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論文「高校数学の導入」の検討 



堀部克之(JHH東京)

2003年2月15日(土)、TOSS中高東京サークル第1回例会での、論文検討報告。


小中原愛氏

1.1.で引き込むポイントを書き、2.で実践という組み立てはわかりやすいです。
2.何問まで生徒が板書可能なのか、どういう目的でそれぞれの問題を出題していうるのかをくわしく書いてあるので、追試しやすいです。

竹内右子氏

1.授業の流れの中で、TOSSの方法がいろいろ表れていて、よく追試されているのが分かりました。
2.2番「実践」というタイトルに工夫がほしいです。
3.「4.導入の使い分け」だけでももっとくわしく知りたいので別レポートをのぞみます。

山本雅博氏

1.隣の教室の描写はイラナイ。
2.説明が多いが、授業の記録として流して書いたほうがわかりやすい。。
3.その後に説明を書く。

佐藤泰弘氏

1.「よし、導入成功」と喜ぶ、導入を意識した実践がすばらしいです。
2.スペースがあきすぎな感があります。さらに詰まった文も読みたいです。
3.最後の「これら以外にも〜」より、さらに実践を知りたい。

星美穂子氏

1.「事実で誉めることから、授業をはじめる」「一気に生徒を引き込む」授業の始め方はとても大切だと思います。
2.質問ですが、最初と最後の号令はしないのでしょうか・・・・・・?

鈴木太郎氏

1.導入は3問で、(3)までできた人が見せに行くが、時間差が広くて、早く終わった生徒がボーッとしないでしょうか。(2)を見せるというように私はしています。
2.3.は指示・発問で具体的に書いた方がわかりやすく追試しやすい。
3.クラスの5分の1まで見るというのは何か根拠があれば教えてください。
4.高校数学でも「ほめる」授業ができるのがすばらしい!!

鈴木良治氏

1.慣れてくると、(1)ができた人は見せにきなさいでは列ができる可能性があると考える。その時の対処法は。
2.指示4の前に生徒に説明させる部分はあるかないか。

松岡宏之氏

1.1.の指示はいらない。リ−ド文を書く。
2.授業の流れを回想する
3.生徒の動き、姿を描写する。
4.向山洋一氏「スナイパー」の文を追試する。


分析・自評

1.「2.実践」のタイトルを「2.高校2年「複素数」での実践」とします。

2.「4.導入の使い分け」を詳しく書けない理由は、私がフラッシュカードがへったくそなこと、百玉そろばんを実践していないこと(注文済み、来年度実践します)の2点です。

3.隣の教室の描写を削ります。

4.「2.実践」「3.流れと必然性」が授業記録、説明です。3の具体的な指示・発問が2です。2と3の関連をわかるように書き直します。

5.(1)と(3)の2問をチェックします。(3)が丸の生徒は板書します。

6.クラスの5分の1を見る根拠は、(うる覚えですが)「2対8の法則」(重要なことは全体の2割)からです。

7.(1)ができた人は見せにきなさいで、列ができたことはないです。答えだけ見て丸をつけています。

8.指示4の前に生徒に説明される部分はないです。復習問題ということ、すぐ写せる問題であること、先生は待たないを生徒に示すこと、などの理由がありますが、時間が足りなくなるというのが1番の理由です。さらにテンポのある授業を目指します。

9.1は、リード文を書きます。

10.授業の流れを回想し、生徒の動き、姿の描写の文を書き加えます。

11.スナイパーの文を追試します。


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