トルク
TORQUE
ワーナー・ブラザーズ
2004年アメリカ映画、84分
<ストーリー>
街を捨て旅に出ていた凄腕ライダー、フォードが帰ってきた。だが、彼を待ち受けていたのは、巧妙に張り巡らされた罠だった。凶暴なバイカーギャング、リーパーズのリーダーであるトレイには、彼の弟を殺した罪を被せられ、ヘリオンズのリーダー、ヘンリーからはドラッグ・ディーラーの濡れ衣を着せられていた。こうして八方塞がりとなったフォードは警察だけでなく、FBIにまでも追われる始末に・・・。 無実を証明し、再び自由を手に入れるため、フォードは一気に愛車のアクセルを全開にした!
<キャスト>
マーティン・ヘンダーソン、アイス・キューブ、モーネイ・マザー、ウィル・ユン・リー、ジェイ・ヘルナンデス、マット・シュルツ
<スタッフ>
監督:ジョセフ・カーン
製作:ニール・H・モリッツ
脚本:マット・ジョンソン
音楽:トレバー・ラビン
<レビュー>
なんかこれ映画ちゃうやん! もう漫画の世界やん! 映画自体は『ワイルド・スピード』のバイク版っていう感じ。だからバイクを奇抜で危険な乗り方で走らせてるのを延々と見せる映画に過ぎない。もうほんまにバイクだけ、だから俳優やらストーリーやらセリフやらなんかどうでもよかったわ。
冒頭からバイク炸裂、まあ予告編見た限りではしゃあないか、と思いつつ観てました。しかし先へ進むにつれてため息がでました(別の意味で)。肝心のバイクの映像がCGに頼り過ぎて、全然リアル感がなかった。だから全くハラハラせえへんし面白ない。
最後の女同士の戦いシーンではそっくりそのまんま『マトリックス』で、もうわけわからんわ。そんなんできるはずないやろ!いくらアクション映画でもそれはやったらあかんわ。あと最後のロスでのチェイスシーンは展開が速すぎて、最後に爆発が起こったことぐらいしかわからん。要するに何が起こってるのかわからなくて、臨場感もリアリティもまるで無し。監督のジョセフ・カーンはCMとミュージックビデオ出身らしいけど、まあ若手の映画っぽいわ。
とりあえずCGだけのアトラクション映画です、ただそれだけ。
<評価>
2点(満点10点)CGをがんばって作ったスタッフに。
<DVD>
特典
トレーニング・アニマティック (約2分),
トレイン・アニマティック (約2分),
ミュージック・クリップ LEAN LOW BY YOUNGBLOODZ (約4分),
隠しボタン,
オリジナル劇場予告編,
監督&キャストによる音声解説,
監督&スタッフによる音声解説
時間 約84分+約11分
色彩 カラー
面・層 片面2層
映像 16:9/LB
リージョン 2
字幕 日本語・英語・日本語吹替え用字幕・音声解説用字幕
音声 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
3:ドルビーデジタル/英語/(音声解説)
販売元 ワーナー・ホーム・ビデオ
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