リビング・ウィル、尊厳死の宣言書 とは?
回復の見込みのない場合の延命措置の拒否など、自らの最期のあり方をあらかじめ決めてその意思表示を書いた文書を「リビング・ウィル」といいます。
もとはアメリカで作られた造語で、直訳すると「生前の意志」という意味です。
リビング・ウィルは公正証書にすることもでき、この場合は「尊厳死宣言公正証書」と呼ばれます。
どちらも書面として残しておくことで、自分の意識がなくなったときでも、ご家族や医師が患者本人の意思を尊重した治療方針をたてることができるというものです。
リビング・ウィルなどの意思表明がない場合、医師は回復の見込みのない治療を続けるかという最終的な判断をご家族に求めますので、ご家族は苦渋の決断を迫られます。
ご家族が、「延命措置をする」「回復の見込みがないなら延命措置はしない」という、
どちらの道を選んだとしても、あとに残されたご家族が自分の選択に責任を感じて、後悔し続ける事態にもなりかねません。
ご家族の心理的負担を軽くするためにも、ご自分の決断を示しておくことが大切です。
また、日頃から終末期医療についてご家族で話し合って、自分の考えを伝えておきましょう。
またリビング・ウィルを作成した場合には、いざという時にご家族がリビング・ウィルを医師に提出できるよう、作成した旨と共に保管場所も伝えておきましょう。

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