スネーク・フライト
SNAKES ON A PLANE
ムービーアイ
2006年アメリカ映画、107分
<ストーリー>
ハワイのオフロードをバイクで走っていたショーンは、偶然、大物ギャングのキムが検事を殺している現場を目撃してしまった。目撃者を消すため組織の魔の手が迫るが、ショーンはFBIエージェント・フリンの助けで危機を脱する。そしてショーンはフリンの護衛のもとロスへと向かい、キムの悪事を証言することに。2人は民間の航空機へと乗り込むが、それを察知したキムは、航空機に“暗殺者”――大量の毒ヘビを送り込むのだった。
<キャスト>
サミュエル・L・ジャクソン、ジュリアナ・マーグリーズ、ネイサン・フィリップス、ボビー・カナヴェイル
<スタッフ>
監督:デヴィッド・R・エリス
製作総指揮:トビー・エメリッヒ
音楽:トレヴァー・ラビン
<レビュー>
自分の犯罪行為を見た目撃者を消そうと、テロリストが護送中の飛行機に大量のヘビを積みいれて機内をパニックに陥れる、というB級テイスト満載の航空パニックアクション。色んな種類のヘビが乗客に次々と襲い掛かっていく描写は、面白くもあり気持ち悪くもある。
オッパイを噛まれる女の人もいれば、チンチンを噛まれて死ぬ男やまぶたを噛まれる人もいる。とにかくヘビの襲い方がビジュアル的に面白かった。アナコンダが出てきたときはさすがに驚いたが、アナコンダが人を殺すシーンはやはり衝撃的だ。とりあえずヘビがリアルで良かったと思う。
しかしながら、全体的に中途半端な感じは否めなかったと思う。どうせなら主演のサミュエルがヘビと戦うシーンがもうちょっとあっても良かったのでは?? ヘビに襲われるばかりで中途半端に映画が終了した感じがする。そこらへんはストーリーの問題だろう。飛行機がヘビのせいで操縦機能を失ったり、窓が破れて吸い出されたり、という航空パニックのツボは押さえているが、そこにヘビという恐怖設定があまり絡まっていない感じがする。個人的には飛行機の中で映画「アナコンダ」が上手く繰り広げられていたら良かったなぁ、と思う。まあこれに関してはどうでもいいけど。
笑いもあり、ハラハラさせるシーンもありで、まあまあ楽しめるとは思う。でもB級テイストがあるハリウッド映画かと思ってたらヘビのリアルさ以外はただのB級映画だった気がするなぁ。ヘビ嫌いな人には少々きついほどヘビがわんさか出てくるので、ご注意を。
<評価>
5点(満点10点)
特典
オーディオコメンタリー
未公開シーン、
NG集、
メイキング
隠しコマンド、
US版予告編集&スポット集、
日本版予告編集&スポット集
時間 106分+45分
色彩 カラー
面・層 片面2層
映像 16:9/LB
リージョン 2
字幕 日本語・日本語吹替え用字幕・音声解説用字幕
音声 1:ドルビーデジタル/6.1chサラウンドEX/英語
2:ドルビーデジタル/6.1chサラウンドEX/日本語
3:ドルビーデジタル/ステレオ/英語/(音声解説)
販売元東宝
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