【イーデン・フィルポッツ作品リスト】


[シリーズ探偵] ★エイヴィス・ブライドン ☆ジョン・リングローズ

[長篇]
1. The End of a Life (1891)
2. A Tiger’s Cub (1892)
3. The Sinews of War (1906) [米題 Doubloons] ※アーノルド・ベネットとの合作
4. The Statue (1908) ※アーノルド・ベネットとの合作
5. The Three Knaves (1912)
6. The Master of Merripit (1914)
7. Miser’s Money (1920)
8. The Grey Room (1921) 『灰色の部屋』 橋本福夫訳 創元推理文庫
9. The Red Redmaynes (1922) 『赤毛のレドメイン家』 宇野利泰訳 創元推理文庫/安藤由
   紀子訳 集英社文庫/他

10. A Voice from the Dark (1925) 『闇からの声』 橋本福夫訳 創元推理文庫 
11. The Marylebone Miser (1926) [米題 Jig-Saw] 『密室の守銭奴』 桂英二訳 別冊宝石
   29号 「E・フィルポッツ篇」
 絶版 ※極端な抄訳『守銭奴の遺産』 木村浩美訳 論創社
12 .The Jury (1927)
13 .“Found Drowned” (1931) 『溺死人』 橋本福夫訳 創元推理文庫
14. A Clue from the Stars (1932)
15. Bred in the Bone (1932)
16. The Captain’s Curio (1933)
17. Mr. Digweed and Mr. Lumb(1933)
18. A Shadow Passes (1933)
19. Witch’s Cauldron (1933)
20. The Wife of Elias (1935)
21. Physician, Heal Thyself (1935) [米題 The Anniversary Murder] 『医者よ自分を癒せ』
   宇野利泰訳 ハヤカワ・ミステリ

22. A Close Call(1936)
23. Lycanthrope: The Mystery of Sir William Wolf (1937) 『狼男卿の秘密』 桂千穂訳 国書
   刊行会 〈ドラキュラ叢書7〉
絶版
24. Portrait of a Scoundrel (1938) 『極悪人の肖像』 熊木信太郎訳 論創社
25. Monkshood (1939)
26. Awake Deborah ! (1940)
27. A Deed Without a Name (1941)
28. Ghostwater (1941)
29. Flower of the Gods (1942)
30. They Were Seven (1944)
31. The Changeling (1944)
32. There Was an Old Woman (1947)
33. Address Unknown (1949)
34. Dilemma (1949)
35. George and Georgina (1952)
36. The Hidden Hand (1952)
37. There Was an Old Man (1959)

ハリントン・ヘクスト名義
38. Number 87 (1922)
39. The Thing at Their Heels (1923) 『テンプラー家の惨劇』 高田朔訳 国書刊行会 〈世界
   探偵小説全集42〉

40. Who Killed Diana ? (1924) [米題 Who Killed Cock Robin ?] 『誰が駒鳥を殺したか?』
   小山内徹訳 別冊宝石87号 「フィルポッツ&傑作中篇集」/創元推理文庫
 ※いずれも
   版
。邦訳はフィルポッツ名義だれがコマドリを殺したのか?』 武藤崇恵訳 創元推理文庫
41. The Monster (1925)『怪物』 宇野利泰訳 ハヤカワ・ミステリ

[中短篇集]
42. My Adventure in the Flying Scotsman: A Romance of London and North-Western
   Railway Shares (1888) ※表題の中篇のみ収録
43. Loup-Garou ! (1899)
44. Fancy Free (1901)
45. The Transit of the Red Dragon and Other Tales(1903)
46. The Unlucky Number (1906)
47. Tales of the Tenements (1910)
48. The Judge’s Chair (1914)
49. Black, White, and Brindled (1923)
50. It Happened Like That (1928)
51 Once Upon a Time (1936)

[邦訳短篇]
Three Dead Men 「三死人」 宇野利泰訳 (創元推理文庫 『世界短編傑作集4』 所収)
Peacock House 「孔雀館」 三谷光彦訳 (「ヒッチコックマガジン」 1963年2月号)
The King of Kanga 「カンガの王様」 永井淳訳 (「宝石」 1961年3月号)
The Iron Pineapple 「鉄のパイナップル」 宇野利泰訳 (創元推理文庫 『探偵小説の世紀/上』
   所収)

Prince Charlie’s Dirk 「チャリイの匕首」 訳者不詳 (「新青年」 1929年夏季増刊)
Peters, Detective 「探偵ピーターズ」 東野さやか訳 (「ミステリマガジン」 2004年6月号)

[ミステリ以外の邦訳長篇]
The Lavender Dragon (1923) 『ラベンダー・ドラゴン』 安田均訳 ハヤカワ文庫FT

フィルポッツ作品全体は厖大な数にのぼるので、ここではミステリ作品に限ってリストアップした。なお、『テンプラー家の惨劇』 解説でも触れられているように、フィルポッツにおけるミステリ作品の範疇は、資料によってかなり異同がある。ここでは同解説にならって Twentieth-Century Crime&Mystery Writers のリストに準じた。


【フィルポッツ/へクスト論】

井上良夫 『探偵小説のプロフィル』(国書刊行会) ※フィルポッツ紹介の先駆者による 『赤毛のレドメイン家』 『怪物』 レビューや、訳書 『赤毛』 『闇からの声』 序文などを収録。
江戸川乱歩赤毛のレドメイン一家」 (『鬼の言葉』)/「フィルポッツの「極悪人の肖像」」 (『幻影城』)他 ※その井上良夫から原書を借りて、『赤毛』 にすっかり魅了された乱歩は、各所でフィルポッツについて触れている。「万華鏡は最後の絢爛たる色彩を展開する」 云々の熱烈なフィルポッツ讃は、創元推理文庫版の扉頁にも引かれ、多くのミステリ・ファンの胸を熱くしてきた。
都筑道夫 「ハリントン・ヘクスト」 (『死体を無事に消すまで』 晶文社)
瀬戸川猛資 「史上に残る名犯人小説―― 『赤毛のレドメイン家』」 (『夜明けの睡魔』 創元ライブラリ)
石上三登志 「誰が 「駒鳥」 を忘れたか?」 (「創元推理21」 2002年夏号)
真田啓介 「フィルポッツ問答」 (『テンプラー家の惨劇』 解説)

 

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