飯田線ヒストリー【2001年】 最終更新日:2005/07/01

魅力発見・飯田線

飯田線ヒストリー・2001(平成13)年〜掲載内容

▼[運転] 飯田線一部列車ワンマン運転開始【2001/03/03】
▼[運転] 全国JRダイヤ改正実施【2001/03/03】
▼[行事][運転]カルチャートレイン運転&富山村で「さわやかウォーキング」【2001/03/04】
▼[行事] 新城市で恒例「飯田線文化」PART2開かれる【2001/03/10〜11】
▼[車両] [運転] 119系ワンマン対応車の編成番号変更【2001/03/16】
▼[行事] 川路付替新線ウォーキング「歩け歩けJR飯田線」開催【2001/03/18】
▼[施設][運転] 飯田線川路地区(天竜峡〜時又間)線路付替【2001/04/01】
▼[運転] トロッコファミリー号本年の運転開始、機回しは中部天竜で【2001/04/01】
▼[バス] 新宿〜高遠・長谷村間に高速バス運行開始【2001/04/01】
▼[施設] 平岡駅に「ふれあいステーション龍泉閣」開業【2001/04/02】
▼[バス] 中央高速バス新宿線、増発改正【2001/07/01】
▼[沿線] 飯田線沿線が舞台の映画「いちばん美しい夏」上映開始【2001/08/04】
▼[行事] 平岡・温田で「大天竜火の盆」開催【2001/08/25】
▼[行事] JR東海・秋の「さわやかウォーキング」【2001/09/23〜11/23】
▼[運転] JR東海ダイヤ改正で飯田線も時刻変更【2001/10/01】
▼[行事] 豊川〜小坂井間でウォーキングイベント【2001/10/07】
▼[運転] [車両] 紅葉ツアー多客で113系電車再登板【2001/10/30〜11/26】
▼[運転] 飯田線全線で扉開閉を半自動化【2001/12/01】

▲2000(平成12)年

▼2002(平成14)年


■飯田線一部列車ワンマン運転開始

・2001(平成13)年3月3日〜

 これまで全列車に運転士・車掌が乗務していた飯田線に、新たに車掌が乗務しない「ワンマン列車」が2001(平成13)年3月3日より導入されました。ワンマン列車導入区間は天竜峡〜辰野間で、朝夕混雑時を除いた一部の列車が対象となります。

●ワンマン列車乗車方法
・無人駅では乗車口が進行方向1両目の後ろドアに限られる
・ドアは自分で押しボタンを使って開閉する
・乗車時に整理券を取る(定期券の場合も必要)
・車内での乗車券販売は原則として行われない
・無人駅や日中有人駅での無人時間中では、降車扉は進行方向最前部のドアに限られる。
 その際運転士に、整理券とともに乗車区間の運賃を支払う
・有人駅での下車はすべての扉がボタン操作により開閉可能となる
 その場合乗車券や運賃は、駅員の回収となる。

→詳しい乗車法は[▼ワンマン運転時の乗車方法]をご覧ください。

 車内での乗車券販売は原則として行われませんが、他路線の例を見ると、導入直後の習熟期間中や混雑列車などでは、車掌が添乗する場合も考えられます。ただし車掌乗務の場合でも、乗降方法はワンマン列車と変わりありません。

 ちなみにワンマン列車として運転される列車は、時刻表にて列車番号が1420M〜1440M(一部4420M番台)のものが対象とされ、また一部区間のみワンマン化という列車も存在します。

【情報提供:飯田線 魅力発見 談話室に参加の皆さま、参考:JR東海 ニュースリリース、信濃毎日新聞】

ワンマン表示

▲ワンマン列車では1両目の後部扉が乗車口となる。ワンマン札があっても、窓部のワンマン表示が点灯していない場合は、ワンマン運転は行っていない。
【2001/08/26撮影】

