基本理念
当院の鍼灸治療
脈診による診断と治療を行っております。脈診による診断では東洋医学の本質的哲学であり手法でもある陰陽、五行論(*)を駆使して証を立て、治療方法を組み立て、経穴(ツボ)を選び、それに従って治療を実施します。これは身体全体をとらえ、体の異常状態を類型的に判定し自然治癒力(免疫力)を発揮させ、ホメオスタシスを維持する根本療法の為、本治法と言います。本治法は様々な心身の不調を訴えて来る患者さんの全身状態のアンバランスを改善し、風邪、痛み、こり、不快感など個々の症状を解消させることを目指します。もう一つは標治法と言われる治療法で対象療法とも呼ばれ症状の現れている所の経脉と経穴(ツボ)を使用したり、離れた経穴を使用したりします。この本治法と標治法の両方により心身の全身状態の改善が行われ、痛み、こり、不快感等、様々な不定愁訴等が解消され爽快感を覚え改善、治癒に導かれます。
(*)陰陽五行論は数千年の時の流れの中で、自然環境の中から生み出され磨き上げられた自然哲学で、これを基に鍼治療の診断と治療技術の体系が組み立てられている。
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