ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女
THE CHRONICLES OF NARNIA:
THE LION, THE WITCH AND THE WARDROBE
ブエナ・ビスタ・インターナショナル・ジャパン
2005年アメリカ映画、140分
<ストーリー>
空き部屋の“衣装だんす”の中を通り抜け、神秘の国<ナルニア>に踏み入ったペベンシー家の4人の子供たち。この国は、白い魔女の支配により、100年の冬に閉ざされてていた。やがて子供たちは<ナルニア>の運命が自分たちの手に託されていることを知り、壮大な冒険を繰り広げていく。
<キャスト>
ジョージー・ヘンリー、ウィリアム・モーズリー、スキャンダー・ケインズ、アナ・ポップルウェル、ティルダ・スウィントン、ジム・ブロードベント
(声)リーアム・ニーソン、ルパート・エベレット
<スタッフ>
監督・脚本・製作:アンドリュー・アダムソン
脚本:アン・ピーコック
原作:C.S.ルイス
音楽:ハリー・グレッグソン・ウィリアムズ
<レビュー>
世界中で愛されている名作ファンタジー「ナルニア国ものがたり」が映画化されたということで早速観に行った。しかし僕はこの「ナルニア国ものがたり」なんて全く聞いたことが無くてどんな話なのかも知らず、ほとんど前知識なしで観た。
やはり小さな子供に愛されているということで、ストーリーはかなり簡単。ただアドベンチャーの要素はきっちり押さえていて、大人が観てもなかなかハラハラさせられる。やはり原作を読んでいたらまた違った面白さもあるかもしれない。ただ僕は全く原作について知らないので(恥ずかしながらそもそも名前すら知らなかった。)、映画が原作に比べてどういうものなのかはわかりません。
「ロード・オブ・ザ・リング」とかなり感じが似ているが、それはやはり撮影場所が両方ともニュージーランドで、CG製作も「ロード・オブ・ザ・リング」のSFX工房 WETAが担当しているからか。そのWETAが作ったさまざまなキャラクターが結構リアルで可愛い。特にしゃべるビーバーやキツネ、ライオンのアスランがリアル。またCGのキャラクターだけでなく、ティルダ・スウィントン演じる氷の魔女も存在感たっぷりで印象深いです。
はっきり言ってこの映画は子供っぽく簡単すぎて俺にはちょっと満足がいかない。ただファンタジーの好きな人には本当に楽しい映画だと思う。「ロード・オブ・ザ・リング」と比べられやすいけど、「ロード・オブ・ザ・リング」はストーリーが重厚な分僕は好きです。それは人の好き好きかな。
すぐに第2弾が出るそう。子供っぽかったとはいっても、それはそれで楽しみかな。
<評価>
7点(満点10点)
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