祭りの夜

作者:慶&圭


「ネットカフェで act2」

日曜日、慶とデートの予定だったのに女の子になってしまって予定はキャンセル…
「いいよ…気にしなくても…」
と慶は言ってくれたけど、なんだか申し訳なくて…

きっと楽しみにして、予定をやりくりしてくれてたんだろうな…
そう思うとなんかね…

そんなわけで次のデートに圭は、ロングブーツに生足…
それから慶がきっと喜ぶに違いないマイクロミニ…
胸元が大きく開いたシャツ…
といういでたちで待ち合わせの場所に出かけた。

この格好ならきっと慶は喜んでくれる…

そう思うともう慶に会う前から、胸がドキドキした。

いつものように慶の車に乗り込み、二人がよく行くネットカフェへ…
「ネットのソファー席ね…」
慶がこれもいつものように、二人きりになれるブースを選ぶ。
「ああ、ここだ…」
二人は手を繋いでそのソファー席に座ると、慶は入り口を膝掛けで目隠しした。
ソファーに座った圭のスカートはすっかりめくれてその下に身につけたかわいい下着
が見えてしまっている。
それを見た慶は、
「わぁ、今日は前にプレゼントした下着をつけてきてくれたんだ!」
と嬉しそうに言う。
「ふふ、そうよ!」
「ねぇ・・・もっとよく見せてよ・・・」
「だめよ・・ここじゃ!・・また・・あ・と・で!・・ね?」
「いいじゃないか!・・圭がこんな色っぽい格好できたから、もう我慢できなくなっ
ちゃったよ!・・ほらこんなになっちゃってるんだからさ・・・」
圭の手をとって自らの股間に導く慶・・・
慶のズボンの前はもっこりと膨らんで、内部の怒張を誇示していた。
「やだ、ばかぁ〜!・・こんなにおっきくしちゃって・・・」
「なっちゃったんだから、しょうがないだろ!?」
そう言って慶はいきなり圭をソファーに押し倒した。
「あ・・だめだってば!」
押し倒された拍子に圭の足は高く掲げられ、ブーツの先が隣との壁に当たってしまっ
た・・・

こつん!

慶が圭にプレゼントした下着というのは、俗に言う「紐パン」…
つまり横で紐を結んであるものだから、そこをほどけばブーツを脱がなくても下着を
取り去ることができてしまう。
「ちょ、ちょっと・・・ほんとにダメだってば・・・」
圭は必死に抵抗し、二人は狭いソファーの上で揉み合っている。

こつん!

またブーツが壁に当たってしまった。

これじゃ隣の人に怪しまれちゃうじゃない・・・

圭がふっとそんな心配をして気を逸らした隙に、するするっと下着の紐がほどかれ、
小さな布片と化したそれは、あっという間に圭の恥ずかしい場所を慶の目に晒すこと
になってしまった。
「やぁん!」
圭は羞恥に身を揉んだ。
実は、今日のデートに先日慶からプレゼントされたそのセクシーな下着を身に着けた
ときから、それを脱がされる場面を想像し、圭は濡れてしまっていたのだった。
その上慶を挑発するマイクロミニとブーツ・・・
待ち合わせ場所で会った瞬間、慶の視線はいやらしく圭の太腿を舐め回した。
自分でも顔が上気するのがわかった。
そして・・・

濡れた!><

その恥ずかしい場所を、今慶に見られている。
「ねえ、ほんとにダメだったらぁ〜!」
声を抑えつつ圭は言った。
恥ずかしい場所を見られまいと足を閉じようとしたが、慶の力がそれを許さない。

こつん!

またブーツが壁に当たってしまう。
まずい!・・・気づかれてしまう・・・と思うと、またそれ以上は抵抗できなくな
る。
慶がプレゼントしてくれたセクシーな下着が、小さく丸められて圭の口に押し込まれ
た。
「あう・・うぐぐぐ・・・」
猿ぐつわと化したセクシーショーツが圭の声を奪った。
と同時に慶の指が、情け容赦なく圭の割れ目を襲った。
内部に溜まっていた女の蜜がとろりと溢れ出し、慶の指に絡んだ。
「こんなに濡れてるじゃないか!」
慶が低い抑えた声で囁いた。
圭にしてみれば恥ずかしくてたまらない潤みを圭に伝えつつ、慶の指は淫肉の狭間に
侵入を果たした。
「うぐ!・・うぐぐ・・ぐぐぅ〜ッ!」
圭は首を振っていやいやをしながら、その快感に耐えた。
慶の指は確実に圭の急所をとらえ、脳天に突き抜けるような快感を送り込んでくる。


ああああッ!・・だめぇッ! 気持ちいい・・あああ・・・

頭の中の叫びは、ただ苦しげな呻きになるだけだ。
慶の中指が内部の急所を責めつつ、親指が勃起し始めたクリトリスの包皮の上から押
し揉む動きをしている。
ますます感じてしまった圭は、どうしようもなく足に力が入り両足を突っ張った。

ごつん!

