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Webコンテンツ作成 堀部克之(TOSS中高東京サークル)
『日本教育技術方法体系 第15巻 中学学級指導大事典』をWebコンテンツにしました。
学級レクリエーションを優勝カップを授与することによって、盛り上げる。(TOSS中学推薦)
バツゲームをする。勝った者はいいが、負けたらつまらない。
勝っても負けても司会・進行をしても楽しめる学級レクリエーションにしたい。
土曜日の学活で学級レクリエーションをしている。時間は5分程度である。司会、進行はその週のレク班が中心になっておこなう。班の係り活動は、1週間ごとにローテーションしている。
本物の優勝カップを準備する。
学級レクリエーションを盛り上げるための小道具である。実は校長室においてあった古い優勝カップの再利用である。
ペナントは紅白のリボンを利用する。
リボンの方が安いからである。
さて、いよいよ学級レクリエーションの始まり始まり。
司会者「班対抗でゲームをします。班長の人、紙を取りに来てください。」
班長 B5に切った更紙を取りに出る。
司会者「シ(さんずいへん)のつく漢字を書いてください。時間は1分間です。ヨーイ、始め。」
班員 班長の机のまわりに集まる。
「ほら、あれ書けいや」
「あれでわかるかいや」
「点があれへん」ガヤ、ガヤ。
司会者「あと30秒」
各班「キヨシのキヨがある」
司会者「10秒前、5、4、3、2、1、止め」
司会者「各班の班長、紙を持って来てください。」
司会者「1版13個。3班16個。4班は1つ違っているので14個。2班は〜17個。」
司会者「優勝は2班です。」
各班「ちぇっ」
「やったー」「ワーワー」
司会者「2班の班長、前に出てください。」
全員で、「勇者は還りぬ」をうたう。
全員「タータータ、タータン。タタタタタンタンタン。タタタタタータタータ、タータータタン」そして拍手。
学級レクリエーションのたびに優勝カップのやりとりをする。勝った班は、優勝カップのペナントに自分たちの班名を残せる。「第○回学級レクリエーション優勝△班」となる。司会・進行班は、優勝カップの名誉ある(!?)授与者である。負けた班は、次は優勝カップをねらおうと考える。
勝っても負けても司会・進行をしても楽しめる学級レクとなる。