝楽寺→早滝橋→日吉神社→風切山登山口→石仏→風切山山頂→薬師堂→庭野小学校→桜渕公園・笠岩橋→新城駅
※名古屋発・豊橋発の各臨時列車有
※特急「伊那路1号」の三河東郷駅臨時停車有

●4月14日(日):牛久保駅
春の赤塚山公園と豊川稲荷参拝
[約12.5km]約3時間【一般向】

牛久保駅→長谷寺→桜トンネル→赤塚山公園(ぎょぎょランド)→鳥居強右衛門の碑→佐奈川→豊川稲荷→豊川駅
※豊橋発の臨時列車有

●4月29日(祝):伊那松島駅
みのわ「歌姫ひばりの里」と福与城址まつり
[約8km]約2時間30分【家族向】

伊那松島駅→みのわ天竜公園→ひばり歌の里→番場原公園→澄心寺→福与城址(まつり開催)→木ノ下駅
※飯田版

●5月5日(祝):長篠城駅
長篠の戦い 史跡を歩いてみませんか
(1)[約1km]約10分【家族向】
(2)[約8km]約2時間30分【一般向】

(1)長篠城駅→長篠城祉(のぼり祭会場)→長篠城駅

(2)長篠城駅→鳶が巣山→鳥居強右衛門磔死の碑→医王寺→長篠城祉(のぼり祭会場)→長篠城駅
※名古屋発・豊橋発の各臨時列車有
※特急「伊那路1号」・トロッコファミリー号の長篠城駅臨時停車有

●5月11日(土):川路駅
藤と牡丹の開善寺、石楠花の保寿寺を訪ねて
[約11km]約3時間【一般向】

川路駅→開善寺→時又港→保寿寺→堤防桜並木→大願寺→今村公園→龍角峰→天竜峡駅
※飯田版

【出典:JR東海発行「さわやかウォーキング」パンフレットより】


■「とうえい温泉」オープン

・2002(平成14)年4月19日

 さる2002(平成14)年4月19日、愛知県東栄町内に「とうえい温泉」がオープンしました。ここは長野県薬剤師会の分析によると、温泉の成分は全国でも数少ない「療養泉」とされ、下呂温泉にも匹敵する湯質と言われています。入湯料は大人500円、小人(3歳以上小学生迄)300円で、水曜日定休、営業時間は10時00分〜21時00分です(入場は20時00分まで)。10回分料金で12回利用の回数券もあります。

 この「とうえい温泉」オープンにともない、東栄駅から本郷とを結ぶ東栄町営バスが、温泉まで延長運転するようになりました(営業時間外と温泉定休日の水曜日を除く)。
【情報提供:快速天竜下りさんほか】


■三河川合〜池場間で線路火災

・2002(平成14)年4月27日

 三河川合〜池場間の亀淵川に架かる「第二東川橋梁」で、枕木からの出火によると見られる沿線火災が発生しました。列車の車輪から生じる火花が折しも乾燥していた空気の中、枕木に燃え移り、線路下の斜面の枯草に延焼したものと見られています。発見も早く、また自然水利の上であることから比較的短時間で鎮火しましたが、この火災の影響で「特急伊那路3号」を含む3本の電車に、最大49分の遅れが生じました。

【情報提供:銀色お〜ぱさん、快速天竜下りさんほか】

飯田線第二東川橋梁

▲今回の火災現場となった第二東川橋梁。下の道路は国道151号線。「究極超人あ〜る」OVAのロケ現場としても知られている。
【2001/08/25撮影】

金山第一トンネル入口

▲火災の発生した金山第一トンネル入口付近。なお左右の写真ともに火災発生前である昨年夏に撮影したもの。
【2001/08/25撮影】


■新城駅・駒ヶ根駅が夜間無人化

・2002(平成14)年7月1日

 駅での掲示ならびに地元紙によりますと、飯田線内新城駅・駒ヶ根駅の2駅が、2002(平成14)年7月1日以降営業時間の短縮を行い、夜間無人駅となります。営業時間は新城駅が7時00分〜19時00分、駒ヶ根駅が7時15分〜19時45分に変更されます。

 1983(昭和58)年から開始されたCTC導入以来、飯田線の駅無人化による省力化が急速に進められてきましたが、今回のような市の中心駅クラスでの夜間無人化は初めてです。これで飯田線内の終日営業駅は、豊川・天竜峡・飯田・伊那市の4駅のみとなってしまいます。