また壁にぶつかったブーツが少し大きめの音を立てた。
きっと隣の人はびっくりしただろうな・・・と思った瞬間、慶の指でクリトリスを剥
き出しにされた。
一段と強く直接的な快感が全身を駆け抜けた。

だめ!・・・逝っちゃう!

ネカフェの狭いソファー席で、声も出せないまま指だけで逝かされてしまうなん
て・・・
その羞恥心がますます圭の官能を高めた。
体も感じていたが、脳がそれ以上に感じていた。
「もう、逝きそうなんでしょ!?…ああ、もうこんなにお汁を溢れさせて…」
慶が言葉で責め立てているのはわかる。
でも圭自身にもどうすることもできない。
圭は恥ずかしくて、ただいやいやをするように頭を振るしかなかった。
全身が鳥肌立っているのが自分でもわかった。
といきなり、圭の恥ずかしい割れ目に刺し込まれた慶の指が1本から2本に増えた。


え!?・・・あああ・・・慶ったらまさか・・・ここで?

蜜壺の内部の感じるポイントを探り当てた指の腹が、圭のGスポットをぐいぐい刺激
し、激しく掻き出すように動いた。
ぴちゃぴちゃぴちゃ・・・と高まる湿音・・・

やだ!・・だめ!・・出ちゃうぅぅッッ!・・噴いちゃうぅぅ〜ッッ!

と思っているうちに、圭の頭は真っ白になってしまった。
ぺちゃ!・・・ぺちゃ!・・・と音がして、自分の吐き出す潮がシートに噴きこぼれ
ているのがわかる。

ひぃぃ〜ッッ!・・・い、いいいいッッ!!!

「うぐぐぐぅぅ〜〜っっっ!・・うぐん・・ぐぐぐぅぅ〜ッッ!」
くぐもった呻きにしかならない悲鳴を圭は洩らしていた。
繰り返し訪れるアクメに気が狂いそうになった。
「ああ、ああ・・・こんなに噴いちゃって・・・ソファがもうびちょびちょだよ!」

慶に言われ、けだるい体を起こしてみるとソファの上に恥ずかしい水溜まりができて
いた。

ああああ・・やだ!・・わたしったら、こんなところでこんなにいっぱい噴いちゃっ
たなんて・・・恥ずかしい!><

そう思っていると、慶がティッシュでその恥ずかしい圭の体液を拭き取った。
1〜2枚で足りるような半端な量ではない・・・
すっかりきれいに拭き取るのに、慶は5枚ものティッシュを使ったのだった。
「さあ、今度は僕を気持ちよくして・・・」
慶はそう言うと、圭の口に丸め込んだショーツを抜き取り、ズボンのチャックを下ろ
し、ベルトも緩めて自ら下半身を剥き出しにした。
慶の股間から獰猛なペニスが聳え立った。
幹を右手でつかむと、圭はむしゃぶりつくようにそれを含んだ。
この前慶と愛し合ったのは、もう2週間も前…だからきっと溜まっているのだろう。

口の中の肉塊はぱんぱんに張りつめて硬かった。
しかも熱い!
圭は口中にその熱い肉塊を含んだまま、舌をいやらしく蠢かせた。
「あ、あああ・・・そ、そう・・・・上手だよ!・・・気持ちいい!」
低い声で慶が呻いた。
圭はますます慶の感じる部分を舌先でまさぐる。
雁のくびれを丹念に舐め回し、裏筋を舐め上げる。
唇を窄めて吸い上げる。
「あッ・・・はぁッ!・・あああ・・・」
慶がたまらないといった風情で身を捩る。

ふふ・・・さっきのお返しなんだから!