ワンマン運賃箱

▲先頭車両に備え付けられる運賃箱。無人駅での下車時にはここに乗車券または運賃と乗車時に受け取った整理券を投入する。
【2001/08/26撮影】


■全国JRダイヤ改正実施

・2001(平成13)年3月3日

 2001年3月3日に全国のJR各社でダイヤ改正が行われました。飯田線では、前述のワンマン運転が始まる以外には、時刻や列車番号などほとんど変化はありません。おそらく昨年12月2日時点で、すでに今回のワンマン運転を見込んだ改正がなされていたものと思われます。

 ちなみに1点だけ、これまで中部天竜で別列車とされていた511M(豊橋→中部天竜)と1505M(中部天竜→天竜峡)が、列車番号は従来通り(中部天竜停車中に変更)ながら、時刻表誌面や実際の案内上では「豊橋〜天竜峡」間の直通列車扱いされているのが注目されます。

 これは中部天竜での下り列車2番線入線が可能となったため、これまでの特急待避のための引き上げが必要なくなり、直通乗車が可能となったことによるものと思われます。

【情報提供協力:Maru様ほか飯田線 魅力発見 談話室に参加の皆さま、参考:JTB時刻表】


■カルチャートレイン運転&富山村で「さわやかウォーキング」

・2001(平成13)年3月4日

 新城市恒例の団体貸切列車「カルチャートレイン」運転(165系3連)による大嵐駅〜富山村のウォーキング開催に伴い、一般客相手にも「さわやかウォーキング」として開催されました。当日は朝からあいにくの雨天となり中止も懸念されたものの、貸切列車運行との兼ね合いから行事そのものは実行されました。ただ村側の配慮により、ウォーキングコースに合わせて救済措置として、臨時の村営バスが運行されました。

 早朝から大雨とあって、結果的に「カルチャートレイン」を除く参加客は極めて少数だったものの、富山村営の教育文化センター「森遊館」では甘酒の振る舞いや豚汁の販売が行われており、多くの参加者は「湯の島温泉」を合わせてのんびりと過ごしていたようです。昼過ぎには雨も上がり、今回の折返し地点であるバンガロー村への往復参加者も少数ですが見られました。

 今回の行事に併せ、特急「伊那路」1・4号の大嵐駅への臨時停車が行われました。


■新城市で恒例「飯田線文化」PART2開かれる

・2001(平成13)年3月10日〜11日

 2001年3月、新城市で「第14回奥三河芸能祭 ・第5回三遠南信伝統芸能フェスティバル」(主催:新城市・新城市教育委員会)の一環として、昨年に引き続き「飯田線文化PART2」が開催されました。昨年同様、新城文化会館の展示室で「飯田線情報の旅」が行われ、飯田線に関する写真展示や乗車券・鉄道模型等の展示、沿線各自治体のパンフレット配布、沿線の日本車輌による物販が行われたほか、合唱劇「カネト」のコーナーも設けられ、昨年秋公演のCDやビデオの販売が行われました。
【情報提供:飯田線 魅力発見 談話室に参加の皆さま】


■119系ワンマン対応車の編成番号変更

・2001(平成13)年3月16日

 これまでは改造前の119系2連と同一の編成番号を使用していた、ワンマン化対応の[i8〜i14]編成ですが、3月16日より順次[R1〜R7]に変更されています。ワンマン化対応車は未改造の在来車とは独立した運用を組むことから、別記号に分類されたものと思われます。ちなみに空番となった編成番号については、この時点ではそのままとされています。
【情報提供:松哲様ほか飯田線 魅力発見 談話室に参加の皆さま】


■川路付替新線ウォーキング「歩け歩けJR飯田線」開催

・2001(平成13)年3月18日

 さる3月18日に、天竜峡および時又の両駅から新しい川路駅に向けて、未使用の線路上を歩くイベント「歩け歩けJR飯田線」(主催:川路・龍江・竜丘地区天竜川治水対策推進連絡協議会)が行われました。

 治水工事の進捗を、その象徴的存在である飯田線付替線の線路を歩くことで認知してもらう趣旨で、主催者側の予想を大きく超える2,500名以上の参加者がありました。終着点となった川路新駅では、もち投げなどのイベントやJR東海ファンクラブによる展示が行われました。
【情報提供:JR東海ネット大澤様ほか飯田線 魅力発見 談話室に参加の皆さま】