【情報提供:諸国漫遊記さん、”元”飯田市民。さん、ishi@駒ケ根さん】

飯田線新城駅

▲飯田線新城駅
【2002/03/30撮影】

飯田線駒ヶ根駅

▲飯田線駒ヶ根駅
【2002/07/07撮影】


■天竜川総合学習館「かわらんべ」、川路に開設

・2002(平成14)年7月7日

 飯田市川路の天竜川治水地域内に、天竜川総合学習館「かわらんべ」がオープンしました。この施設は天竜川に関する歴史や流域の文化、自然を学ぶための教育施設で、天竜川に関する各種展示や郷土関係の書籍閲覧、水害の記録映像等を見ることができます。「かわらんべ」とはかっぱの子供を意味する俗称です。

 場所は天竜峡駅と川路駅のほぼ中間に位置し、飯田線線路より天竜川沿いとなります。開館時間は9時00分から16時30分(閉館は17時00分)、休館日は月曜日と祝日の翌日となります。入場は無料です。

 「かわらんべ」敷地前の天竜川河原には、「水辺の楽校いいだ・川路自然体験ゾーン」と呼ばれる自然観察広場が設置されており、この敷地内にかつて川路駅前にあったものと同様の「三六災最高水位の碑」が建てられています。

天竜川総合学習館「かわらんべ」

▲天竜川総合学習館「かわらんべ」
【2004/08/01撮影】


■JR東海・2002年秋の「さわやかウォーキング」

・2002(平成14)年9月15日〜11月23日

 JR東海が主催する、毎年恒例の秋の「さわやかウォーキング」が発表されました。各回のコースの中から、飯田線沿線に関わる情報を紹介します。

●日時:開催場所(始発駅名)
タイトル[コース長]所要時間

コース

●9月15日(祝):三河東郷駅
前田利家鉄砲隊長と設楽原決戦場の本陣を訪ねて
[約10.6km]約3時間【一般向】

三河東郷駅→首洗い池→信玄塚・設楽原歴史資料館→物見塚・徳川家康本陣→馬防柵→丸山(激戦地)→石座神社→茶臼山公園・織田信長本陣地→勅養寺→富永神社→新城駅
名古屋発・豊橋発の各臨時快速列車
特急「伊那路1号」・「トロッコファミリー」号の三河東郷駅臨時停車有

●10月13日(日):飯島駅
紅葉の与田切渓谷・満開のコスモス街道
(1)[約15km]約4時間【一般向】
(2)[約9km]約2時間30分【家族向】

飯島駅→飯島陣屋→梅戸神社→コスモス畑→いこいの森→御座松→しおじ山道→千人塚公園→七窪神社→道の駅→七久保駅

飯島駅→飯島陣屋→梅戸神社→コスモス畑→いこいの森→御座松キャンプ場→千人塚公園→七窪神社→道の駅→七久保駅
※いずれも飯田版

●10月19日(土):切石駅
名水猿庫の泉と秋の風越山麓を歩こう
[約11km]約3時間【一般向】

切石駅→風越公園→風越発電所→つつじ公園→猿庫の泉→白山神社→風越山麓こども公園→今宮神社→飯田駅
※飯田版

●11月3日(祝):天竜峡駅
柿すだれとりんごの里 立石を訪ねて
[約12km]約3時間【一般向】

天竜峡駅→大明神→きぬた峠→夜明溜池→柳桜(正宗得三郎歌碑)→立石寺→仁王門→雄杉・雌杉→下瀬→天竜峡公園→天竜峡駅
※飯田版

●11月23日(祝):本長篠駅
鳳来寺山の自然・文化・歴史探訪ともみじ祭り
[約11.5km]約3時間40分【健脚向】

本長篠駅→鳳来寺山表参道→仁王門→傘杉→鳳来寺本堂→東照宮→行者越え→湯谷温泉駅
名古屋発・豊橋発の各臨時快速列車

【出典:JR東海発行「さわやかウォーキング」パンフレットより】


■飯田駅ホーム改良工事実施

・2002(平成14)年9月〜11月

 バリアフリー施策の一環として、飯田駅ホーム全般のホーム嵩上げを中心とした改良工事が、2002(平成14)年9月〜11月の間に行われました。1番線では古くからの木造上屋が解体され、嵩上げされたホームに新しい上屋と、新たに改札前にスロープが設置されています。

 また2〜3番線ホームでは旧来の鉄骨の上屋を生かしつつ嵩上げが行われたものの、工事の支障となるホーム北側の木造待合室が解体されています。

飯田駅木造上屋解体

▲木造の上屋が解体され、仮設のものとされた
【2002/09/16撮影】

飯田駅改札前にスロープ新設

▲改札前にスロープも新設された
【2002/12/23撮影】


■JR東海バス天竜線、遠鉄バス移管で「北遠本線」に

・2002(平成14)年10月1日

 JR東海バスでは、これまで同社の天竜線として運行されてきた「遠江二俣・西鹿島〜水窪町、遠江西川〜白倉峡」間の運行を2002(平成14)年9月30日限りで廃止し、翌10月1日より遠州鉄道バスの「北遠本線」として路線が継承されることとなりました。

