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模擬授業226.「授業の仕組みとルール」


堀部克之(中高横浜)

2017年3月26日 中高教師 新年度準備 最初の3日間は「黄金の3日間」 −年度末の笑顔も涙も全ては4月から−
講座3 授業のしくみとルールを考えよう


ビデオ 授業の導入 フラッシュカード

発問 授業の導入は何がありますか。書きます。

「お隣同士で確認します」

説明 音読、暗唱、復習問題があります。授業の導入は、作業や活動をさせ、確認するとよいです。


発問 作業や活動させる前の発問、たとえば「2χ+3χは、何ですか」
この発問は、よいですか、よくないですか。

挙手で確認。

指示 よくない理由を書きます。

「お隣同士で、見せ合います」

説明 よくない理由
 その場で発言すればいいのか
 ノートに書けばいいのか
 手を挙げればいいのか
 何をすればいいかはっきりしない 

発問 「2χ+3χは、何ですか」この後、どういえばよいですか

説明 たとえば、ノートに書きなさい。隣同士相談しなさい。できたら先生にノートを見せに来なさい
このように、指示をはっきりさせます。

説明 発問、作業・指示、確認となります。


ビデオ 教科書をなかなか開かない生徒

説明 早い生徒と遅い生徒がいます。どちらの生徒にも、何をしていいかわからない、空白の時間を作らせない必要があります。

発問 空白の時間を作らない手立ては、何がありますか。

説明 
1 早く終わった生徒に、黒板を書かせる 
2 別の解き方を考えさせる
3 発展課題を用意しておく
などがあります。

説明 遅い生徒と早い生徒で空白の時間ができそうなときは、まずは全体に大きな課題を与え、その後に個別に指導します。


説明 以上のことを考えて、授業の仕組みを作ります。私は、50分の授業を次のようにしています。
1 フラッシュカード
2 音読・暗唱テスト
3 復習問題
4 教科書の例示問題
5 教科書の練習問題
6 問題集の類似問題
7 教科書の基本問題の演習
授業をこのようなパーツで組み立てることで、授業が安定します。


説明 授業は、教科書とノートを使って、勉強のやり方を教えます。
そのための、授業の仕組みやルールです。




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