■飯田線川路地区(天竜峡〜時又間)線路付替完成

・2001(平成13)年4月1日

 天竜川の洪水対策による治水工事の一環として、長年にわたり新線付替工事の進められていた天竜峡〜時又間が2001年4月1日、予定通り初電より新線に切り替えられました。新線移行にともない旧線は廃止され、旧来の川路駅も新線上の新しい川路駅に引き継がれています。なおこの川路新駅への設置にともない、JR東海管内でのホームへの点字ブロック設置は完了となりました。

 新駅は旧駅に対し天竜川寄り、かつやや時又駅寄りに設置され、蚕の繭(まゆ)を型どったと言われる楕円形の平面を持ったコンクリート製待合室が備えられています。従来通り交換設備無しの単線の無人駅ですが、駅北方に保線車両用の留置線が設置されています。駅前には今のところ建物は全くなく、旧川路の駅前とは仮設の道路で結ばれています。

 新線全体が天竜川の堤防に近付いた形で、車窓風景は従来より一新されています。また久米川にはトラス橋梁が架設され、新線のシンボル的存在となっています。この付替により、曲線の緩和とも相まって川路〜時又間の営業キロが0.1km縮まり、飯田線の全長は195.8kmから195.7kmへと短縮されています。これにより一部区間では運賃の値下げが行われています。

→歴史的概要については[▼飯田線・川路付替線について]および[▼飯田線各駅停車・川路駅]をご覧ください。

▲川路駅付近の新線上を走る119系電車
【2001/05/06撮影】

▲新線上に建設された川路駅
【2004/08/01撮影】


■トロッコファミリー号本年の運転開始、機回しは中部天竜で

・2001(平成13)年4月1日〜

 4月1日より、豊橋〜中部天竜を結ぶ観光列車「トロッコファミリー号」運転が再開されました。

 水窪駅の業務委託化にともない本年より機回しは中部天竜駅構内で行われるようになり、中部天竜〜水窪間の機回しのための回送はなくなりました。そのため撮影名所として知られる城西〜向市場間のS字橋(第六水窪川橋梁)を回送列車として日常的に通過することもなくなり、一つの撮影ポイントが姿を消したことになります。


■新宿〜高遠・長谷村間に高速バス運行

・2001(平成13)年4月1日〜

 昨年、会員制バスとして運行された「新宿駅〜高遠・伊那里(長谷村)」間の高速バスですが、4月1日より定期路線として昇格されました。主な時刻と運賃は以下の通りです。

1号:新宿駅新南口920→高遠1247→伊那里1315
3号:新宿駅新南口1740→高遠2107→伊那里2135

2号:伊那里600→高遠622→新宿駅新南口949
4号:伊那里1550→高遠1618→新宿駅新南口1945

運賃は新宿駅新南口より(〔〕内は往復)
守屋登山口・伊那藤沢・健老橋・高遠・高遠さくらホテル まで3200〔5800〕円
道の駅.南アルプスむら・伊那美和・戸台口・南アルプス登山口.仙流荘・伊那里まで3600〔6700〕円
他に、4枚つづりの回数券も設定されるようです。
【情報提供:しずとよ様】


■平岡駅に「ふれあいステーション龍泉閣」開業

・2001(平成13)年4月2日

 長野県天龍村が村の中心駅である飯田線平岡駅の「駅前再開発事業」の一環として、元バスターミナル敷地を利用し建設していた総合交流促進施設「ふれあいステーション龍泉閣(りゅうせんかく)」が4月2日完成し、営業を開始しました。

 この施設は、飯田線の平岡駅舎と村の観光情報施設・飲食店・宿泊施設・温泉浴場等を合築するもので、「龍泉閣」の名称は公募によりに決定しました。運営は天龍村出資の第三セクターにより行われています。

 この施設建設と並行して、これまで駅により分断されていた村の東西を結ぶ跨線橋(自由通路)が建設されました。また木造の旧駅舎はこの施設完成で役目を終え、解体されています。

