プリティ・ウーマン
PRETTY WOMAN
ブエナ・ビスタ・インターナショナル・ジャパン
1990年アメリカ映画、119分
<ストーリー>
実業家のエドワードは、ふとしたきっかけでヴィヴィアンという娼婦と出逢う。”ウォール街の狼”として知られる仕事一筋のエドワードにとって、無邪気なヴィヴィアンとの出会いは新鮮だった。彼女にとっても、彼の住む世界は見たことのない眩しいものだった。2人は、一週間だけのパートナーとして契約を結び、一緒に暮らしはじめる。娼婦からトップレディへと変貌するヴィヴィアン。彼女との生活は、エドワードの心に変化をもたらした。やがて、互いに惹かれあうことに気づくが、同時に2人の住む世界があまりにも違いすぎていることにとまどいを感じはじめるのだった・・・。
<キャスト>
リチャード・ギア、ジュリア・ロバーツ、ジェイソン・アレクサンダー
<スタッフ>
監督:ゲイリー・マーシャル
製作:アーノン・ミルチャン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
<レビュー>
今年(2005年)はラブ・ストーリーの名作、「プリティ・ウーマン」が製作されてから15年。というわけで「プリティ・ウーマン」を久しぶりに観ました。
ストーリーは現代版「シンデレラ」。あるコールガールがビジネスマンと運命的な出逢いをし、魅かれあっていく、というもの。そういうシンデレラ・ストーリーに多くの女性が共感し大ヒットしました。リチャード・ギア演じるビジネスマンは仕事一筋で妻、恋人をほったらかしにするような人間。そこで今回ジュリア・ロバーツ演じるコールガールと出逢い、真実の愛とは何かを教えられ成長していきます。まじめなラブ・ストーリーでもなく、コミカルな部分もそこそこあって、ストーリー的にはとても観やすくなってます。ホテルの支配人、コールガールの友達などの他の登場人物も良いトッピングとなって物語に奥行きを与えています。
まあでも最後のエンディングは自分的にはちょっと物足りない気がするかなぁ・・・。別れた後の描写が少なくて、別れてすぐにまた迎えに来たからちょっと展開が早い気がしました。つまり僕的には別れた後のつらさを表すシーンがもうちょっと欲しかったかな。まあでもリチャード・ギアがリムジンに乗って迎えるラストシーンはロマンチックでよかったけどね。
それにしてもリチャード・ギアはかっこええね!ダンディな大人の良いお手本ですわ!ジュリア・ロバーツはこの頃が一番かわいいなあ。いかにもプリティ・ウーマンだね。でも今のジュリア・ロバーツって唇がでかくて(ほっとけや!)あんまり美人に思えないんですがどうですかね?
主人公のビジネスマンは企業買収のスペシャリスト。皮肉にも今年は日本では企業買収騒動が起こり、問題になりました(例:ホリエモン、三木谷社長など)。アメリカでは普通のことでしょうが、日本では未だになかった敵対的買収。この映画では結局提携という状態に落ち着きましたが、やっぱり敵対的買収は多くの敵を生みます。実際ホリエモンもフジテレビとの業務提携をすることになりました。しかしこれを書いてる時(2006年1月23日現在)、とうとうホリエモンが逮捕されました!やっぱりしないほうがいいっていう事ですかね。
最後は関係ない話になりましたが、とりあえずこの映画は本当の愛とは何かを教えてくれる、ロマンチックなラブ・ストーリーです。僕もこんなロマンチックな恋がしてぇなぁ、とはいうものの全く彼女ができない今日この頃です(トホホ・・・)。
<評価>
7点(満点10点)
<DVD>
特典
監督による音声解説,
NGシーン集,
打ち上げパーティー,
“プリティ・ウーマン”のロケ地ツアー,
“プリティ・ウーマン”の魅力
ミュージック・クリップ♪ワイルド・ウイメン・ドゥ/ナタリー・コール
時間 約120分+特典映像
色彩 カラー
面・層 片面2層
映像 16:9/LB
リージョン 2
字幕 日本語・英語・日本語吹替え用字幕
音声 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/日本語
販売元ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
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