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TOSS中高東京サークル第5回例会報告

向山洋一氏論文読み合わせ


堀部克之(JHH東京)

2003年4月2日(火)、TOSS中高東京サークル第5回例会において、「向山洋一全集53向山学級開幕のドラマ」(明治図書)p20〜p24の読み合わせを行った。


1文ずつの丸読み後、

指示 わかったこと、気づいたこと、思ったことを書きなさい。


山本雅博氏

1.今年度私初めての担任を持つことになった。学級通信を書くと決めている。
2.スナイパ−は峰が高すぎ、そのまま追試などとうてい出来ない。
3.スネイパ−を読んで、自分が出来るところまでやってみたい。
4.自分の弱さをあばき成長する姿を生徒に見せたい。

澤田富雄氏

1.「そうした子の母親の雰囲気」が印象的に感じた。<いいとこだけど、ここでやめる>深い言葉と思う。読み直してみよう。
2.単位のついた加、乗除の計算は、理科で特に有効である。生徒に試してみようと思う。いつ、どういう形で授業に組むか検討しよう。

前川孝志氏

1.自分の名前を漢字で3回書かせるだけで、その子の性格、その他、家庭の机の上の様子まで見抜くのはまさにプロの技であると思った。
2.正直にまじめに勉強を積み重ねることの大切さを子どもにもなるほどと思へるエピソードで語るのはさすがだと思った。

鈴木良治氏

1.向山先生の話を聞いて大学時代のある場面を思い出した。テストで、人がカンニングを平気でするのを見たことだ。私の心は揺れ動いた。自分よりいい点数をあいつが取るのかと思うとくやしい。だけど私は教師になるのだ。いんちきは教えたくない。だから私はいんちきはしない。まじめに生きようとする私の1つの契機だった。

飯島満氏

1.最初の授業で自分の名前を書かせることで、その子の分析を集めている。
2.最初の授業で「出来るようで出来ない」問題を解かせることで知的な授業を展開している。
3.「ごまかしやずるをする人間は、ある程度までくると必ずダメになる。」向山先生の信念を感じる。学級通信の内容が深い。

佐藤泰弘氏

1.これが学級通信であるのだからすごい。教師、保護者、子どもが一体となって学級がつくられていくのだ。
2.きょういくままにかんするけんで「2年の月日はかかる」と具体的な数字を出した根拠が知りたい。

大谷直紀氏

1.子どもと学ぼう(向山氏は「教えよう」とされているが・・・)とするのが教師であると考えがちだが、実は保護者と共に考え、話し合い、相手を(自分もだが)変えていけるのが真の教師である。

堀部克之

1.名前を書き直しさせても一向に変わらない子が伸びないのは、納得。
2.4+2、4m+2などの追試をしたい。
3.「ごまかしやずるをする人間は伸びない。必ずダメになる」そのまま生徒に話したい。
4.向山先生でも親の非を認めさせる、直させるのに2年かかることがわかった。



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