| 明治大学経営学部会計学科合格(内部進学)
[明治大学付属中野高等学校 2005年2月] |
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高校2年生の4月に当校に入学したこの生徒は、高校1年生のときは定期試験で英語の点数が
30点を上回ったことがなかったのでした。
入学して最初の定期試験では、すぐに70点台をとり、生徒本人はたいそうよろこんでいましたが、 母親には「なんと志の低い」とあきれられたそうです。 その後も、毎週2回の授業だけで、着実に実力をつけ、10か月後の2月の実力試験(代々木ゼミナール)では 学年で437人中29位となりました。 この結果に驚いた親御さんは「問題がやさしすぎたの?」と息子に尋ねたそうです。 それはともかく、当校の指導方針で、他と大きく違うのは、読解力重視です。 一般には、文法や熟語という1対1対応の知識の量を増やし、その上で読解力を養うところが多いようです。 場合によっては読解力養成をほとんど行わないところもなくはないようです。 実力試験にしろ、大学の入学試験問題にしろ、読解力を養わずして高得点は望めません。 センター試験の場合、読解力を要する問題は大問でいえば、第3問から最後の第6問ですが、 そこでは200点中の146点の配点があります。文法を中心に学習を続けると読解力がつかないままということになりかねません。 文法を網羅的に学習すると、実際の試験では問われない瑣末なものにも時間を割かねばなりません。 読解力養成を中心に据え、文法事項はそのつど必要なものを必要にして充分な程度を指導するということにしています。 そうすることで、高得点を上げるために必要な読解力を養いつつ、最低限必要な文法事項も押さえることができます。 読解力がつけば、読み込む英文の量がおのずと増え、語彙なども自然に身につきます。 実際、超難関大学に余裕で合格するタイプは単語集で英単語を憶えるという人はきわめて少ないようです。 ですから、当校にあっては、単語テストなどの小テストはおこなっていません。 自然に身につくように指導しているからです。 その結果、この生徒の場合、当校からの宿題はなく、週に2日の当校での学習と、 学校での授業以外ではまったく英語を勉強しないでいても、潜在的な能力が高ければこのような成績をとることができるのです。 さらには、普段、読書もせず、自宅で古文・漢文の勉強もしていないのに、 国語の成績も上昇していました。読解力養成のなせるわざです。 2年生の2月に437人中29位をとった勢いで1年後には余裕で第1志望学部に進学決定……といきたかったのですが、 他の学生が猛烈に勉強を始める3年1学期になってもそれまでどおりののんびりしたペースで勉強をし、 夏休みに慌てるはめに陥りました。それでも第1志望学部に進学が決定しました。 |