→詳細については[▼飯田線各駅停車・平岡駅]をご覧ください。

「龍泉閣」建物正面側

▲「龍泉閣」建物正面側
【2001/05撮影】


■中央高速バス新宿線、増発改正

・2001(平成13)年7月1日

 飯田線最大のライバルと言える、中央高速バスの新宿〜飯田線ならびに新宿〜伊那・駒ヶ根線ですが、7月1日の改正により新宿〜飯田線・新宿〜伊那・駒ヶ根線双方とも各2往復(合計4往復)の増発が予定されています。

 中でも駒ヶ根(早朝)4時30分発の新宿行(7時55分着)設定や、新宿21時00分発の駒ヶ根行(0時25分着)設定など、始発便の繰り上げや最終便の繰り下げが目立ち、目的地での滞在時間拡大の狙いが伺えます。

また改正と同時に、往復割引や割引回数券の発売を開始するなど、かなり思い切った施策が採られています。
【情報提供:しずとよさんほか談話室参加の皆さま】


■飯田線沿線が舞台の映画「いちばん美しい夏」上映開始

・2001(平成13)年8月4日〜

 英国人ジョン・ウィリアムズ氏監督の映画「いちばん美しい夏」の上映が開始されました。この映画は愛知県名古屋市とともに鳳来町を中心とした飯田線沿線地域が主要な舞台として選ばれ、湯谷温泉の温泉街を中心に三河大野から池場にかけての沿線風景が、自然の情感も豊かに描写されています。

 8月4・5日に地元新城市と鳳来町で先行上映されたのを皮切りに、東京では8月18日〜9月7日に「中野武蔵野ホール」にて、名古屋では8月11日〜9月21日に名駅近くの「シネマスコーレ」で上映されました。追って大阪・京都・神戸・広島・札幌・福岡・金沢など全国での上映が予定されています。

→詳細については[▼百米映画社のホームページ]をご覧ください。

    映画上に舞台として登場する池場地区の民家

▲映画上で舞台として登場する池場地区の民家
【2001/08/25撮影】

■平岡・温田で「大天竜火の盆」開催

・2001(平成13)年8月25日

 三遠南信地域の各市町村で行われている「祭」の数々を一同に集結させたイベント「大天竜火の盆」(主催:南信州開発推進協会・南信州広域イベント実行委員会)が8月25日に行われました。

 平岡駅「龍泉閣」前で行われた第一部(13時30分〜16時30分)では、下栗の掛踊り(長野県上村)、売木のお練り(長野県売木村)、天龍熊伏太鼓(長野県天龍村)、豊根のはねこみ(愛知県豊根村)、和合の念仏踊り(長野県阿南町)、遠州大念仏(静岡県浜北市)、大海の放下(愛知県新城市)といった踊りが披露されました。

 また温田駅近くの南宮峡一帯で行われた第二部(18時00分〜20時30分)では、南宮音頭・新居の盆踊り・深見の祇園祭り(長野県阿南町)、くれ木踊り(長野県泰阜村)、乗本万灯(愛知県鳳来町)、新居手筒花火(静岡県新居町)、清内路の仕掛け花火(長野県清内路村)等のイベントが行われました。

 両者とも道路交通の不便な地域とあって、飯田線も定期の527M同様、次の531Mも4両に増結されるなど、イベントに合わせた輸送力増強が行われていました。

 残念なことにこの企画は1回のみで終了してしまい、2回目以降が行なわれていません。

平岡駅前で行われた昼の部

▲平岡駅前で行われた昼の部
【2001/08/25撮影】

南宮峡で行われた夜の部

▲南宮峡で行われた夜の部
【2001/08/25撮影】


■JR東海・秋の「さわやかウォーキング」

・2001(平成13)年9月23日〜11月23日

 毎年恒例のJR東海が主催する秋の「さわやかウォーキング」が開始されました。毎回のイベントの中から、飯田線沿線に関わる情報を紹介します。■は本社版、●は飯田支店版です。

日時

タイトル

開催場所(始発駅名)
[コース長]所要時間

9月23日(祝)

■21世紀の風切りに野仏と風切山を歩こう

新城駅→三河東郷駅[約11km]約3時間

・新城駅→桜渕公園・笠岩橋→風切山登山口→風切山山頂→老人福祉センター→荒沢の滝→早滝橋→勝楽寺→三河東郷駅
※名古屋発・豊橋発の各臨時列車有

9月29日(土)