圭は心中秘かにほくそ笑むと、幹を握った手を上下に動かしながら、亀頭を口に出し
入れした。
じゅぶじゅぼ・・・と淫靡な音が狭いブースの中に響き渡る。
隣に聞こえてしまうかも・・と一瞬不安がよぎったけれど、走り出した淫らな動きは
もう止まらない。
「あ・・あああッ!・・圭ッ!・・だめだったら、そんなにしたら・・・」
慶の苦しげな声が、ますます圭のいたずらなS心をかきたてた。
喉いっぱいまで深くくわえ込み、舌で亀頭を愛撫する。
かと思うと、激しい勢いでペニスを出し入れする。
右手で雁首を扱き立てる。
慶の肉棒はどくどくと熱く脈打って、今にも破裂しそうだった。
「ああああッッ!・・・もう、ダメだったら!」
慶は低くそう叫ぶと、圭の顔を股間から引きはがし、パソコン台につかまらせて尻を
突き出させた。
ソファに膝立ちとなった慶は、床に立って尻を差し出す圭の割れ目に、漲り立つペニ
スを押し当てた。
「あんッ!」
思わず甘い叫びを発した圭・・・・
「しッ!・・・声を出しちゃダメだよ・・・」
そう言うと慶は一気に圭の女を後ろから刺し貫いた。
「あッ・・あああんッ!」
思わずまた、甘い叫びが洩れてしまう。
「こら!・・・だめだよ、我慢しなきゃ・・・」
そんなことを言われても、こんな場所で・・・
いくら入り口に目隠しをしたとは言え、いつ誰に覗かれてしまうかもわからないの
に・・・
こんな恥ずかしい格好で・・・
おちんちんを入れられてしまったら、声を出すなと言う方が無理だ。
その上慶は、大きく開いた胸元から手をねじ入れ、ブラをずらして乳房を剥き出しに
した。
ゆっくりと感じやすい胸を揉みしだかれる。
尖り立って敏感となった乳首を、くにゅくにゅと捻り上げられる。

ああああッ!・・そ、そんなしたら・・・どうかなっちゃうよぉぉ〜〜ッ!

心の中で叫びつつ、それでも圭は必死に快感に耐えた。
慶も昂奮しているのか、耳元で荒い息を吐きながらゆっくりとペニスを出し入れす
る。
「あ・・はぁんッ!」
また圭の声が漏れた。
「うう・・・我慢できないの?・・声、出ちゃう?」
慶が訊いた。
「う、うん・・・だって、なんかすごく恥ずかしいから・・・よけいに感じちゃっ
て・・・」
圭は素直に応えた。
「じゃあ、やめる?」
「あん・・・いや!」
「ふふ・・・逝きたいんだ!?・・そうだろ?」
「うん・・逝かせて!」
「声出ちゃうでしょ?・・周りにばれちゃうよ?・・いいの?」
「また、これで猿ぐつわして・・・」
圭はそう言って、湿りを帯び小さく丸まったショーツを慶に渡した。
「わかった・・・じゃあ、また我慢してね・・・」
慶はそう言うと受け取ったショーツを圭の口にねじ込んだ。
「うう・・ぐぐぐ・・・」
苦しげに呻いた圭だったが、激しくピストンを開始した慶に甘美な快感を次々に送り
込まれ、そんな苦しさをすぐに忘れた。
肉と肉のぶつかる音がしないように気を使いながら、でも激しく深く慶は突き抉って
くる。
じゅぼじゅぼ…肉の合わせ目で圭の愛液が泡立つ。

あああッ!・・いいッ!・・慶の・・慶のおちんちん・・気持ちいいッ!

「ふぐぅッ!・・うぐふぐ・・うぐぐ・・・」
声にはならない叫びを発しながら、圭は恥ずかしい姿勢で身悶えた。
ピストンに合わせ慶の手が乳房を揉み立てる。
乳首は指につままれている。
性器から・・・乳房から・・・乳首から・・・・
間断なく快感が送り込まれてくる。
耳元に吐きかけられる慶の荒い息・・・
それすらも圭には官能の紡ぎ糸だ。
やがて、快感の波が大きくせり上がり、圭の全てをさらってしまいそうになった。

ああああッ!・・逝っちゃう!・・ああ・・も、もう・・だめぇぇぇっっっ!

圭がそう思った刹那、
「ああああ・・圭!・・逝きそうだよ!」
慶もまた、そう耳元で囁いた。
「うんぐ・・うぐぐく・・・」
言葉にならなかったが圭は必死に頷いて、慶を促した。
一段と激しい抽送・・・
ぱんぱん・・と肉と肉のぶつかる音が響いてしまった。
でももう二人にはそれを気に止める余裕などない。
官能の絶頂に向かってひたすら肉と肉でせめぎ合う。

あああッ!・・逝くッッ!・・逝くぅぅ〜っっっ!!

「あうッ・・で、出るッ!」
慶は呻くと、圭の胎内に夥しい白濁を迸らせた。
その迸りを内奥に感じると同時に、圭も絶頂を迎えた。
「うぐぐぐぐぅぅぅ〜〜っっっ!」
慶のものを強烈に締め付ける圭の淫肉・・・
搾り取られ、ひくひく痙攣しながら萎えていく肉棒・・・
その微妙な動きにも感じてしまって、繰り返し体を痙攣させながら逝き続ける
圭・・・
慶はそんな圭の猿ぐつわを外し、
「どう?・・気持ちよかった?」
と訊いた。
恥ずかしげに圭は頷いた。
やがて結合を解いた二人は、ネットカフェのソファー席にどさりと座り込んで、互い
を見つめ合い、抱擁し、何度も熱いキスを繰り返すのだった。

おしまい…(*^_^*)

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