説明・毒舌
織田信長というと、「桶狭間」以降に活躍したと思っている方が 大半だと思われます。
ところが、「桶狭間」は26歳の時の事なんですよね。
人間の人生を考える上で、
「26から経験したことと、26までに経験したこと」、
どちらが凄いと思いますか?
私は、明らかに26までに経験したことだと思います。
>では、なぜ「桶狭間」以前のことを書いた小説が あまり無いのでしょうか?
それは、実は“資料が殆ど無い”からです。
超一級資料である、
「信長公記」(しんちょうこうき) や「武功夜話」(ぶこうやわ) ですら、
確証がないためです。
そこで、私は思いました。
『無いからこそ、小説にして面白いのでは!!』って。
だから、少ない資料かき集めて、想像力を働かせて、、、
それが「常世物語」の3部から5部なわけです。