■朝霧湖と名号温泉を訪ねて

三河川合駅→柿平駅[約10km]約3時間

・三河川合駅→大島ダム(朝霧湖)→はちまんもり公園→名号石雲寺→名号温泉(うめの湯)→柿平駅
※名古屋発・豊橋発の各臨時列車、特急臨時停車有

10月13日(土)

●紅葉の与田切渓谷・満開のコスモス街道

七久保駅→飯島駅[約9km]約2時間30分

・七久保駅→芝宮神社→遠見石→千人塚公園→御座松キャンプ場→いこいの森→コスモス畑→梅戸神社→飯島陣屋→飯島駅
※飯田版

10月27日(土)

●紅葉の秘境天竜と満島神社を訪ねて

為栗駅→平岡駅[約9.9km]約3時間

・為栗駅→ふるさと味覚小屋→大蛇ミニパーク→羽衣崎橋→平岡ダム(堰堤)→十方峡→満島神社→平岡駅(龍泉閣)
※飯田版

11月23日(祝)

■紅葉彩る県民の森と鳳来峡の散策

三河槙原駅→湯谷温泉駅[約10km]約3時間

・三河槙原駅→愛知県民の森・入口(モリトピア愛知)→川沿い遊歩道→愛知県民の森・出口(モリトピア愛知)→養乙女橋→鳳来ゆ〜ゆ〜ありいな→湯谷温泉駅

【出典:JR東海発行「さわやかウォーキング」パンフレットより】


■JR東海ダイヤ改正で飯田線も時刻変更

・2001(平成13)年10月1日

 去る2001年10月1日、JR東海など全国JR線の一部でダイヤ改正が行われました。以下は飯田線内での改正内容の概要です。

●下り(飯田線基準)特別快速の時刻変更
 今回の最大の変更事項と言えます。東海道本線からの乗り入れ列車が全体的に遅めにシフトされている一方で、平日時刻と土休日時刻で乗り入れ列車の統一が行われています。ちなみに上りは数分の時刻のシフトはあったものの、行路的には大差ありません

名古屋発→豊 橋発→新 城着
1750→1843→1913:天竜峡行に接続
1820→1913→1943
1920→2013→2043
2020→2113→2143

名古屋発→豊 橋発→新 城着
1620→1713→1749→1808本長篠着
1720→1813→1844
1820→1913→1943
1920→2013→2043

名古屋発→豊 橋発→新 城着
1750→1841→1912:天竜峡行に接続
1850→1941→2012:中部天竜行に接続
1950→2041→2112:水窪行に接続
2050→2141→2212:中部天竜行に接続


 これまではほとんどが新城止まりの列車で、新城から先の接続列車は1本を除きありませんでしたが、今後はすべての特別快速が終点新城でそれ以北の電車に接続することとなります。

 しかしその一方で従来、特別快速のスジを縫う形で豊橋発で出ていた新城以北行の電車が新城接続に切り替えられ、特快運転時間帯での豊橋発の新城以北行列車の運転はなくなりました。これは純粋に豊橋駅と新城以北各地の連絡に使っていた人には、大変な不便を強いられることとなります。

●その他の変更
・夕刻の豊橋〜長山間列車543M→556Mが、新城折返しに延長
・新城21:48発570Mが廃止

 ほか全体的な時刻の繰り上げ、繰り下げが見られる以外は、特に北部など目立った変更はないようです。またワンマン列車も今回は増加していません。

→「飯田線運用情報」内[▼飯田線2001.10.1ダイヤ改正概要]に詳細を掲載しています。

【情報出典:JTB時刻表、情報提供協力:飯田線魅力発見談話室の皆さま】


■豊川〜小坂井間でウォーキングイベント

・2001(平成13)年10月7日

 10月7日、豊川市から小坂井町にかけての一帯で、複数のイベントをウォーキングで結ぶ「佐奈川クラスターフェスティバル2001」が行われました。

 ウォーキング行事である「お祭り巡りとコスモスお花見ウォーキング」は、豊川駅または小坂井駅のいずれかを起点とし、それぞれが逆向きのコースを歩んで小坂井・豊川の双方に到着することになります。9時から13時の間にそれぞれの駅で受付が行われ、参加者には開運通商店街での抽選会の特典が付加されました。参加無料で事前申込みは必要ありませんでした。

