主に出題傾向の分析とその対策をしました。
当校のようなちんまりとした個人運営の塾では、受験学年になると、大手進学塾に移籍する生徒がいます。小規模塾の悲哀です。
開校以来、これまでにも、受験学年になると大手進学塾・大手予備校に移籍した生徒がいました。
「こんな小さな塾でこんなにも成績が伸びたのだから、大手に通えば、すごい結果になりそうだ」と考えてしまうようです。
それでも、受験結果は、ことごとく、当校に在籍し続けた生徒のほうがよかったのです。例外はありません。
それも、大手に移った生徒の移籍時点での学力は、在籍し続けた生徒のほうが劣っていました。これにも例外はありません。
なぜなら、在籍し続けた生徒の大半は、大手進学塾の入塾試験に合格できなかったからです。
だから、というのも変ですが、このサイトでの事例では、入学時に偏差値20台から40台の生徒ばかりが登場するのです。
さて、この生徒は、当校において、大手進学塾・大手予備校に移籍した生徒全員の受験結果が悪かったという事実を知っています。
そして、3年1学期の実力試験での3教科合計の成績では、同年度に都立西高等学校に合格した生徒を上回っていました。
ところが、小さな塾でこの成績ならば、大手に通えばもっと素晴らしい受験結果になるのではないかと、どうやら、家族のだれか、あるいは本人が考えたようです。
しかし、大手に移籍した生徒は全員が受験に失敗しているという厳然とした事実があります。
そこで、当校に籍を残しつつ、詰め込み型の他塾に通えば、効果的だと考えたようです。
しかし、本人にも告げたのですが、指導方針がまったく違うので、「相互補完的」ではない、
つまり、一方の足りない部分を他方が互いに補い合うことがないので、非効率的でしかないのです。
結果はというと、第1志望校には合格できず、もともとの成績が自分よりもよくはなかった生徒よりも下位の高校への進学となりました。
他塾に通っている人物が、追加で週1回なり、週2回なりを受講すれば、成績がアップします。ただし、もとから在籍している生徒ほどではなく、
かりに素質が同じであるならば、最終的な成績ではかないません。ところが、当校に通っている生徒が他塾とかけもちをすると、
合理的な合格方法(これは、目先の実力試験で高得点をとるということではありません)に、ノイズが入ってしまうので、本来なら合格できたであろう受験校で
不合格になってしまうという事例となってしまいました。
(たぶん、つづく)
|