ミッション:インポッシブル
MISSION:IMPOSSIBLE
UIP
1996年アメリカ映画、110分
<ストーリー>
東欧で展開されたスパイ組織IMFの作戦は情報漏れのために失敗に終わる。多くの仲間を失ったイーサンは、これがIMF内の裏切者を見つけ出すための作戦だと言うことを知るが、その疑いは自分にかかっていた。真実を暴くために、死んだリーダー、ジム・フェルプスの妻クレアと連絡を取るイーサン。彼は、元CIAのクリーガーと天才ハッカーのルーサーを新たなメンバーに加え、大胆不敵にもCIA本部への潜入を試みる……。
<キャスト>
トム・クルーズ、エマニュエル・ベアール、ジョン・ヴォイト、ジャン・レノ、ヴィング・レイムス、ヴァネッサ・レッドグレイブ、クリスティン・スコット・トーマス
<スタッフ>
監督:ブライアン・デ・パルマ
製作:ポーラ・ワグナー、トム・クルーズ
脚本:デヴィッド・コープ、スティーブン・ザイリアン
音楽:ダニー・エルフマン
視覚効果:ILM
<レビュー>
あの名作TVドラマ「スパイ大作戦」がトム・クルーズ主演でリメイクされた。世界を股にかけて行なわれるイーサン・ハントの巧みなスパイ活動を、派手なアクションを交えて描いた。
監督はサスペンスの巨匠、ブライアン・デ・パルマだけあって、ストーリーはヒネリがあって面白かった。またデ・パルマらしい伏線やカット割りが今回も冴え渡っている。ラストのどんでん返しも悪くない。とりあえずイーサン・ハントの知的なスパイ活動はカッコ良かった。
今回凄かったのはアクション・シーン。CIA本部に乗り込んで、ロープで吊られながらファイルを抜き出すシーンは今や名シーンとなっている。またラストのTGVでのアクション・シーンは手に汗握るもので面白かったと思う。でもヘリコプターの爆発でイーサンが飛ぶのは意味が不明だった。
007とはまた異なる、華麗で人間的なスパイの活動は新鮮で面白かった。あの古典的なメイン・テーマが今回の知的なイーサンのキャラに良く合っていたように思う。
<評価>
7点(満点10点)
<DVD>
特典
偉大なるミッション-40年間の軌跡
ミッション:爆発の技
ミッション:国際スパイ博物館
ミッション:我々の中のスパイ
ミッション:列車をつかまえろ
エージェント・ファイル (静止画)、
映画での輝き:クルーズ、
スタンリー・キューブリック・ブリタニア賞 受賞スピーチ
MTVムービー・アワード 受賞スピーチ、
劇場予告編、
特報&予告編
TVスポット(9バージョン)、
フォトギャラリー、
M:I III 特報
時間 110分
色彩 カラー
面・層 片面1層×2
映像 16:9/LB
リージョン 2
字幕 日本語・英語・日本語吹替え用字幕
音声 1:ドルビーデジタル/5.1chサラウンド/英語
2:ドルビーデジタル/サラウンド/日本語
販売元パラマウント・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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