 遠州鉄道では天竜営業所が担当し、西鹿島〜水窪町間のみの運行とされ、遠江二俣〜双竜橋間は廃止、遠江西川〜白倉峡間は遠鉄関連会社の遠鉄アシストに委託運行され、村営バスとして運行されます。

 北遠本線内の運賃も他の遠鉄バス路線と同様の運賃体系が適用されることにより、初乗りは100円、西鹿島〜水窪町間全区間でも630円の上限運賃とされ、区間によっては移管前に対しおよそ半額の値下げとなっています。
【情報提供:生産11課さん・停留所の掲示より】

遠州鉄道バス北遠本線

▲遠州鉄道バスに転換された旧天竜線→北遠本線
【2005/05/04撮影】


■飯田線北部に久々のトロッコ列車運転

・2002(平成14)年11月2〜3日

 通常は飯田線の南部、豊橋〜中部天竜間で運転されている「トロッコ列車」ですが、今回数年ぶりに飯田線北部(飯田〜伊那松島間)での運転が実現しました。飯田線北部のトロッコ列車は、1989(平成元)年からほぼ毎年のように、年に数日ほど運転されてきましたが、1997(平成9)年以降はしばらくは運転されることもなく、ファンの間からは再度の運転が待望されていました。

 今回の運転の直接の理由は、飯田線沿線(とりわけ伊那谷地域)のファンを中心に組織されている鉄道愛好団体「JR東海ファンクラブ」による貸切運転要請が11月2日にあったことで、それに付随する形で翌3日には「JR東海ツアーズ」により募集された団体貸切列車として運行されました。編成は機関車EF58形122+客車スハフ12形31+トロッコ車オハフ17形11の3両です(下り飯田行は機関車反対向き)。

 なおトロッコ列車が運転された2〜3日の翌日(4日)には、中部天竜駅構内の「佐久間レールパーク」で公開中だったキハ82形気動車の引き上げも兼ねて、南部にトロッコ車両を利用した回送列車が運転されました。

トロッコ列車、主な停車駅と時刻

837→

908→

932→

1017→

1044→

1125着

飯田

伊那大島

七久保

駒ヶ根

伊那市

伊那松島

1640着

←1611

←1531

←1459

←1415

←1355

→トロッコ列車の写真は[▼飯田線北部トロッコ列車2002]もご覧ください。

飯島駅停車中のトロッコ列車

▲機関車+客車2両の身軽な編成(飯島駅)
【2002/11/03撮影】

飯田線田切〜伊那福岡間

▲沿線では多くのファンが待ちかまえた(田切〜伊那福岡間)
【2002/11/03撮影】


■トロッコ列車運転に合わせ、伊那松島運輸区祭り開催

・2002(平成14)年11月2日

 さる2002(平成14)年11月2日(土)12時30分より15時00分まで、当日飯田より運転されたトロッコ列車の到着に合わせ、飯田線伊那松島駅構内にある「伊那松島運輸区」にて「第6回伊那松島運輸区祭り」が開催されました。

 本年3月24日を最後に「伊那松島運輸区撮影会」が終了していただけに、久々に構内で列車写真が撮れる機会として、トロッコ列車の乗客を含む大勢の参加者で賑わいました。12時30分より13時30分まで構内の撮影会が行われたほか、写真展示や運転シミュレーションゲーム「電車でGo」が置かれるなどの催しが行われました。


■三河槙原駅舎解体、新待合室建設

・2002(平成14)年11月13日〜

 三河槙原駅の旧木造駅舎は、1984(昭和59)年2月24日の南部CTC化による無人化以降も残存してきましたが、さる2002(平成14)年11月13日より、新待合室を建設のため解体が始まりました。

 旧駅舎のうち待合室部分のみ解体されたまま、跡地に鉄筋の待合室が建設されていましたが、2003(平成15)年2月に新待合室が完成し、旧駅舎は完全に解体されました。引き続きトイレの建設が進められています。

【情報提供:たっちーさん・快速天竜下りさん】

待合室部分が解体された三河槙原駅舎

▲待合室部分が解体された三河槙原駅舎
【2002/11/24撮影】

新築された三河槙原駅待合室

▲新築された三河槙原駅待合室
【2003/04/05撮影】


●次は 飯田線ヒストリー・2003(平成15)年 です●

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