シークレット ウィンドウ
SECRET WINDOW
ソニー・ピクチャーズ
2004年アメリカ映画、96分
<ストーリー>
人気作家モート・レイニーの前に、謎の男シューターが現れた。男は自分の小説が盗作されたと言い、覚えのないモートにつきまとう。やがて、シューターの姿を見た者や正体を探る者が、次々と命を落とす。ただ一人、モートを除いてー。
<キャスト>
ジョニー・デップ、ジョン・タトゥーロ、マリア・ベロ、ティモシー・ハットン、チャールズ・S・ダットン
<スタッフ>
監督、脚本:デヴィッド・コープ
原作:スティーブン・キング
音楽:フィリップ・グラス
<レビュー>
ジョニー・デップは最近出演作が増えてきたな〜。でもこの映画ははっきり言ってあんまり面白くないわ。
やっぱり脚本自体がおもんないと思う。ありがちなストーリーやし、ハラハラしませんわ。思ったことはまず、オープニングで、妻の浮気現場に突入するところが後のさまざまな事件とどう関わっていくのかがいまいちよくわからない。そのくせにやたらと浮気現場のシーンを入れるからなぁ。劇中の"秘密の窓"も、ストーリー自体にはあまり関係ないし、存在意義があまり無いように思われるんですけど。
一番気に食わなかったのがラストです。とりあえずよくわからん・・・(焦)。最後奥さんとその恋人がどうなったのか・・・。また、最後のオチも半ばぐらいでわかってしまう、しょーもないものですわ。シューターがモートの作り出した幻影だとは途中でわかるけど、小説のラストを変えるためになんでわざわざ幻影作らなあかんねん! どんでん返しはいいけど、スッキリいくやつにしてもらわないと、気持ち悪くなりますねん。
デヴィッド・コープは「宇宙戦争」、「パニック・ルーム」まで、話題作の脚本を書いてるけど、最近面白くないやつばっかりやん! スティーブン・キングの原作を映画化するのはいいけど、これじゃあねぇ・・・。
ジョン・タトゥーロの演技はかなり怖かったねぇ。狂気に走る異常者って感じがよく出てた。まあジョニー・デップも、シューターを演じるシーンの演技はよかった。ジョニー・デップって普段いいものの役だから、時にこんな悪者の役をやらせると結構怖いもんやねぇ。
まああんまり面白くない映画でしたわ・・・(特にストーリーが)。
<評価>
5点(満点10点)
<DVD>
特典
デヴィッド・コープ監督による音声解説,
未公開シーン,
メイキングドキュメンタリー集,
アニマティクス,
オリジナル劇場予告編集
時間 96分+特典映像
色彩 カラー
面・層 片面2層
映像 16:9/LB
リージョン 2
字幕 日本語・英語
音声 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
販売元ソニー・ピクチャーズ
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