◆コース(約8km、歩行時間:約2時間)
小坂井駅⇔小坂井町役場(葵まつり)⇔佐奈川・国道1号交差地点⇔金屋中学校前の佐奈川土手(水環境フェスティバル)⇔開運通商店街(ぶらり開運フェスティバル・フリーマーケット)⇔豊川高校(学園祭開催中)⇔豊川駅

◆途中開催イベント
・第17回小坂井葵まつり(9:00〜17:00)主催:こざかい葵まつり実行委員会
・佐奈川水環境フェスティバル(9:30〜16:00)主催:NPO法人佐奈川の会、(社)穂の国青年会議所、愛知県環境部水環境課 共催事業
・ぶらり開運フェスティバル2001(10:00〜15:00)主催:開運通商店街
・豊川高校学園祭(9:00〜15:00)主催:豊川高等学校学園祭実行委員会

また当日18:00〜22:00にかけて、佐奈川の土手に咲いたコスモスのライトアップが行われました。
【情報提供:NPO法人佐奈川の会・佐奈川太郎さん、松哲さん】


■紅葉ツアー多客で113系電車再登板

・2001(平成13)年10月30日〜11月26日

 昨年冬の車両不足にともない、普段飯田線には入らない113系電車(平坦線・暖地向け近郊型電車)が一時的に入線して話題となりましたが、今年は観光バスでの紅葉列車体験ツアー盛況による乗客急増に対応するため、再度飯田線への入場を果たしました。

 今回入線した113系は神領区の4連(N4編成より1ユニット切離し)で、編成は辰野方より
クハ111-2030+モハ112-2034-モハ113-2034+クハ111-2130
となっています。走行日はツアーの多客時に合わせ
10月30・31日、11月1〜7・9〜12・15・17・18・26日
が計画されています。

 最近人気を集めている観光バスでの飯田線乗車ツアーは、主として天竜峡〜為栗間の乗車となるため、この区間での乗客増に対応するため554Mが通常の2連から4連とする必要性が生じ、この運用に113系の4連を充当しています。554Mは本来119系による岡谷発豊橋行ですが、113系運転日に限り天竜峡での車両交換となり、直通運転ではなくなります。

 この列車への送り込みのため、113系運転日には豊橋6時00分発の初電501Mより充当され、天竜峡到着・留置後に554Mにて豊橋へ帰還します。通常501Mで到着した119系2連を折返しで使用する560Mは、113系への交換により天竜峡で打ち切りとされた554Mの119系2連にて運転されます。
【情報提供:飯田市民。さん、松哲さんほか】

大嵐駅に到着する113系

▲大嵐駅に到着する113系
【2001/11/11撮影】

平岡駅停車中の113系

▲平岡駅停車中の113系
【2001/11/11撮影】


■飯田線全線で扉扱いを半自動化

・2001(平成13)年12月1日

2001(平成13)年12月1日より飯田線内全線(豊橋駅を除く船町〜辰野間)において、ドア扱いを年間を通し半自動(手動で開け、自動で閉まる扱い)で統一されることになりました。

 これまでは、車内保温のために中部天竜以北の駅で毎年11月15日〜3月31日に行われていたドアの半自動扱いですが、12月1日以降は期間・区間を限定しない扱いとなります。

 なお豊橋〜本長篠間で「特別快速」をはじめ朝夕の一部列車で運用されている313系電車については、半自動扱いができませんので、これまで通りの自動扉扱いとなります。

115・119系電車(一般車)

手動開閉(出発時は自動で閉じる)

119系電車(ワンマン対応車)

押ボタン開閉(出発時は自動で閉じる)

313・373系電車(ステンレス車)

自動開閉


【情報提供:諸国漫遊記さんほか】


●次は 飯田線ヒストリー・2002(平成14)年 です●

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